京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

陸上競技部

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《陸上競技部》富士山女子駅伝 過去最高5位で入賞

 12月30日に富士宮市で富士山女子駅伝が行われ、過去最高の5位で入賞を果たした。

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 閉会式で笑顔を向ける棚池と橋本

 現チームで出場する最後の駅伝大会。10月28日に行われた杜の都駅伝では、2年ぶりのシード奪還、6位入賞を果たすも悔し涙をまぶたに溜めていた。シードはとって当たり前、目標の5位以上にも届かない現状に満足はできなかった。
 杜の都駅伝から約2ヶ月。記録会で結果を残し着々と自信をつけていたランナーたち。富士山駅伝には目標は3位以上と強気の姿勢で臨んだ。

 1区を走るのは1年生の安田萌加。杜の都駅伝ではアンカーを務め着実に実力をつけてきた。浅間大社を周回する1区は4,1kmと距離は短いものの20mの上り下りがあるコース。安田は先頭集団に位置をつけ、最初の1kmは3:13と好ペースでレースを進めた。しかし約2km地点から先頭集団を離脱し、15位でタスキを繋いだ。

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スタート直後の安田

 2区でタスキを受けたのは3年生の橋本奈津。2区は富士宮市から富士市へ入る高低差 98mの長い下り坂のあるコース。「1人1人抜こうと思って走り出した」とレース後に話すように落ち着きを持って走り出した。後半に失速はしたものの11人抜きを演じ4位で3区にタスキを繋いでエースの役割を果たした。

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2区で11人抜きを果たした橋本

 3区4区はどちらも距離の短いスピード区間。3区を走るのは全国初出場の1年生堀尾咲月。4区を走るのは復帰まもない2年生の八木あかり。3区で4つ順位を落とし4区で13位まで後退するも、稲原監督は「想定内の結果。頑張ったと思う」と両選手をたたえた。

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h橋本からタスキを受けた3区の堀尾

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4区を走り出す八木

 エースランナーが集う5区を走るのは4年生の棚池穂乃香。1位から2:09差の13位でタスキを受け取った棚池は最長10,5kmの区間を走り抜ける。4,64km地点では6人抜きを果たし7位に。さらには4,93km地点で日本体育大学を追い越して6位に浮上。5,9km地点で長い上り坂になるもスピードを落とすことなく突き進んだ。タスキを受けた時点で松山大学とは1:07という差があったが、7,05km地点で7秒差に縮め着実にレースを進める。8,09km地点では9人抜きを果たして4位に浮上。結果9人抜きを果たしチームに勢いをもたらした。

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9人抜きを果たした棚池

 6区を走るのは3年生の信岡桃英。4位でタスキを受けた信岡は順位を一つ下げるも5位の順位をキープ。区間3位でアンカーの安井にタスキを繋いだ。最終7区の安井佳苗は5位の順位をキープして過去最高の5位という順位でレースを終え見事入賞を果たした。

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アンカーの安井にタスキをつなげる信岡

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5位でゴールした安井

リザルト
1区(4,1km) 安田萌加 13:22 総合15位
2区 (6,8km) 橋本奈津 21:24 総合4位
3区(3,3km) 堀尾咲月 10:48 総合8位
4区(4,4km) 八木あかり 15:35 総合13位
5区(10,5km) 棚池穂乃香 34:44 総合4位
6区(6,0km) 信岡桃英 20:26 総合5位
7区(8.3km) 安井佳苗 30:40 総合5位

稲原監督
「今回はシード権がないから選手たちにはチャレンジしろと言ってきた。仙台のとき同様、層の薄さがチームの課題だった。そこをカバーできたら上位3チームに入れる。克服できるようにやっていくしかない。安田、堀尾、安井に関しては想定内の結果。八木は練習復帰して間もなかったけど頑張った。棚池、橋本、信岡は力があるから前後がしっかり繋ぐことができればよくなる。主力に頼りすぎているところがあるから各人、故障者も含めて鍛えていかないと。当面はユニバーシアード5000mを橋本に、ハーフマラソンを信岡に狙わせるつもり。信岡はハーフがだめでも3000m障害で。関西インカレは3年連続で全種目制覇したいけど、棚池が抜ける穴は大きいかな。安田と安井が2人で棚池の穴を埋めてくれたら。今回は経験を積ませるために1年生を4人起用した。その中で5位に入れたのはよかった。走れなかった若井も力はあるし、嶌岡も早く怪我を治してもらって中間層のレベルアップを図りたい」

橋本奈津選手
「1人1人抜こうと思って走り出した。前回大会で立命館の佐藤成葉ちゃんが作った区間記録の更新を狙っていて3分5秒くらいで押して行こうとしたけど、前に他のチームの選手がいてとばしすぎて、後半の上りで失速してしまった。総合順位で学生選抜に5秒負けたのは自分が妥協してしまった分。上りで失速したことが佳苗にまで響いてしまった。けれど、チャレンジできたことは良かった。今年は去年より走れるレースが増えたし、走れることに感謝。来年はしっかりと結果を残したい。1つずつ勝っていくつもりで。ユニバーシアードに出ても全日本インカレで勝たないと意味がないし、ユニバーシアードに出れなくても全日本インカレは勝ちたい。疲労も出てくると思うけどしっかり調子を合わせたい。穂乃香先輩はチームがどんな状況でも優勝したいと言っていた。穂乃香先輩とする最後の駅伝は楽しかった。最後は2人揃って区間賞を取りたかった」

棚池穂乃香選手
「思っていたよりも体が動いていい走りだった。みんながいい感じで走っていたので走りやすかった。(仙台以降)距離を走ってきた。それもあって今日も不安はなかった。あと2秒で区間新、区間賞だったのでそこは悔しい。負けたくないという気持ちある。今日も名城の加世田や大東の関谷な負けたくないと思っていた。
(5位という結果について)過去最高順位なので強くなっているという証拠。来年はもっと上を目指して欲しい」

