京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局のBLOGです。

陸上競技部

《陸上競技部》関西インカレハーフマラソン 奥村初優勝!

第94回関西学生陸上競技対校選手権ロードの部が4月20日、ヤンマーフィールド長居敷設マラソンコースで行われた。3年連続出場の奥村杏平(4年)が貫録勝ちで関西初制覇。元木駿介(4年)と久保拓海(4年)がそれぞれ4位、6位に入り対校得点16点を獲得。学校対抗で暫定1位になった。
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三度目の挑戦にして初優勝を果たした奥村

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ラスト1周でペースアップをした元木が4位

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久保が6位でゴール

 スタート時の天気はくもり。風も吹いており、少し肌寒さを感じるコンディションだった。入りの5㌔は15分48秒(参考値)とややスローペース。集団内には奥村、久保、元木はしっかりとついていた。徐々にペースアップが始まり10㌔手前になると関学大の野中と坂東、奥村を含む3人の先頭争いに。久保はその少し後ろで4位争い、元木は30秒ほど後方で9位争いを演じていた。15㌔過ぎに野中が先頭から離れると坂東との競り合いになった。交代で先頭に立ちペースを作っていたが坂東がきつそうな様子を見せると奥村が17㌔過ぎに飛び出した。徐々に差を広げトップでゴール。関西初制覇と同時に京産大勢としてこの種目三連覇を達成した。初のハーフマラソンとなった元木と久保は4位と6位でフィニッシュし、3人入賞となった。

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スタート時の様子

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給水をする主務の鈴木啓文と岩原大貴

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関学大の坂東との一騎打ち

リザルト
優勝 奥村杏平(4年) 1時間05分07秒
4位 元木駿介(4年) 1時間06分32秒
6位 久保拓海(4年) 1時間06分42秒

奥村杏平選手
「安心した。やっと優勝できた。去年よりも30秒くらいタイムが良かったしへばらずに最後まで走れた。レースプランとしては前に出るのを我慢してついていた。10㌔で3人になった。坂東と交代で引っ張っていたけどきつそうに走っていたから17㌔あたりで行ってやろうと思った。関西インカレの1万㍍ではしっかり勝って予選会に繋げたい」

松田コーチ
「奥村がうまくエースの働きをしてくれた。元木、久保の二人もしっかり結果を残して入賞してくれた。(予選会までに)うまく全員が練習を継続して、役割を果たすような走りをできれば関西トップ通過見えてくる」

久保拓海選手
「15㌔過ぎからリラックスを意識したけどしんどかった。後半に上げる練習したけど力不足を感じた。伊東先生の指示で力を抑えて一歩下がって後ろにつけていなかったらつぶれていたかもしれない。関西インカレでは表彰台を狙いたい」

元木駿介選手
「自分は期待されていなかったと思う。追い込まずに走れと指示を受けて自分のペースとリズムで走った。順位を意識したのは最後の1周だけ。このハーフマラソンに合わせるというわけでもなく予選会に照準を合わせている。練習も順調にこなせているから、去年散々な結果に終わった関西インカレで1つでも上の順位を狙いたい。予選会では最低でも出雲に出場したい」


次のレースは5月10日から13日に行われる関西インカレ

《陸上競技部》トラックシーズン開幕 男女ともにMVP選出

 京都府に所属する大学生にとってトラックアンドフィールドのシーズン初戦である第81回京都学生陸上競技対校選手権大会が4月9~10日、西京極陸上競技場で行われた。

 
初日の京産大勢の優勝はやり投の松村敬司のみだったが、二日目には6種目で優勝を果たした。二日間の通算では優勝が7つ、準優勝が4つ、3位が3つの成績を収めた。男子の最優秀選手にハンマー投で大会新記録を樹立した岩谷勇希、女子の最優秀選手に3000㍍障害で大会新記録を樹立した信岡桃英が選出された。



優勝選手コメント
林田
林田隼大選手
「コーナーの出口を抜けてトップなら勝てると思っていた。22秒を切れればいいと思っていたから昨年のハイアベレージくらいのタイムをこの時期に出せたのは大きい。仕上がりもいまいちの状態でここまでやれたから関西インカレが楽しみ。今年は全勝を目標にしている」

本井
本井義明選手
「気温が低かったのでタイムよりも勝つことを意識した。1500㍍で負けた悔しさを晴らせた。関西インカレで800㍍と1500㍍の全日本インカレと学生個人選手権の標準記録を突破したい」

