第70回関西地区大学準硬式野球選手権大会1回戦の同志社大学戦(14日、大阪シティ信用金庫スタジアム)が行われ、1-5で敗れた。この結果、チームは19日より行われる2次トーナメントにまわることが決まった。

同大 020 000 102 = 5
京産 010 000 000 = 1

スタメン

1(右) 中林紘夢(福井商業) 4打数2安打
2(遊) 磯野幹大(報徳学園) 4打数0安打
3(三) 西村昴(東海大仰星) 4打数1安打
4(一) 上村直輝(交野)   4打数0安打
5(中) 高野航平(明徳義塾) 4打数3安打
6(捕) 土井敬太(乙訓)   3打数0安打
7(D) 河合壮太(高田商業) 4打数0安打
8(左) 前田大地(比叡山)  4打数1安打1打点
9(二) 井上博喜(京産大附) 2打数0安打

先発・吉井稜央佑(滝川第2)   6回3分の2 3失点
2番手・山下晴樹(岡山芳泉)   2回3分の1 2失点

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試合経過
 2回表、制球の定まらない先発・吉井がエラーもからんで2点を失う。「立ち上がりは苦手で今日も悪いところが出た」と苦しいスタートになった。追いつきたい京産大はその裏、先頭の高野が中前打で出塁。続く土井が送りバントを決め1死2塁のチャンスをつくる。7番河合の内野ゴロの間に3塁までランナーを進めると、前田のタイムリー2塁打で1点差に迫る。1-2で迎えた6回表、1死満塁のピンチを招くと背番号20の山下にスイッチ。「腕を振ってしっかり投げた」と4-6-3のダブルプレーに打ち取り、追加点を許さない好リリーフを見せた。ピンチをチャンスに変えたい京産大だが、終盤チャンスを作ることが出来ず、1-5で敗退が決まった。

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コメント
上村主将「相手の配球に対応できず良いところを見せられなかった。初回2点を失ったのが痛かった。就職活動で抜けている4年生が多い中、後輩が自分たちのために頑張ってくれていたが、僕がもう一押しカバーできなかったのが敗因だと思う。ターニングポイントは、7回に追加点を許した場面と最終回に僕がエラーをした場面。流れが完全に同志社にいってしまった。相手が昨秋負けた同志社だと分かっていたので、いつも以上に気を引き締めて練習からやってきた。どうしても勝ちたくて頑張ったが、結果が出なくて残念。同志社の集中力が自分達を上回っていた。次戦まであまり時間はないが、精神的な部分も含めてしっかりと準備したい。」

吉井「立ち上がりが不安定なところとスタミナ不足が露呈した。暑いのが苦手なので、しっかりスタミナをつけて夏を乗り切りたい」

山下「6回のピンチを抑えることができ、ほっとした。きっちり抑えて流れを変えたい中で、7回、9回に打たれてしまったのは反省点。変化球のコントロールが悪くなってしまった結果なので、しっかり修正したい。」

試合予定
5月19日(土)午前10時~ 対戦校:関西大学 会場:寝屋川第一野球場