八木選手
「ずっと走りたいと思っていた。走れて嬉しいという気持ち。課題しかないが、怪我明けということもあってどんどん抜かされてしまった。悔しい思いしかない。足も動かなかった。来年は全日本も富士山も走って結果を残したい。そのために練習をしっかりやっていきたい」

安田選手
「先輩に最後まで助けてもらう形になった。後半はしっかり走れなかったという感じ。1年生なのに1区を走らせてもらったのは本当に嬉しい。気温も高かったのでコンディション面では問題はなかった。
アンカーの時は最後まで緊張して終わったけれど、今回は走り終わった後に、『もう少し走れたんじゃないか』という気持ちが出てくる。走る前は緊張半分楽しさ半分という感じだった。どんな除隊状態も今出せる力を100%出すということが今回の課題」

信岡選手
「(棚池選手から)勢いをもらって走り出すことができた。今回の区間順位は良かったけれどタイム差があるので上のレベルとは差があると感じた。もっと高めていきたい。去年も万全じゃなかったから、良い状態に持って行ってしっかり走ろうと思った。最低限の走りはできたと思う。自分的には抜かされて悔しい気持ちもあったけれど最後は笑顔でいようと決めてた」

堀尾選手
「今日は穂乃香さんの最後の駅伝だったので、穂乃香さんが楽しんで走れるように一歩一歩踏みしめて走ろうと思った。橋本さんが想定よりいい位置で持ってきてくれて、その分動揺した。
(今シーズン)故障があったぶん、走れていなかった。
(走り終わった今は)まだ出し切れていない感じ。
(今年は)ずっと走りこめていないので、来年はトラックもロードも一試合一試合しっかりやっていきたい」

安井選手
「全日本で6番という悔しい結果に終わった。リベンジとしての試合だったが、区間順位も納得いくものではなかった。(理由としては)坂が後半すごく長く、自分は長さに関して準備が出来ていなかった
(初めての富士山駅伝だったが、)沿道の応援がすごく、最後まで頑張ることができた。
坂道対策は特にしたわけではなかったが、夏合宿でここよりすごい坂を上っていたので心構えはできていた。
(今年は大学陸上の初めてのシーズンだったが、)
高校時代に全国大会の経験がなかったが、大きく成長できた。(来年は)個人としてもチームとしてももっと上に行きたい」

《陸上競技部》京都駅伝、2年連続悔しい準V

第85回京都学生駅伝競走大会が12月2日、京都洛北地域で行われた。京産大は2年ぶりの優勝を狙ったが、立命大の後塵を拝し、2年連続の準優勝となった。

西川
西川がフィニッシュ

全日本予選会、出雲駅伝、全日本大学駅伝、丹後駅伝ここまでの長距離の大会すべてで立命大に先を越された。京都駅伝だけは負けられない。2年ぶりの優勝を目指してスタートラインにたった。

1区を任されたのは丹後駅伝で1区2位の実績がある浦田。ここで立命大と互角に渡り合い、2区以降でトップに立ってリードを奪う狙いだった。しかし、浦田が第一中継所に入ってきたのは立命大から24秒遅れの5番目。予想外の出遅れだった。続く2区の宮下は2年ぶりに同区間を走り、区間2位。立命大との差を詰めてエース上坂にタスキをつないだ。3位でタスキを受けた上坂。先頭の立命大との差は20秒と逆転が期待されたが、立命大の辻村も実力者。さらに連戦による疲労で差を広げられてしまった。4区の市川が区間賞の走りで立命大に7秒差まで詰め寄ったが、5区で再びリードを許してしまう。アンカーの西川が懸命に前を追ったが、9秒及ばず2位でフィニッシュ。またしても立命大に先を越され、悔しさが残るレースだった。

浦田、宮下
浦田から宮下へタスキリレー

上坂
エース上坂最後の駅伝

市川
市川が大学初の区間賞獲得

稲垣
稲垣は先日の記録会で29分台に突入

それでも来年度に向けて明るい話題も見えた。全日本を走ることが出来なかった宮下が復調し、3年生以下も実力をつけてきた。12月15日に行われた記録会では10000㍍で宮下と稲垣が29分台に入ると出場した3年生以下全7人が30分台でフィニッシュ。船阪も5000㍍で14分台の自己ベスト。4年生の卒業により、戦力ダウンが懸念されたがその穴を十分に埋めることが出来るような活躍ぶりを見せた。

黒川、北沢
黒川から北澤へ

畠中
中距離出身の畠中が最長区間を任された

大川
一般入部の大川が駅伝デビュー

船阪
船阪も駅伝デビューを果たした

坂口
好走を見せた坂口

新主将には宮下朝光が選ばれ、目指すのはメリハリあるチーム。もう一度強い京産大の復活を目指し、チーム一丸となって戦っていく。
宮下
宮下を中心に再び関西で戦えるチームへ

集合


記録(オープン参加込み)
Aチーム
1区(8.1㌔) 浦田昂生(1年)24分32秒 区間5位 通過4位
2区(5.2㌔) 宮下朝光(3年)15分16秒 区間2位 通過3位
3区(8.1㌔) 上坂優太(4年)23分56秒 区間2位 通過2位
4区(5.2㌔) 市川佳孝(2年)15分30秒 区間1位 通過2位
5区(6.6㌔) 稲垣雄二(2年)19分52秒 区間2位 通過2位
6区(7.2㌔) 西川和希(4年)21分42秒 区間1位 総合2位

Bチーム
1区(8.1㌔) 黒川大輔(3年)24分51秒 区間7位相当 通過7位相当
2区(5.2㌔) 北澤涼雅(1年)15分45秒 区間5位相当 通過7位相当
3区(8.1㌔) 畠中択実(2年)24分53秒 区間3位相当 通過6位相当
4区(5.2㌔) 大川 駿(1年)16分00秒 区間4位相当 通過5位相当
5区(6.6㌔) 船阪圭市(2年)20分45秒 区間5位相当 通過6位相当
6区(7.2㌔) 坂口博基(1年)22分09秒 区間3位相当 総合5位相当