奥村
奥村杏平選手
「関西インカレハーフマラソンの10日前刺激という意識で走った。一人で引っ張るつもりだったけど途中にきつくなって下がってしまった。関西インカレのハーフマラソンは2年連続で10㌔過ぎに離れているから今年は最後まで走り切って優勝したい」

岩谷
岩谷勇希選手
「1週間くらい前に首を痛めてしまって少し不安があったけど落ち着いて試合に臨めた。(先輩の)大会記録を更新してやってやったという気持ち。昨年は秋頃まで故障をしていたけどそのブランクもなくなっている。今年中に関西学生記録を更新したい」


松村
松村敬司選手
「前半の内容がひどすぎて5投目は無理やり腕を振り切った感じ。全体的に記録も悪くいいところがないというのが正直なところ。夏に肘を痛めてから原因を解明した。それで引手の方をうまく使うように意識し始めた。関西インカレでは最低でも表彰台を狙う。記録の面では70㍍を越えてずっと目標にしている全日本インカレに出場したい」


信岡
信岡桃英選手
「3000㍍障害は練習の一環で走った。調子も悪くはなかったから自己ベストの更新を狙った。最初の1000㍍の入りが遅くてペースアップが思うようにできなかったのが課題。関西インカレで3000㍍障害に出るかは未定」

結果は以下の通り

男子100㍍
決勝
3位 西野隼人 10秒61

予選
1組4着 武南和弥 10秒87
2組1着 西野隼人 10秒65
3組3着 宮城銀治 10秒90

男子200㍍
決勝
優勝 林田隼大 21秒41
7位 杉山陽一 22秒04

予選
1組2着 杉山陽一 21秒91
2組1着 林田隼大 21秒43
3組4着 蘆田京平 22秒23

男子400㍍
決勝
2位 美馬淳兵 48秒75
6位 吉岡伸哉 49秒46
8位 久保田大揮 50秒64

予選
2組2着 美馬淳兵 49秒13
3組1着 久保田大揮 49秒65
4組2着 吉岡伸哉 49秒47

男子800㍍
決勝
優勝 本井義明 1分59秒56

予選
1組1着 本井義明 1分56秒95

男子1500㍍
2位 本井義明 3分59秒35

男子5000㍍
優勝 奥村杏平 14分27秒02
4位 宮下朝光 14分39秒71
5位 久保拓海 14分40秒48

男子10000㍍
4位 黒川大輔 31分14秒05
15位 井本景 32分58秒08

男子110㍍ハードル
決勝
4位 萩尾竜也 14秒43

予選
2組3着 井上稜祐 14秒99
3組2着 萩尾竜也 14秒63

男子4×100㍍リレー
3位 宮城、大鹿、林田、西野 41秒33

男子4×400㍍リレー
3位 久保田、河合、吉岡、美馬 3分15秒45

男子砲丸投
6位 中山靖将 13㍍19
8位 北川広也 12㍍56

男子円盤投
4位 田中涼太 40㍍08
7位 瀧島一輝 38㍍89

男子ハンマー投
優勝 岩谷勇希 62㍍92※大会新記録
2位 久家辰也 59㍍93
7位 松浪太樹 52㍍42

男子やり投
優勝 松村敬司 61㍍25
5位 林田竜歩 60㍍09
7位 三浦雅貴 59㍍19

女子5000㍍
優勝 棚池穂乃香 16分16秒73
8位 北野詩織 18分08秒16

女子10000㍍
2位 信岡桃英 33分54秒70※大会新記録
5位 北野詩織 36分21秒93

女子3000㍍障害
優勝 信岡桃英 10分31秒73※大会新記録
5位 文字優花 11分03秒74
 

《陸上競技部》棚池 ユニバーシアード代表に届かず…

 3月19日、第20回日本学生女子ハーフマラソン選手権大会兼第29回ユニバーシアード競技大会日本代表選手選考競技会が島根県松江市で行われた。
 上位3選手がユニバーシアード代表に内定する大会。棚池穂乃香(2年)が代表入りを狙ったが6位でレースを終えハーフマラソンでのユニバーシアード出場を逃した。

