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 硬式野球部の卒業生である平野佳寿投手が米球界ダイヤモンドバックスへの入団が決まり、母校、京産大にて壮行会が行われた。会場となった京都産業大学並楽館2階には後輩である硬式野球部員も含め約600人の在学生が集まった。
 壮行会では硬式野球部の勝村法彦監督が「野球界の中で最も厳しい世界でプレーをすることになる。長いシーズン怪我なく存分に力を発揮できるように」とエールを送った。大学4年間を過ごした京産大にはオフシーズンになると毎年訪れている。「大学での4年間があったからこそプロで投げられている」と母校への思い入れを語った。
 壮行会終了後には総合グラウンド横の室内練習場にて、後輩で東京ヤクルトスワローズの岩橋慶侍投手とともに自主トレを行った。キャッチボールでは滑りやすいとされているメジャーリーグの公式球を使用し、米球界で迎えるシーズンへ備えた。今後は2月14日よりはじまるダイヤモンドバックスのバッテリー組のキャンプに参加し、長いペナントレースに向け準備を進める。
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 ◆平野佳寿(ひらの・よしひさ)1984年3月8日、京都府宇治市生まれ。京都府立鳥羽高校から京産大(経営学部)に入学。右投右打、投手。関西六大学野球連盟に所属している京産大では2年秋の後半からエースとして活躍。大学通算36勝、404奪三振を記録し、現在でもリーグ記録となっている。2005年ドラフト会議で希望枠でオリックスバファローズに入団。2017年には日本代表としてWBCに出場しチーム最多の6試合に登板した。またシーズン後半には至上13人目となる150セーブを達成した。新天地アリゾナ・ダイヤモンドバックスでの背番号は66に決まっている。