コメント
日下聖也前主将
「優勝を狙っていた。前半で差がなかったら後半で巻き返せると思っていた。プラン通りだったけど出来れば市川でリードしていたかった。この1年間、キャプテンをやってみて色々感じた。これでよかったのかと思うところもあるけどそこは宮下に伝えていけたら。みんな文句を言わずに自分についてきてくれた。仲は良かったけど、それゆえに甘さもあったのかなと。4年間、走れた時も走れなかった時もあった。4年目は走れなくて苦しかったけど、やり遂げたことは今後の人生に活かしたい」

宮下朝光新主
「去年はこの大会を走れなくて2年ぶりの京都駅伝。2年前と同じ、3秒差で区間賞を逃した。今年は区間賞と思っていたから区間2位で悔しい。課題が残るレースだった。京都駅伝は優勝が出来た。2位ということは今年1年の流れが悪かったということ。実力不足、準備不足。下の学年から任命されて新キャプテンになった。来年1年間引っ張るうえで、4回生の自覚を持った行動をしたい。2,3回生の時からキャプテンをしたいと思っていたから安心した。自分が入ってから、毎年のようにチームの雰囲気が変わる。仲がいいけど、切り替える時は切り替えることが出来るメリハリのあるチームにしたい。エースの上坂さんにタスキをつなげたことは嬉しい。このチームは大好きだった。このチームで駅伝が出来たことは僕にとって来年に繋がる」
上坂優太
「今年は出雲駅伝があった分、京都駅伝までに少し疲れてしまっていた。4年間は長いようで短かった。前半は走れなくて、後半に走れるようになって努力をしたら走れることを実感した。諦めなかったら走れることを後輩たちに伝えていけたら。チームとしても悪くなかったし、4年間で一番いいチームだった」

西川和希
「区間賞を取れるとは思っていなかった。最後はもうちょっと行きたかったけど逃げられた。追いついている手応えはあったけど。4年間、あっという間と言えばあっという間だった。他のチームよりも距離を踏んでいるからタイムが出れば自信につながる。ここで練習すればタイムが出る。いいお手本(上坂)がある。チーム内だけじゃなくて広い世界を見て上を目指してほしい」

井本景
「1年の時は力がなかったけど4年では戦力になれた。満足出来たとは言えないけど成長は実感できた。1年はずっと下のチームで2年で走れるようって、3年ではケガ。4年になって走れたから最後は良かった。最後もチームの一員として戦えた。今の4年はみんな仲が良かったし、4年間で絆が深まった。色んなことがあったけど、支えあってこれた仲のいい学年。1年生の中には走れていない子がいるけど、基礎と自信が付けば走れるようになる。コツコツやることが大事だと伝えたい」

マネージャー芦田航大
「4年間やってきて自分の選択に満足することはあまりなかったかな。精神的にしんどいこともあったけど、4年間続けることが出来たのはいい経験になった。最後まで選手としてやりたかったけど…。思い通りにいかないこともあるけど、選択は慎重にするように後輩たちに伝えたい。やりたいことがあるなら続けるべき」

小川耀平主務
「オーダー的に勝てると思ったけど1区で遅れてしまった。市川は良かった。もしかしたら勝てるかも、と思ったけど全員ベストの状態にすることは難しかった。連戦が続いて慢性的な疲労があったけど、連戦でも戦える力が必要。その点は立命館が上だった。今の4回生は頼れて、引っ張ってもらっていた。下の学年も経験が積めてきている。いろんな経験を糧に自信があるレースをしてほしい。もうちょっと長いレースを走れる選手が増えるといい」

黒川大輔
「課題が多いレースだった。24分台前半を狙っていて積極的に行けたのは収穫。副将として行動でもタイムでも引っ張っていきたい。全日本ではタイムを5時間20分台に戻したい。関西は4時間20分を切って京都駅伝とともに優勝を目指す」

市川佳孝
「チームとしては4回生を優勝で終わらせたかったのと立命大に勝ちたかった。個人としては、立命大に18秒詰めれて貢献できたと思う。でも前半突っ込んでしまって後半は粘りきれなかった。全部走りきれる力をつけたい。足を残すという意味ではラスト1㌔で立命との距離を詰めれた。課題は克服できている。区間賞は大学で初。素直に喜びたい。立命館に対する気持ちが強かった。チームとしては丹後で1年生が出てきて、新3回が2人3人、底上げしていきたい。個人の目標は関西インカレ優勝、チームの目標はトップで予選会を通過して関東に勝つこと。トラックのタイムも狙っていきたい」

稲垣雄二
「2位は悔しい。22〜23秒は離されていた。10秒におさえてれば1位を狙えてた。ラスト1kmの登りは知ってたから粘っていこうと思って走れた。ラストの信号から全力でゴールまでダッシュした。個人で良かったところは坂でも粘れた走りができたこと。悪かったところはラストを走りきれ無かったこと。課題になった。4回生が抜けたら戦力ダウンになってしまうが、浦田、北澤、坂口が走れてると思う。今回は早く寝て体調も良かった。出雲の経験で自分の中で集中力を出せなかったからもっと集中すれば良かった予選会では1位、京都・丹後駅伝は優勝を狙いたい。関西インカレも優勝を狙いたい」

畠中択実
「立命館、同志社、京大が前にいて、等間隔に走ってて抜けなかったのが反省点。坂道をもう少し早く走れたらと思う。駅伝デビューだったけれど緊張はなかった。今まで出てなかった悔しさを今回ぶつけようと思っていた。今回の課題は坂道にある。5000㍍、10000㍍でもそうだけど中盤から後半で失速してしまう。冬はその点を考えて走り込みたい。主力になれるように。関西インカレは5000㍍を14分30秒で10000㍍を30分くらいで走りたい」

