【男子ラクロス部】
渡辺パイプpresents 第34回関西学生ラクロスリーグ戦 vs桃山学院大 
@洛西浄化センター
9月15日(日)

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【試合結果】
京産大 17-0 桃山学院大  win!!!
1Q 5-0
2Q 8-0
3Q 13-0
4Q 17-0
【得点者】
1Q 山本龍央(済3)
  川西虹輝(営4)
   小田泰輝(現4)
   中野景太(現4)
   都合田晴介(済4)
2Q 開主悠大(外3)
   小林将大(法4)
   川西虹輝
3Q 小寺洋平(外3)
   インホーム
   岸田崇(国4)
   中野景太
   小幡颯太郎(現3)
4Q 小幡颯太郎
   前田聡大(現2)
   小田泰輝
   岩井亮典(現4)

【試合内容】
リーグ戦を半分終え、1勝2敗の京産大が4戦目桃山学院大との一戦で完勝した。スコアは17-0と稀にみる大量得点でありながら無失点という好成績。
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試合は1Qから大きく動く。ハイペースで攻める京産大は試合開始から間もなくして山本龍央が得点。先制点を奪った。その後も4年次生による連続得点で5-0まで得点を伸ばす。
続く2Qでも勢いは止まらず、開主悠大・小林将大・川西虹輝が得点し3点を追加する。3Qは開始早々に小寺洋平が得点。その後神谷尚輝のショットを相手ゴーリーがセーブするもミスにより思いがけず京産大に1点が入る。この時点で10点を突破した。
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直後、京産大にフラッグが飛び、1分間のマンダウンになるも相手の隙をついてDF岸田崇が得点。3Q終了間際も得点を重ねる京産大。残り30秒で中野景太が得点。その後のフェイスオフで勝利した青木大知から前田聡大へパスされたボールを小幡颯太郎が受け取り、1点を追加。13-0で3Qが終了。
4Qでも快調に得点する京産大。このクォーターではDF陣のアシストが光る。山田悠心(法4)や阿部友哉(営4)を筆頭に積極的なクリアをみせオフェンス陣の得点をアシスト。ここでも4点を追加し17-0で快勝した。
リーグ戦を2試合残し2勝2敗となった京産大。1部リーグ昇格へ向けて突き進む。
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一方のフィールドの外では、部員たちが試合の応援をしていた。そこには人数が少なく苦しい展開が続く桃山学院大にエールを送るチームの垣根を越えたスポーツマンシップがあった。

【インタビュー】
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中野景太選手
-今日の試合を振り返って
絶対に負けられない状況だったんですけど、みんないいプレーができたと思います。
-自身の2得点について
2点とも同じパターンでの得点にはなったんですけど、しっかり練習してきたところでしたし、他のメンバーたちもみんな自分たちのパターンで得点できたと思います。
-17-0という結果を受けて
スコアはあまり意識していませんでした。しっかりと1点1点取っていくという感じで、みんなもその波に乗れたのかなと思います。
-前回に続く勝利となったが、チームのコンディションはどうか
あきらかに1戦目2戦目とはチームや練習の雰囲気もよくて、試合での士気も上がっているので後半戦も続けていきたいです。
-4戦を終えて2勝2敗だが
残り全勝しないといけないと思っているので、全部勝って入れ替え戦に進みたいと思います!
-今日のMVPは
MVPはフェイスオフのなかず(青木大知=営4)ですね。FOでラクロスは始まるので、FO取ってくれたなかずがMVPです。
-今後の意気込み
2か月くらいなんですけど、全力を注いで残りのリーグ戦でもしっかり点を取って頑張っていきたいと思います!

