全日本学生柔道体重別団体優勝大会/10月21日(土)/ベイコム総合体育館
京産大柔道部は体重別団体へと挑み、目標としてきた2日目進出は達成できなかったが、7度目の挑戦で初戦を突破を果たした。
【試合結果】
1回戦 対駒澤大学
京産大 2-1 駒澤大
------------------------------------------------------------------------
先鋒 60kg級 田村壮志〇ー△
次鋒 100kg超級 平田遼弥×ー×
五将 66㎏級 深田大渡×ー×
中堅 73kg級 薮井雷土×ー×
三将 81kg級 川北遥路×ー×
副将 100kg級 山本玄祥△ー〇
大将 90kg級 芦苅慶人×ー×
------------------------------------------------------------------------
2回戦 対岡山商科大学
京産大 1-4 岡商大
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先鋒 60kg級 田村壮志〇ー△
次鋒 100kg超級 浦井康成△ー〇
五将 66㎏級 深田大渡△ー〇
中堅 73kg級 薮井雷土△ー〇
三将 81kg級 川北遥路×ー×
副将 100kg級 山本玄祥×ー×
大将 90kg級 芦苅慶人△ー〇
※柔道における表記より〇→勝、×→引分、△→負
【試合内容】
全7つの階級にそれぞれ分かれ、勝ち数で競う今回の団体戦。試合順はくじ引きで体重別に決められ、それに沿って試合を行う。京産大柔道部は7年連続出場となった。その戦績はすべて初戦敗退となっているため、初戦突破、そして2勝で訪れる2日目の道へ。個人戦で全国を経験した100kg超級の平田などを筆頭に挑んだ。
1回戦の相手は、駒澤大。先鋒を務めるのは60kg級の田村壮。「自分がポイントを取って流れを作ろう」と積極的な姿勢を見せ、勝利をあげ幸先の良いスタートを切る。次鋒は100kg超級の平田。個人戦で全国を戦った経験を活かして試合に臨むを相手も譲らず引分。その後もしばらく引分が続き膠着状態となっていたが、副将戦で山本がポイントを取られ同点に追いつかれる。大将戦の芦苅で勝敗が決まると思われた。「今までで一番緊張した」と語る勝負は4分間で終わらず。代表戦(勝敗で並んだ際、引き分けた階級の中から抽選が引かれ、その階級の試合を決着がつくまで行う)へと突入した。選ばれたのは66㎏級の深田。同じ66㎏級を一番手として戦っていた西村の怪我により、大会2日前に出場が決まった。その中で人生初めてという代表戦まで託された。試合は一進一退の攻防が続く。4分間が過ぎ、延長戦へと入る。指導を2つもらい後がなくなりながらも最後には技ありを奪いチームを1回戦突破へ導いた。雰囲気は最高潮。深田は「最後まで自分の柔道を見せられた」と振り返り、監督も「全体が感動した部分があった」と勝利を喜んだ。
この勢いのまま2日目をかけた岡山商科大学との対戦へ進む。岡山商科大学とは夏合宿で対峙していた。相手のことを知っている中での一戦。初戦と同じく田村が先陣を行く。「自分のできることに集中」と挑むと抑え込みで一本。またも勝利をもたらす。しかし、その後は岡山商大のペース。次鋒の浦井が敗戦を喫すると、先ほど劇的な試合を繰り広げた深田は先に技ありを奪ったものの、その後指導が重なり反則負け。その後も勝ちをあげることが出来ずに1-4で2回戦敗退となった。
今大会が終わりを告げた。それは4年生の引退を表す。ここまで一年間主将として部を引っ張ってきた鵜澤は「良いチームだった」と笑顔で振り返った。2日目進出の目標を達成することはできなかったが、ここ6年勝てなかった初戦の壁を破り、また一つチームの成長を見せた。監督も「4年生というのは表に出ない中での重みというのを持っているんで。そういう意味でも最後に力を発揮してチームをまとめてくれました」と今大会の成長に4年生の影の支えをあげた。11年ぶりの無差別級団体での全国、体重別団体の初戦突破。今までの歴史をこのチームで塗り替えてきた。次からは薮井雷土新主将が率いる新チームへ。「今以上に結果残せるようにチーム一丸となって頑張りたい」と薮井。新たに踏み出す一歩は、また新たな歴史を創り出す。
【選手インタビュー】
足達監督
―今日の試合を振り返って
まあ1回戦で東京の大学に勝ったっていうのは一歩前進ですし、岡山商大はこの夏に合宿でお世話になってるんです。それでお互いに手の内を知ってる中で、練習試合では互角にしてた分ちょっとね、このちょっとの差が結果的に負けてしまったんでね。おそらく今の3年生以下の子は今年の合宿の経験もあるし、いろんなことを経験している中でまた来年に活かしてくれると思うんで。4年生は4年生で頑張ったんだけども、まあ3年生以下もいろいろ勉強になったと思うので、そういう意味で非常に良かったと思います。