船阪圭市
「後半に失速してしまった。後半は坂道で粘れなかった。駅伝デビューという事もあって最初から積極的に行こうと思っていたがズルズル行ってしまった。5番以内はキープできた。全日本予選のメンバーに入れるようしっかり走り込んでいきたい」

浦田昂生
「自分がチームの走り出しという役割を果たせなかった。タイム差を付けられてしまった。あれが無ければと思う。ペースの流れの変化も付いて行けなかった。体調が悪く胃が悪いのもあって思うように走れなかった。4回生が最後という事で重圧は出ながら感じてはいた。良かった点はラストの走りを上げられた事。伊勢・丹後とラストをいかれてたが、今回はラストを上げられたのは成長だと思う。目標は関西で負けないように10000mを30分で走りきる事」

北澤涼雅
「前に人が見える位置でタスキをもらったから突っ込んで入ってしまって京大に抜かされてしまった。ペースも悪かったけど龍大を抜けたのは良かったと思う。丹後の時と走る時間量は同じだったから、そこに関しては問題なかった。丹後で区間賞をとったから気持ち的に余裕があったんだと思う。チャレンジャー精神を大事にしていきたい」

坂口博基
「先月の丹後では前半に消極的すぎた。今日は行けるところまで行って走り切れたがラスト2㌔はタイムが落ちてしまった、これが課題だと思う。5㌔を15分09秒で通過できたのはよかった。区間記録からは30秒離れている。その差を埋めていきたい。冬は走り込んで全国の出雲などを走りたい」

大川駿
「状況や他の選手を見て、自分のやることをやり切れたと思う。課題は後半がダレてしまったこと。下りは急ごうとするけど走りが雑になってしまう。ブレない走りをする事も今後の課題。暑さ対策として水分補給もしっかりすればよかったかなと思う。初の駅伝で走る前は緊張があった。でも喜びもあった。今年はいい記録が出せてない。来年の目標は良い記録を出して出雲などの全国メンバーに入ること。記録としては14分40秒あたりを狙っていきたい」

《陸上競技部》丹後大学駅伝 無念の関西3位

 11月17日に丹後市で丹後大学駅伝が行われた。2年ぶりの優勝を狙うも3位に終わった。

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レースに出場した選手たち

 曇天の中始まった丹後大学駅伝。1区を走るのは伊勢駅伝で全国デビューを果たした浦田昂生。7km手前で立命館大に距離を離されるが、後ろを見て後続を確認するなど余裕を見せた。2区への中継場地点では同志社大とのデッドヒートを見せるが意地を見せて2位で中継した。

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スタート直後の浦田

 2区を走るのは駅伝初出場の坂口博基。雨が降る中での駅伝デビューを果たした。中継時、1位の立命館大とは19秒差。上りの多い区間に苦戦し、3位に後退。トップとの差は28秒差となった。2位の大経大には11秒差をつけられるも、初の駅伝をしっかり走りきって3位でタスキをつないだ。

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雨の中駆け抜ける坂口

 続く3区の北澤涼雅も駅伝初出場。3位という順位をキープ。2位大経大との差を2秒差に詰めた。下りコースではトップの立命館大に距離を詰め、初の出場で区間賞を獲得する圧巻の走りも見せた。

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区間賞を獲得したルーキー北澤

 4区を駆けるのは2回生の市川佳孝。伊勢駅伝では「課題しかない」と悔しさを語ったが、関学大との抜きつ抜かれつのレースをみせ、順位をキープして5区につないだ。

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タスキを受け取る市川

 5区からは10kmを超える長距離区間になる。昨年同様に5区を走るのは日下聖也。伊勢駅伝では21位から18位にまで順位を上げるなどの活躍をみせた。4回生としてなんとか順位を上げたいところだったが、3位でキープして6区の西川へつないだ

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安定の走りで順位をキープする日下

西川は軽い脱水症状で不調の中走るも4位へ順位を落としてしまう。
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最後の丹後駅伝を駆ける西川

 7区を走るのは上坂優太。伊勢駅伝での課題を克服し、自身のペースを乱すことなく走ることで区間賞を獲得。順位を3位に戻して宮下へタスキをつないだ。

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圧巻の走りをみせた上坂

 アンカーを任された宮下は脚が故障気味で伊勢駅伝には出れなかったが丹後駅伝で復活。前後との距離が離れていることを知り、3位をキープすることを決断。結果3位でゴールし昨年同様ベスト3で丹後駅伝を終えた。

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3位でゴールした宮下

浦田
「伊勢での反省で準備、アップが足りなかったから丹後ではそこを意識した。雨で体温が下がって、体の動きが悪かった。走る前の個人的な目標は1位でバトンを渡すこと反省は後半が弱い、粘って走れるようにやっていきたい」
坂口
「点数で表すと60点。怪我明けだったということもある。雨の影響はアップ中に降っていなかったのでよかったと思う。次に向けての目標は今回出た一回生3人で来年から引っ張っていきたい。すぐに結果を出すことは難しいかもしれないが長期的にみて結果を残したい」

北澤
「おめでとうと言われて区間賞の実感が湧いてきた。陸上をやってきて初めての区間賞。3区の関学の選手が速いのは知っていて前半突っ込んで入ってラストにかわした。今年のはじめは故障をしていたけど、みんなから北澤は下りに向いていると言われて自信が出た。気持ちとしては優勝したかった。来年は主力の4回生が抜けるからその穴を埋めれるようになりたい」

市川
「4区はタフなコースだと分かっていたからゆっくり行こうと考えていた。風は強かったが、立命館大を抜かないといけなかった。でも関学も離せなかった。前半で足を使ってしまったからそこが課題。体の使い方を克服していきたい。良かったところは関学大と抜きつ抜かれつの走りをできたこと。雨も止んでいたし、気温もちょうどよく問題なかった。3位という順位は悔しい順位。関学大には勝ちたかったし、最低でも2位には入りたかった。伊勢でも課題は粘りの点。今回はそれなりに粘れたと思う。1年生は3位で来てくれたしよく走れていた。やってやろうと思った。来年は4回生が抜けてしまうので3回生になってエースになる気持ちで頑張りたい」