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岸田崇選手
-今日の試合を振り返って
リーグ戦3試合終えて負けられない戦いが続くなかで、今日の試合展開的に点を取っていかないといけなかったので、ディフェンスとしては無失点に抑えていこうというのは話していました。オフェンスにしっかり繋げば点を取ってくれるので、僕らはそれを信じて守るだけです。試合中も0に抑えていこうっていう声掛けはずっとしていたので、そういったところで今回のスコアに繋がったんじゃないかなと思います。
-実際に相手を0点に抑えたが
自分たちディフェンスのできることは、ファールやディフェンス時間を少なくしてできるだけオフェンスの時間を取って得点に繋げていくプレーをすることです。そしてフルフィールドというところに力を入れているんですが、今日はそれを意識してやっていくことができたかなと思います。
-DFというポジションながら得点したが
今季始動のときからずっと、フルフィールドオフェンスっていうのを目標にしてきて、今日はそれで2点3点と決まったので非常に嬉しく思います。残り2試合でも継続していきたいです。
-17-0という結果を受けて
僕たちは相手関係なく、自分たちのやるべきことをやっていこうと試合前から言われていたのでそれを達成できた結果かなと思います。得失点が大事だというのはもちろんなんですが、それ以上に自分たちが積み上げてきたオフェンスやディフェンスでやりたいことをやっていこうという気持ちでした。自分たちのやりたいことをやっていけば必然と得点に繋がるだろうと思ってプレーしていました。
-今日のMVPは
やっぱり2回生のピンガ(前田聡大=現2)です。普段の練習から練習にも真摯に取り組んでやってくれているので、そういうのが最後の得点に繋がったのかなと思います。これからも頑張って欲しいなと思います。
-4試合終えて2勝2敗だが
負けられない状況が続くっていうのは変わりないので、日頃の練習から心掛けてまずは残り2戦しっかりと勝って入れ替え戦に進みたいと思います。最終的には1部の相手にも勝たないといけないっていうのはみんなわかっていると思うので、そこを見据えて日頃から練習に励みたいと思います。
-今後の意気込み
ディフェンスとしては、シーズン当初から言っているフルフィールドっていうところに力を入れながら、開幕から2戦の失点が多かったのでそこをしっかり修正して最少失点で残り2戦を戦っていけたらなと思います!

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青木大知選手
-今日の試合を振り返って
ここまでのリーグ戦をみてきて、相手の分析をしてはいたんですけど、やっぱり理想は100%取り切ることですし、そこに行くまでにもうちょっとやれることはあったかなと思います。
-相手FOerはロングだったが
ロングとショートではやってくることが違うので、そこを意識しつつ、僕も普段からロングフェイス対策で練習をしているのでいつもと違うからといって苦になることはなかったです。
-2年の武久昌睦選手も出ていたが
あいつはいい感じに伸びているので心配はしていません。あとはもう少し自分の実力を伸ばすのと視野を広く持つことができれば化けられる選手だと思うので、成長に繋げてもらえればなと思います。
-17-0という結果を受けて
一見17-0ってとんでもないスコアにみえるんですけど、1時間集中しきってやればもっと伸びたんじゃないかと思います。1Qで来たいい流れのまま2Q3Qで上がりきりたかったなっていうのと、2Qの1本目のフェイスが相手ポジションだったので、そこからちょっと流れが弱まってしまったところがあります。そこはフェイスオフユニットとしては制すべきポイントでしたし、自分と5本(武久昌睦=現2)の使い分けも考えながらやっていかないとなと思います。
-ウィングの小幡選手との連携プレーで1点追加した場面について
小幡はずっとウィング入ってくれていますし、信頼のおけるウィングメンバーのひとりです。フェイスオフのポジションも取りやすいですし、こっちの強みが出たのかなと思います。
-DFのクリアや得点も多くみられたが
行くってなったら全員が得点できるチームなので、オフェンスディフェンスに関係なく自分がゴールに向かうっていう意識を持ってやっています。それはチームの雰囲気かなと思いますね。
-4試合終えて2勝2敗の状況について
2連敗して崖っぷちの状態から1段階2段階ギア上げてきているんですけど、崖っぷちなのには変わりないし目の前の相手に勝つっていうことしか考える余裕はないので、1戦1戦やれることをしっかりやっていきたいと思います。
-自身のコンディションは
開幕試合だった立命戦を終えてから自分のフェイスオフを見失ってしまった時期があって、追手門戦では思うようなプレーができず悔しい結果になってしまいました。でも前向きに進むしかないので、やれることをしっかりやっていたら大阪公立大との試合くらいから徐々にですけど、感覚が戻ってきたのでだいぶいいところまで仕上がってきたんじゃないかなと思っています。
-今日のMVPは
直接的なスコアとは離れてしまうんですが、聖也(山本聖也=営3)がずっと声出して雰囲気を盛り上げてくれていたのでチームのギアを上げる役割を担ってくれた彼が今日のMVPだと思います。
-昨年のリーグ戦ではベストFOerに選ばれていたが
その賞に固執するわけじゃないんですけど、もし選ばれれば日頃から応援してくれている人たちへの感謝を示せるひとつの形になりますし、昨年取っている分今年もいただけるように努力したいと思います。
-今後の意気込み
崖っぷちなのは変わりないので、甲南と関大どちらもしっかり点を取って、守るべきところはしっかり守って勝ちたいと思います!
僕自身もしっかりポゼッションして後に繋げたいと思います。それがFOerとして最初で最大の仕事なので、まずはそこを一番に意識して頑張ります!


【取材・撮影:荒脇知歩】