―1回戦では深田選手が代表戦を戦った
4年生の子が怪我して、自分が出なあかんという風に決まったんが丁度試合の2日前だったんですよ。そこから今まで恐らく、俺二番手やからでなくていいやろう、と思っていたところからいきなり試合に出て尚且つ代表戦なんかあって。かなり緊張したところもあったと思うんですけど。特にゴールデンスコアの代表戦の延長なったところで少し弱気になったかなというところで、そこで持ち直して最終的に勝ったんでね。あれは本人にとってはすごく自信につながると思います。まあ我々のチーム全体があれで一つ感動した部分があった。そこは非常に良かった。
―関西では81kg級で出ていた芦苅選手が90kg級で出場
今回。一つ上の階級でエントリーもできたりする。そして芦苅はもともと90kg級の選手なんですよ。それで今まで減量してたんだけども怪我とかで減量させると負担が大きいと思ったので90kg級に藤田を含めた2人エントリーしていた。この辺りは下の81kg級の二人が揃っていたので90kg級が京産1人しかエントリー出来てなかったのでそこにいれといて、まあ1試合目なんか特に。あれで負けてたら1回戦敗退なんでよく頑張ってくれた。。こればっかりは4年生頑張ってくれた。
―4年生を4年間見ていて
今は学年ごとに雰囲気があるんですね。2年生は結構元気で春の大会でも2年生頑張ってくれて。そこで4年生は影に隠れやすいんですけどそれでも最後の最後までずっと4年生がきちんと影の力で引っ張ってきて。それで最終的にこう体重別の大会で頑張った、だからそこは4年生というのは表に出ない中での重みというのを持っているんで。そういう意味でも最後に力を発揮してチームをまとめてくれました。良かったです。
―これからは新チーム
今年何とかね、春は(無差別級で)全国大会に出れて、でチャンスがあればいきなりベスト8以上に入れる可能性がある。だから来年はいきなりベスト8以上に勝ち進みたいですし、秋は今回は結構3年生以下も頑張っているんでね。2日目以降に。この2つを目標に頑張っていきたいですね。
深田選手
大会前どのような準備、調整をしてきたか。
―西村先輩が熱で欠場してしまって補欠で出ることになったんですけど、それでもチームに迷惑をかけたくないという思いがあったので全力で挑みました。
出場が決まったときにプレッシャーがあったか。
―そうですね、ありました。
一試合目を振り返って。
―一試合目は内容が、すごい濃くて人生初めての代表戦ですごい緊張したんですけど最後まで自分の柔道を見せれたかなと思います。
二試合目を振り返って。
―岡山商科大学とは、合宿とかでお世話になってて相手の技とかわかってたんですけど、やっぱり団体戦にある流れとか雰囲気で変わって、流れに飲まれてしまったというのが敗因です。これから先の課題になっていくと思います。
新チームにむけて。
―三年生は、みんな一生懸命柔道に励んでいるのであと一年間みんなでやっていきたいですね。
今後の目標。
―今後の目標は、関西学生でベスト8に入って全日本学生に出場することです。
鵜澤選手
―今日を振り返って
もういいチームで。最後勝とうという気持ちが見えて、いいチームになったなと思いました。
―代表戦で深田選手が戦った
練習皆でちゃんとやってきましたし、しっかり皆も応援してた中での代表戦だったのでチーム一丸となって戦えてたなと。その結果勝てたと思います。
―今日で引退。自身の4年間は
とても充実した4年間になってたなと思います。自分自身としてはすごく良い4年間を過ごして、チームとしても1年間良い思いをできたと思います。
―次のチームへの期待
それぞれ主将が中心となって目標決めると思うので、その目標をしっかり達成できるようにチーム一丸となって頑張ってほしいなって思います。
山本選手
今日の一回戦、二回戦を振り返って
→一回戦はチーム全体が良い雰囲気で試合に臨めていた。自分自身としては、ポイントを取られて負けてしまったので、悔しかったが、チームとしては、代表戦で深田選手が勝ち、良い雰囲気、良い内容で勝つことができたので嬉しい。二回戦では、前の選手がポイントを取って、後ろの選手が引き上げるという作戦だったが、あまりかみ合わなかった。しかし、全員が自分の仕事を果たそうと精一杯頑張っていたので、内容は良かったと思う。
一回戦、代表戦で深田選手が勝利を決めた時、チーム内の雰囲気はどうだった?