日下
「みんなに申し訳ない。普通に走れば2位。下級生が頑張ってくれて4区までは良かったけど自分のところで…。下級生が走ったのは収穫。来年以降につながる。また頑張ってもらいたい」

西川
「最初はやっていけたが、落ちてしまった。今回思ったより暑かったから脱水症状になってしまったことが要因。関西の1番を目指していたから3位は悔しい。自分の役割を果たせなかった。今回は1年生が頑張ってくれた。来年から大きな影響を与えてくれると思う。丹後駅伝は2回目で3年から駅伝に出させてもらって、人間として成長できたと思う」

上坂
「7区で寺西さんの持っている区間記録更新を狙っていたけど、力が足りなかった。課題を克服出来たらいいタイムが出せたと思う。前と離れて来ていることを聞いていたけど1人で走れることを全日本でわかっていたからしっかりアンカーにつなげるよう自分のペースで走った。去年はラスト10キロでエネルギーが切れたけど今年は切れなかった。今回は1年生が頑張ってくれた。京産の練習をすれば伸びると思う」
宮下
「脚が故障気味で全日本は出れなかった。前後とだいぶ離れていたから3位を死守する走りに切り替えた。3位できたとき、自分で走って記録を狙うつもりだった。前半ゆっくり入って後半あげれたことはよかった。京都駅伝を走るならしっかり合わせていきたい」

《陸上競技部》関東との差を痛感 最低限の17位

 11月4日に秩父宮賜杯第50回全日本大学駅伝対校選手権大会が名古屋市・熱田神宮~伊勢市・伊勢神宮間(106.8km)で行われた。打倒関東を誓うも4区で繰り上げスタート。結果17位でゴールし、関西出場権3枠を守りきった。

今大会から8区以外の区間距離が変更され、前半の14キロ区間を10㎞前後に、後半の7・8区を20㎞前後の区間となった。

1区(9.5㎞)を走るのは1年生で全国の舞台初の浦田昂生。全日本の1区は6箇所のアップダウンがあり三大駅伝でも最難関。浦田は序盤から出遅れてしまい、23位でタスキを2区の稲垣につないだ。

愛知から三重へ舞台を移す2区(11.1㎞)を走るのは、出雲で全国デビューを果たした稲垣雄二。順位を1つ上げて22位で3区につないだ。

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2区中継地点での稲垣と市川

コース変動で前半の最長区間となった3区(11.9㎞)の市川佳孝は順位をキープ。23位の大阪経済大に15秒差をつけて4区へつないだ。

毎年エースが配置されてきた勝負区間である4区(11.8㎞)を走るのは井本景。根性を見せ順位を一つあげるもトップとの差10分の規定を超えてしまったため、タスキを繋げず目の前で無念の繰り上げスタートとなった。

三重県鈴鹿市から津市を目指す5区(12.4㎞)では日下聖也が18位に追い上げ、比較的フラットになる6区(12.8㎞)で西川和希が順位をキープした。

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安定の走りをみせた西川

以前よりも5.7㎞伸び、最大の変更区間となった7区(17.6㎞)では3年生の黒川大輔が17位との差を5秒に縮めてアンカーにつないだ。

ゆういつ区間変更のない8区(19.7㎞)を走るのは上坂優太。ゴール地点の伊勢神宮に続く長い上り坂が難関となるため、強い精神力とスタミナが求められる区間だが、上坂は物ともせず皇学館大を抜き去り、17位でゴールした。

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伊勢神宮への上り坂を登る上坂

今大会の17位という結果に選手は、最低限の結果と受け止めた。稲垣、市川選手は「課題しかない」と口を揃える。打倒関東を掲げるも関東には敵わず力の差を味わうこととなった。自力の差が出たということは明白だ。過去に連覇した栄光を取り戻したい。

11月17日には関西の頂点を決める丹後駅伝が行われる。まずはここで結果を残し、京産大こそが関西一だということを再確認して自信を取り戻してもらいたい。

リザルト(※オープン参加チーム除く)
1区 浦田 29分23秒 区間23位 総合23位
2区 稲垣 35分03秒 区間23位 総合22位
3区 市川 37分17秒 区間23位 総合22位
4区 井本 37分05秒 区間20位 総合21位
5区 日下 38分18秒 区間17位 総合18位
6区 西川 39分23秒 区間17位 総合18位
7区 黒川 56分25秒 区間19位 総合18位
8区 上坂 59分29秒 区間7位 総合17位

コメント
浦田昂生選手
「出雲で出れなくて、今日に調整してきたが、残り3㎞で離れて情けない。悔しい。心はそんなに緊張してなかったが、体は緊張していた。丹後では今回の課題となった準備の面を、もう一回見直して頑張ります」

西川和希選手
「何とも言い難い結果。個人的には去年よりはマシ。前の白バイを見ながらマイペースで走っていった。丹後はどこを走るかわからないけど区間賞を取りたい」

日下聖也選手
「何が悪かったのか考えないといけない。関東との差を実感した。全体的にレベルが上がって繰り上げも多かった。区間順位も悪かった。丹後は立命、関学がライバルだけど勝てない相手じゃない。しっかり勝負していきたい」

井本景選手
「初めての全日本で、もらった位置より前で渡したかった。中間で広島経済について残り3キロで札幌学院についた。中間のペースが落ちんかったら繰り上げを免れたかもしれない。力不足。克服していきたい」
黒川大輔選手
「緊張はなかった。練習で長い距離を走れていたから7.8区を狙っていた。目標は54分台だった。皇學館との差も考えていて5秒差まで詰めれた。区間で15-16位は狙えた。1人で走る力が必要。丹後は走るなら立命館に食い下がっていきたい」