 松江市の天気は晴れ。春の陽気が選手たちを照らしていた。5㌔の通過は17分を少し超えるくらいでまずまずのペース。棚池は集団の前方に位置取り、信岡桃英(1年)も集団の中盤に位置していた。5㌔から10㌔は16分50秒台にペースが上がったが、余裕を持ってレースを進めた。棚池に動きが起こったのは15㌔過ぎ。集団のペースアップについていくことが出来ず徐々に後退。20㌔地点を7位で通過し、非常に苦しい走りに。フィニッシュで順位を1つ上げるのが精いっぱいで6位でフィニッシュ。レース後は悔しさから顔を覆い、涙を流した。
 昨年11月の海外遠征に加え、年末の富士山女子駅伝の最長5区区間賞で自信をつけた。他大学との沖縄合同合宿、京産大での高地合宿を順調にこなし調子も悪くなかったという。「準備もしっかりしてきた。どうしてこうなったのかわからない」と首を傾げた。ユニバーシアード出場を諦めたわけではない。「1万㍍も視野に入れている」。4月に行われるトラックレースでもう一度世界を目指す。
 終始先頭集団でレースを進めた信岡が8位、初ハーフマラソンの川戸希望(1年)が18位、北野詩織(1年)が33位でレースを終えた。

結果
6位 棚池穂乃香 1時間12分20秒
8位 信岡桃英 1時間12分28秒
18位 川戸希望 1時間15分15秒
33位 北野詩織 1時間17分20秒

選手コメント
棚池穂乃香選手
「調子もよかったし、3位を意識していたから今回の結果は悔しい。10㌔までは余裕だったけど10㌔過ぎから少し苦しくなった。力不足なのかな。合宿は調整メインで準備もしっかりしたつもり。どうしてこういう結果になったのかは正直わからない。1万㍍での出場を視野に入れて挑戦も考えている」
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信岡桃英選手
「前半から積極的に挑戦した。最後はバテてもいいと思い切り攻めたらリズムに乗ることが出来た。15㌔手前で先頭から離れたけどそこから粘ることが出来てよかった。記録も自己ベストより1分以上速かった。今回の経験を次に活かしたい」
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川戸希望選手
「故障明けで練習に参加したのは3月の高知合宿から。ハーフマラソンに向けて特別走りこんでたわけでもなかったし、疲労がなくていい状態で臨めた。初ハーフマラソンを楽しんで走れた。調整なしでこのタイム。しっかり調整したら、と思うと今後が楽しみ。ロードで結果を残していきたい」
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北野詩織選手
「ハーフマラソンに合わせて練習を積んできた。今大会までの流れは棚池先輩や信岡と同じ。がむしゃらに走ったけど結果は散々。練習よりも遅くてレ―ス後半はジョグみたいなペースになってしまった。レースの前半は中々だったけど何かが足りない。それを模索している途中」
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《陸上競技部》富士山女子駅伝 2016年ラストレースを過去最高順位で締めくくる

 年末の富士を舞台に行われる全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)が12月30日、静岡県富士宮市、富士市で行われた(7区間・43.8㌔)。京産大は1区を5位でスタートするとその後は粘り抜き、富士山に舞台が移ってから最高順位となる6位でゴールした。

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左から佐藤、北野、藪田、今川、橋本、信岡、棚池

 前日の記者会見で伊東輝雄監督が掲げた目標は『8位入賞』。10月の全日本大学女子駅伝では4位に入った実績があるが、「あれはたまたま」と気を緩めずに今大会に挑んだ。全日本大学女子駅伝で1区区間賞の橋本奈津(1年)と4区3位の信岡桃英(1年)が故障明け。決して万全とは言えない台所事情だった。

 1区の橋本は故障により3週間ほどのブランクがあり体力的に不安があったのだろう。前を行く松山大と立命大のペースに付くことはせず、第二集団でレースを進めた。得意のラストで順位を上げ、トップと25秒差の5位。復帰レースを無難にまとめたが、「(全日本の)区間賞で自分の中で満足してしまったところがあった」と今回の結果に悔しさを滲ませた。DSC_0435
全日本に引き続き1区を務めた橋本

 続く2区は延々と下り坂の続く区間。新チームを引っ張る藪田裕衣(3年)が務めあげた。タスキを受け取るとすぐさま3位集団に追いつき並走。3㌔まではリラックスして走ることが出来たが、集団のペースが上がると徐々に引き離されてしまう。脚にも下り坂を走ったことによるダメージが蓄積し、苦しい走りに。それでも崩れることはせず6位で第二中継所へ入ってきた。DSC_0481
キャプテンとして新チームを引っ張る藪田

 最短区間の3区は北野詩織(1年)。伊東監督は「(5秒後ろの)東農大に抜かれるな」と送り出した。練習を積めていたため、自信を持って走り出した。積極的に前を行く大院大を追い、少しずつ差を詰めていった。しかし、後半に差を広げられ、東農大にも1秒差にまで詰め寄られたが、抜かれるなという指示を守って順位をキープした。「スピードでは負けてしまったけど、レースの内容は悪くなかったと思う」と手ごたえをつかんだレースだった。
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3区北野から4区今川へのタスキリレー