稲垣雄二選手
「悔しいの一言。雨も降ってなくて暑くはなく走りやすい気候だったが、風が強かったのが走りにくかった。11.1㎞の2区はスピードがある選手が集まる。最初の上り以外はスピードが出やすくて走りにくいという印象だった。先輩に助けられた17位。来年のこと考えると、1回生2回生はダメだった。良かったところはない。課題は走って雰囲気を知れた分、来年につなげること」

市川佳孝選手
「チームとしては前半の遅れを後半で先輩方が取り戻してくれた。前半では流れを作れずに終わってしまった。そこが課題。風は追い風が少し気になったが特に関係はない。関東は集団の力もあるが、個人個人ペースを守って走れるという自力の差が出たと思う。17位は最低限。前半の遅れがなければもっと上を目指せた。1区を一回生に走らせてしまった。上級生が走って流れを作らないといけないところを走らせてしまった。良かったところは探しても出てこない。丹後では区間賞目指して頑張りたい」

上坂優太選手
「繰り上げスタートは初めての経験だった。しかし、スタート前から一人で行くと決めていたので独りになってから自分のペースで走れた。16~17㎞までは1㎞3分ペースで走れたが、最後の登りは蒸し暑かったのもあり、つらかった。(8区は最長の19,7㎞だったが)もともと長い距離は好きだったので、そんなに苦じゃなかった。骨折した一回目。リベンジを挑んだ2回目で力の差を痛感。そして迎えた今回。区間一桁を目標にしていたので区間7位はうれしい。丹後ではどの区でも1位を取り優勝を目指す」

《陸上競技部》笑顔なきシード権 暮れの富士でリベンジを

 第36回全日本大学女子駅伝対校選手権大会が10月28日、仙台市(弘進ゴムアスリートパーク~仙台市役所前市民広場・6区間・38.0㌔)で行われた。1区から少しずつ順位を上げて、6位でフィニッシュ。2年ぶりにシード権を獲得した。

 2年ぶりのシード権奪還にも笑顔はなかった。関西女子駅伝で連覇を果たし、本大会の目標は優勝争いと5位以上。シードはとって当たり前。だからこそ今回の結果にも満足はできなかった。

挨拶
挨拶の時に涙を流す主将の棚池

 1区は一昨年この区間で区間賞を獲得している橋本奈津(3年)、3区に3000㍍障害全国3位の実績を持つ信岡桃英(3年)、5区は関西インカレ5000㍍、10000㍍で2年連続2冠を達成してるエースの棚池穂乃香(4年)ら3本柱を主要区間に配置。2区と5区にはトラックと駅伝で力をつけている安井佳苗と安田萌加の1年生コンビ、4区には昨年の経験を買って川戸希望(3年)が配置された。1区の橋本で好スタートを切る予定だったが、思わぬ落とし穴につまずいた。

 当日の仙台は気温が20度前後で日差しも強く、この時期の長距離にとってはやや厳しいコンディション。橋本は脱水症状対策としてスポーツドリンクを口に含んだが、結果としてスタート前に喉の渇きを覚えてしまった。さらに、関西女子駅伝後に小さな故障で練習を抜けたことに対する体力的、精神的な不安が重なり、本来の走りは影を潜めた。序盤こそ先頭でレースを進めるもその後は徐々に後退し、一時は13位まで順位を下げた。それでも学生トップクラスのラストスパートは健在で前方の集団を一気に抜き去り、シード圏内の8位と4秒差の9位で中継所に飛び込んだ。
橋本
2年ぶりに1区を走った橋本


 3位の松山大から18秒後ろ、15位の拓殖大からは15秒前というランナーが点在する位置でタスキを受けた安井は集団の中で持ち前の積極性を発揮した。関西女子駅伝の4区のように追ってくる大学を振り払い、区間6位タイの力走で順位を一つ上げて3区の信岡にタスキを託した。
1区橋本→2区安田
安井が順位をあげる力走

 この駅伝で2年ぶりの出場となる信岡はすぐ目の前に大阪芸大が見える位置で走り出した。全日本インカレの出場を回避してこの駅伝に合わせていて、調子も良かった。序盤こそ中々差が詰まらなかったが、持ち味の後半の強さを活かして大阪芸大をかわし7位に浮上。少しずつだが、前の大院大の姿が大きくなってきた。
3区信岡
2年ぶり出場の信岡が6位に浮上した

 4区の川戸は経験をかわれての起用だったが、昨年のように軽快なピッチは見えず、順位を一つ落とす悔しい結果に。それでも9位との差は広げて棚池へタスキをつないだ。
4区川戸
悔いの残る走りとなってしまった川戸

 7位と7秒差、3位とは1分31秒差の8位でタスキを受けた棚池。ここから巻き返しが期待された。しかし、大阪芸大をかわして7位に浮上した後が苦しい走りに。6位の大学の姿が一向に見えず自らのペースを見失ってしまった。それでも主将の意地をみせ、45秒あった6位の大院大との差を27秒にまで詰めるとともに、9位の東洋大との差を1分07秒にまで広げてシード権を確実なものにした。
5区棚池
棚池は主将として懸命に前を追った

 シード権が確実な中でもアンカーの安田は攻めの走りを見せた。走り出す直前に鞍岡詩歩(3年)から「1年生やし、失うものはなにも、ないんやから笑顔で」という頼もしい言葉を受けて、初の全国へ走り出した。6位の大院大とは27秒の差があったが4㌔手前で追いついてフィニッシュ付近で振り切ると6位でゴール。最後の最後に順位を上げる活躍を見せた。
6区安田
安田が区間3位の力走で6位でフィニッシュ

 今回の結果は嬉しさよりも悔しいという思いが強かった。挨拶の際の棚池の涙が印象的だった。本気で優勝を狙っていたからこそ悔しい思いを感じた。それでもレース全体を通して大きな出入りがなかったのは選手個人の実力が付いた証か。次は12月30日に富士の麓で行われる全日本大学選抜女子駅伝(富士山女子駅伝)。今回よりも1区間増えた全7区間で行われ選手層の厚さが勝負を分ける。今回補欠登録だった堀尾咲月と若井莉央(ともに1年)に加え鞍岡と杉山わかな(2年)も昨年のリベンジを果たしたいところ。
 今後は練習を再び積みなおし、各記録会で個々のタイムを狙う方針。暮れの富士に向けて再スタートを切る。

リザルト
トップとの差は3分。富士山でこの差をどう埋めるか

リザルト
1区(6.4㌔)橋本奈津 21分25秒 区間9位 通過9位
2区(5.6㌔)安井佳苗 18分42秒 区間6位 通過8位
3区(6.8㌔)信岡桃英 23分14秒 区間7位 通過7位
4区(4.8㌔)川戸希望 16分48秒 区間15位 通過8位
5区(9.2㌔)棚池穂乃香 30分41秒 区間5位 通過7位
6区(5.2㌔)安田萌加 17分38秒 区間3位 総合6位

稲原敏弘監督
「(シードを取れて)一安心。6位と7位では大きな違いだからそういう点ではよかったかな。1区の橋本はもうちょっと前でレースを進めると思っていたけどそれもレース。けれどズルズル落ちずに9位まで上げてくれたのはさすが。2区の安井は調子よくて前半の流れを寄せるために起用した。信岡も調子がよかったからもうちょっと行ってもよかったのかなと。5区でいい感じにジャンプアップできなかったけどタイムはジャンプアップできたから大院大との差を詰めて逆転に繋がった。暑かったし全体的に難しいレースだった。アンカーの安田は期待以上。調子はよくて区間5、6番くらい行くと思っていたけどあそこまで行くのは想定外。4区は川戸と若井、堀尾で迷ったけど経験を買って川戸に決めた。今回は全体的に波に乗れなかった。今後はトラックレースで記録を狙いに行く予定。富士山では1区間増えるしもう少し底上げが必要になってくる」

1区橋本奈津
「スポーツドリンクを飲んだ影響でスタートしてすぐに喉が渇いてしまった。そういうことも想定しないと。準備不足。関西女子駅伝の後に少し故障して、5000㍍のレースや長い距離を走らずにここまで来て1発ぶっつけ。1500㍍と違って後半の粘りが大事になると感じた。ラストは3、4校は抜かななー、と思って残り200㍍くらいで切り替えた。よかったのはそこだけ。区間賞も取りたかったし、名城や立命につけなかったのは自分の弱さ。昨年よりは状態はいいけど、昨年が悪すぎただけ。富士山までにしっかり走り込んで4強(名城、大東、立命、東農)にしっかり競り合えるような位置で渡したい。」

2区安井佳苗
「2区に決まったときは憧れている橋本さんにタスキが貰えるということで頑張れそう、と思った。仙台に入ってからどこで粘るかどこでラストスパートをかけるのかを常に意識してきたから落ち着いて走ることが出来た。いいイメージをもって前を追いながら走れた。自分の周りにたくさん他大学がいて1つでも順位を上げたいと思っていた。近くにいた大阪芸大を抜きたいと思っていたけど抜くことが出来なかったのは自分の弱さ。今回シード権を取ることが出来たけど優勝を目指していたから悔しい。これからの2か月間で練習を積んで挑みたい」

3区信岡桃英
「調子が上がっていたからもう少し上でいければよかったけど無難に走っちゃった。今回走れたという点では去年のリベンジが少しは出来たのかなぁ。それでももう少し(いいタイムで)走りたかった。奈津がトップで来る予想してたけど2区出発の時点で連絡を受けていたからスタートは焦ることなく出れた。一人は絶対抜こうと思っていた。22分台に入りたかった。去年の富士山は脚の痛みでつなぎ区間に回ってしまって。今年は3年生だから重要区間を走って仙台の悔しい思いを晴らしたい」

4区川戸希望
「1年生の勢いがすごくて自分にも刺激になった。今回の結果を受け止めて自分の強さに変えていけたらと思う。4区は去年も経験しているからその経験を活かして自分らしく走ること、自分の役目をしっかり果たしていい流れを持っていきたいと考えていた。走り出して前の選手を抜かすことを考えていたけど、離れているのが目に見えて分かったから焦って動きが硬くなってしまった。そこが悔しい。チームに申し訳ない。富士山は自分の得意な走りをしっかりしていい締めくくりに出来たらと思う。1つでも上の順位に行きたい」

5区棚池穂乃香
「悔いはないと思っていたけど心の中では悔しくって涙が出てくる。もっと上で戦えると思っていた。区間賞を狙っていたし悔しい。もっと安田に楽に走らせてあげたかったけど、出来なかったことも悔しい。前との差が開きすぎてペース感覚が分からなくなって最初突っ込んで走ったけど後半がしんどかった。シードをとって少しだけホッとしたけど悔しさしかない。富士山ではもっと上を目指して、個人でも区間賞を狙う。関西女子でも優勝してるし、やってきたことは間違いないはず」

6区安田萌加
「アンカーに選ばれたときはプレッシャーもあったけど、ゴールテープを切れるということで楽しみもあった。走る前に稲原監督からじわじわ前詰めていけたら、焦らず少しでも前にと指示があった。最初から前だけ見て走った。4㌔手前で大院大を抜かしたけど、食いついてこられてヤバいな、と思った。最後しんどさがあって抜かされる怖さがあった」

北野詩織主務
「最低限の結果。選手たちは優勝を目指していたけど、4強をくずせなかった。シード圏内よりいい位置で走れて、どの区間でもラスト1㌔をしっかり走るという指示を受けてそれが出来た。橋本は集団が見える位置で来てくれて駅伝の鉄則を守ってくれた。安田もラスト1㌔を上げたり勢いに乗ることが出来た。全体的な流れとしては駅伝の鉄則を守れていい意味でワクワク。レース前の全体練習もできていて最後まで4区は誰を使うか悩んでいたくらい。メンバー入りした8人は誰を使おうか、誰も使いたいと思っていた。それだけ仕上がりは良かったけど、全国の厳しさを味わった。富士山は適材適所の配置がカギになる。アップダウンがあったらうちにも分がある」