 4区の今川綾菜(3年)は駅伝で安定して結果を残してきた選手。レースを経験するにつれ、緊張や不安といったものが減ってきたのが結果を残せている要因だと語る。東農大とほぼ同時にタスキを受け取ると並走を始める。好調というわけではなかったが、しっかりと東農大をマーク。その後、振り切るも5位の大院大との差を広げられ、「役割は果たせなかった」と振り返った。

 最長区間の5区を任されたのは棚池穂乃香(2年)。距離が11㌔近くあるコースだが、12月の記録会の10000㍍で好タイムを出したことから不安なく走り出すことが出来た。前を追うことだけを意識してペースを刻むと50秒以上先にスタートした、大東大をかわすと続いて松山大を追い抜き、4位に浮上。中継時点ではトップの立命大との差を1分近く詰めて区間賞を獲得。舞台が富士山に移行してからは京産大として初めての区間賞となった。区間賞獲得に「素直にうれしいし、良い自信になる」と元気よく答えた。
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区間賞で驚異的な追い上げを見せた棚池

 駅伝ラストレースとなった佐藤季実子(4年)が担った区間は6区。「大好きなチームで走る最後のレース。全力で楽しむ」と意気込んで走り出した。前を行く大院大が見える位置でスタートしたということもあり、ひたすら前だけを追って走った。中継所手前で松山大に抜かれるも大院大との差を1秒にまで詰め、3校での3位争いに持ち込んだ。「悔いはない」。駅伝ラストレースを晴れやかな表情で締めくくった。
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佐藤はラストレースで後輩たちへ思いを託した

 最終7区は8㌔超という長丁場に加え、延々と坂道を上る難所。6人の思いの乗ったタスキを信岡が受け取って走り出した。11月のFUKUIスーパーレディース駅伝で8㌔の区間を走っており、距離に対する不安や緊張はなかったというが故障明けということもあり、上り坂に好印象を持てなかったようだ。小柄な体からは想像もつかない力強い走りで中盤までは3位争いを演じるも徐々に後退し単独5位に。ゴール直前で日体大にかわされ6位になったが、危うげない走りを見せた。
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故障明けながらも厳しい上り坂を走った信岡


リザルト
1区(4.1㌔) 橋本奈津(1年) 13分07秒 区間5位 通過5位
2区(6.8㌔) 藪田裕衣(3年) 22分14秒 区間11位 通過6位
3区(3.3㌔) 北野詩織(1年) 10分38秒 区間10位 通過6位
4区(4.4㌔) 今川綾菜(3年) 14分38秒 区間5位 通過6位
5区(10.9㌔) 棚池穂乃香(2年) 36分29秒 区間1位 通過4位
6区(6.0㌔) 佐藤季実子(4年) 20分18秒 区間5位 通過5位
7区(8.3㌔) 信岡桃英(1年) 31分13秒 区間10位 総合6位

 故障者もおり万全とはいかない状態の中でもこの順位。「チームとしても地力がついてきた証拠だと思う」と女子のペースメーカーを務める平木雄翔は語る。3年前の18位から8位、8位ときて6位。部員数が20人に満たないが上を目指す戦力は揃いつつある。
 冬季練習ではもう1度基礎を固めなおす方針。「このままいけば優勝できるほど甘くないし、自分たちの弱さをしっかり克服することが大事」と伊東監督は語る。
 9月に行われるユニバーシアード(大学生の世界大会)では橋本が1500m、薮田が3000m障害、棚池がハーフマラソンでの出場を狙っており、練習は厳しさを増しそうだ。北野も1月にハーフマラソンに出る予定で、「3月のまつえレディースで上位を」と意気込む。佐藤は「今回卒業するのは私だけ。来年以降が楽しみなチーム」と期待を寄せている。
 勢いある下級生と安定感のある上級生の力を合わせ次はどこまで頂点へ近づくことが出来るだろうか。まずは全日本の順位を上回る3位がターゲットに。そして勢いそのままに頂点まで駆け上がりたい。

《陸上競技部》京都駅伝 完全優勝で三連覇!!