《陸上競技部》収穫と課題 2年ぶりの出雲駅伝

10月8日、島根県出雲市にて第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走が行われた。1区の上坂が先頭争いをするなど健闘するも13位に終わり、駅伝シーズンの幕開けは関東勢との差を痛感する一日となった。

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一斉にスタートを切る選手たち

1区 上坂優太
2区 稲垣雄二
3区 西川和希
4区 市川佳孝
5区 宮下朝光
6区 日下聖也

 下馬評を覆し2位で予選会を通過して2年ぶりの出場となった今大会。気温はスタート時で24.5℃おととしよりも4℃高く、汗ばむ陽気の中でのスタートとなった。
 1区を任されたのは9月に5000mで自己新をマークし、調子を上げる上坂。序盤から先頭集団に食らいつき、一時はトップに躍り出るなど勢いのある走りを見せる。ラスト2000mで集団から離されるも、粘り強い走りで7位でタスキをつないだ。タスキを受け継いだ稲垣は初めてのAチームでの駅伝。スピード勝負の2区を任されるも、関東勢のエースが集まる区間なだけに、彼らと引き離されてしまう。3区は西川。9月に1万mで自己新を記録し、勢いに乗る男が向かい風の中を法政大学の選手の背中を捉えしっかり張り付き、順位を10位のままタスキを渡す。4区市川は初のAチームでの駅伝。未だ風が強く吹く出雲の田園の中で順位を落とすも、目標タイムの18分50秒を切る走りを見せ、チーム唯一の出雲経験者宮下にあとを託す。一昨年と同じ5区を任された宮下。調子が良くないなか、ペース配分など、前回出場の経験を活かし我慢の走りをする。そして最終6区。主将の日下にタスキが渡る。細かいアップダウンが続く出雲最長の10,2kmを順位を落とさず粘りの走りを見せ、13位でフィニッシュ。アイビーリグ選抜を除いて、12位に入ったため、来年の出雲駅伝の関西地区出場枠を3つを得た。
2年ぶりの出雲駅伝は関東との差を痛感させられる42,6kmだった。

試合後コメント
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1区上坂「ようやく出れたという感じ。僕自身はいい流れでつなげた。13位はいい結果ではないが、みんな頑張ってくれた。昨年、京都駅伝を1区で走れて。その時に立命館にも勝てたので1区を志願した。6000mまでは関東勢についていけたが、残りの2000mの切り替えに対応できなかったのが悔しい。彼らはスピードがある僕らは距離メインでスピードに欠ける部分があるのでそこを何とかしたい。)(立命館は7位だったが、)立命は確かに強くなっていて、離された。けど僕たちのやっていることは間違っていないので、何年後かには勝ってくれると思うので僕はその基礎になれればいい。全日本は距離が違うので、試走とかでコースを把握して、一人でも関東を抜けるようにしたい。」

稲垣さん
2区稲垣 「悔しさが一番。上坂さんが7位という素晴らしい順位で来てくださったのに、3人抜かれた。タイムではそんなに変わらないのに最後で抜かれたのは自分の実力不足。後半下り坂だから自分は走りやすいかなと思ったが、本番になってみると、最初突っ込みすぎて後半坂でペースが落ちてしまった。区間5位の帝京大の選手に抜かれてからついていけたのでそんなに力の差はないかなと。あったのは終盤の差。緊張もあり、きつかったが、楽しみながら走った。‶走れてよかった。″と思った。全日本では距離が伸び、一人で走ることが多くなるけどどこまで自分のペースで走れるかがカギ。与えられた仕事を果たす。」

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3区西川「最初の入りが遅い分、一人で走る時間があったが、その時に走り切れないなと思った。法政大学の選手について走れたということは区間5位くらいのペースについていけるということ。最初一人で走るとき重かったので、そこら辺を 修正してやっていかないと。”今回チームとして関東を一つでも倒す。””というのがあったので、自分も食らいついて最後抜かそうとイメージを持って挑んだ。最後の1㎞の(ペースの)上がり方が関東は違うなと思った。そこについていくのが今後の目標。全日本では、今回走れた良いイメージを持ちながらやりたい。」

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4区市川「13位は最低ライン。目標としては地方1位だったが、関東との大きな差があった。当日の調子はそんなに悪くはなかった。全日本、出雲ほ走るために京産を選んだ。4区はつなぎの役割。後半の1区として、関東に食らいついていこうと思っていた。早稲田の高校日本代表の人と、5000mだと50秒くらいの差だが、駅伝で10秒差だった。トラックでの差が駅伝の差でないことを実感できたのは収穫。」

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5区宮下「一回生の時には11位。リベンジの立ち位置だったが、悔しい。足の状態が万全ではなく、自分の100%が出せない中で現状できることは出来た。風は強い中で走りやすいコースを見つけられた。2年前に走ったことでどの地点でどのタイムならいいかどこで上げていけばいいかわかっていた。昨年から調子を崩している中で現状を出し切れた。伊勢のメンバーはまだ決まってないが、選ばれた以上は持てる力を発揮したい。」

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6区日下 「13位は最低ライン。立命の入賞が印象的。関東と互角に戦っているのを見て、このままじゃまずいな。と思った。同じ関西のライバルとして勝っていかなきゃいけない相手だけに悔しい。上坂がよかったが、選手層の差が出た。自分は、単独走になったとき、走れなかった。そこをしっかりやっていかないと、 距離が長くなる全日本では大きな差になる。
順位をキープしなくてはと思い走った。前半突っ込みすぎて後半たれてしまったが、応援もあり、楽しかった。最初で最後だったけど、楽しんで走れた。全日本では距離も伸びて厳しい試合になると思うが、立命との差も距離が長くなればうちに分がある。地方勢トップを狙い、関東勢も食えればいい。」



試合予定
11月4日 秩父宮賜杯 第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 8:05スタート 
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