 第83回京都学生駅伝競走大会が12月4日、北大路橋発、京都産業大学神山ホール着のコース(6区間 40.4㌔)で行われた。京産大は1区でトップに立つと1度も先頭を譲ることなく完全優勝で三連覇を達成した。
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 1区を務めたのは元木駿介(3年)。出雲駅伝以来の1区だったが、今回は勝たなければいけないという使命感を持って走り出した。5㌔手前の上り坂で仕掛け抜け出すと、その後にもう1度ペースを上げて後続を引き離しにかかる。ライバルとしていた立命館大を20秒以上離して、仕事を果たした。
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 2区の宮下朝光(1年)は大量のリードを貰い、淡々と走り出した。1週間前の記録会では5000mで14分21秒をマークし好調を維持。記録が出たことが自信につながり、今回も「楽に走れた」と立命館大をさらに引き離す走りを見せた。
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 エースの寺西雅俊(4年)は3区に登場。2位の京都大とは10秒、3位の立命館大とは35秒の差があったが、手を抜くことはない。いつもどおり前半から積極的に突っ込む。5㌔付近の上り坂を一つの勝負所と見据え再びペースアップ。10秒ほどだった2位との差を1分半ほどまでに広げ独走態勢を築いた。全日本、丹後ときて疲労もあり本調子ではなかったが、さすがの走りを見せた。
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 4区の久保拓海(3年)は大量リードの中、落ち着いて走り出した。最後上げることができなかったというが後続に10秒詰められるだけに抑えた。
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 5区は全日本以来の駅伝となった島田将志(3年)。全日本の反省を活かし、前半から飛ばしたが、徐々にペースダウン。ラストの上り坂で粘り切れなかった。先週の記録会で自己ベスト(14分33秒)を更新していたため、若干ピークがずれていたというが区間2位にまとめた。
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 アンカーを任されたのは奥村杏平(3年)。35秒後ろに立命館大が迫ってきている状況で走り出した。中間点で差が10秒ほどにつまったときは区間賞を諦めて、勝負に徹した。ペースを若干落としてラスト勝負に持ち込もうとしたが、それは杞憂に終わり、9秒差で立命館大を退けた。
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 全日本、丹後と立命館大に連敗を喫した今季。ようやく勝てたと言わんばかりに選手たちは笑みを浮かべていた。瀬戸升航主務は「小さい大会とはいえ、タイトルはタイトル。4年生はいい形で終われたし、下級生も負けぐせがついている中でようやく勝てて自信になったのでは」と優勝に安堵した様子だった。
 終わりよければすべてよし、という訳にはいかないが、今回のレースは走った選手たちにとって連敗の雰囲気を払拭し目標を新たに立て直すきっかけになったはず。力のある4年生が抜けるが、「抜けた穴を埋める以上の成長を」と各々が誓った。
 今回はBチームも出走し全体の5位相当でレースを終えた。オープン参加という形になったが、モチベーション向上につながった選手もいたはずだ。

Aチーム
1区(8.1㌔) 元木駿介(3年=鳴門) 23分59秒 区間1位 通過1位
2区(5.2㌔) 宮下朝光(1年=世羅) 15分16秒 区間2位 通過1位
3区(8.1㌔) 寺西雅俊(4年=鳴門) 23分41秒 区間1位 通過1位 ※最優秀選手
4区(5.2㌔) 久保拓海(3年=八幡浜) 15分49秒 区間3位 通過1位
5区(6.6㌔) 島田将志(3年=西京) 20分15秒 区間2位 通過1位
6区(7.2㌔) 奥村杏平(3年=桂) 21分44秒 区間2位 総合1位

Bチーム(オープン)
1区(8.1㌔) 井本景(2年=高知工) 24分32秒 区間5位相当 通過5位相当
2区(5.2㌔) 住山祐耶(3年=西脇工) 15分41秒 区間5位相当 通過5位相当
3区(8.1㌔) 西内建太(3年=北稜) 24分28秒 区間2位位相当 通過4位相当
4区(5.2㌔) 岩原大貴(3年=高川学園) 16分31秒 区間8位相当 通過6位相当
5区(6.6㌔) 西川和希(2年=滋賀学園) 20分47秒 区間5位相当 通過6位相当
6区(7.2㌔) 蘆田航大(2年=綾部) 22分46秒 区間5位相当 総合5位相当

先週の記録会で大幅ベストを更新した井本。秋に入り、安定感を見せている。
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住山も先週の記録会で自己ベストを更新し勢いに乗る。
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西内は区間2位相当と好走。来年の主力として期待がかかる。
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岩原は先週の3000mで大学レースデビュー。駅伝デビューはほろ苦いものとなったが次こそは。
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10月以降5000mの大学ベストを2度連続で更新した西川。来年こそは全日本出走を狙っている。
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初の京産大ユニフォームとなった蘆田。順位を一つ上げ存在案をアピールした。
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4年生はこれが最後のレースとなり今後は各々の目標に向けて走り出していく。左から田中、寺西、大貫、中野、瀬戸升
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INFORMATION
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取材・活動報告等、随時更新していきます。

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