→最高超だった。全員が立ち上がって盛り上がっていた。チーム内の雰囲気もとても良かった。
二回戦では、山本選手は1勝3敗1引き分けで回ってきたが、どんな気持ちで挑んだ?
→僕合わせて後ろが2人しか残っていなかったので、その2人が一本勝ちを決めないと、チームが勝てなかった。だから、何がなんでも勝ちに行く姿勢で臨んだ。しかし、あと一歩届かなかった。
4回生にとっても、現チームとしても最後のこの大会だったが、大学での柔道人生を振り返ってどうか。
→長く感じたことはなかった。あっという間に、4年間が流れるように過ぎ去っていったように感じる。
最後の大会なので、平常心を保つのは難しかったと思うが、この大会を前にメンタル的な部分で意識したことは?
→4回生なので、最後の試合だったから何を考えてもやるしかないという気持ちだった。自分が今までやってきたことを出すしかないと思っていたので、逆に気楽に臨めた。
次のチームへ一言
→年下の代のレベルが結構上がってきている。今年よりも上のレベルを目指せるメンバーだと思うので、ベスト16、ベスト8それ以上を目指して頑張ってほしい。
芦苅選手
―今日の試合振り返って
もうバテバテです。本当は出る予定なかったんですけど思い出作りにもなりました。
―その中で1試合目が勝敗決まる場面
危なかったですね。今までで一番緊張しました。大きいミス自分がしなくてよかったです。
―自身の4年間を振り返って
今日が一番試合楽しかったです。今までも結構楽しくできてたんですけど、楽しいで終われてよかったです。
―新チームへの期待
2年生がデカいし強いので楽しみです。
田村壮志選手
―今日の試合を振り返って
前個人戦の時にふがいない試合をしたので、少しでも力になろうと思って。自分が最初に先鋒として流れ作れると思ったので最初飛ばして、ポイント取って帰ってきて流れ作ろうと思って。なので最初からガンガンせめてという意識をもってやりました。
―2回戦で連勝。1回戦後からの気持ちなどは
そんなに何か特別なこと考えてたわけじゃないんですけど、個人戦の時に、集中が途切れて負けることがあったので、しっかりと自分がやることに集中したら負けないというのは自分の中では思っていたので。だからとりあえず自分のできることに集中しようという風に2回戦も頑張ってやりました。
―先鋒として出るやりやすさ難しさは
トップバッターで最初の2,3人の流れって出てくると思うんですけど、自分のチームは最初の3人ぐらいでポイント取るっていうのを意識していた。そういう勝ち方をしようと話してたので、一人目が取れたら次の2人目3人目と続いていけると思ったので、とにかく自分がポイント取って流れを作ることを意識してました。
―自身の4年間はどうだったか
まあ嬉しいこともあったんですけど、やっぱりずっと悩み続けた4年間やったなというのはあって。でもその悩みが今振り返って、精神的にも肉体的にも成長につながっているかなと思います。
―新チームへの期待
今の三年生は一人ひとりのポテンシャルがもともと高くて、全員が気持ちをもってやれたら絶対に自分たちの学年とかそれ以上を出せると思っているんで、今の三年生には勝てる気持ちをしっかりもってやっていってほしいなと思います。
薮井選手
―今日の試合を振り返って
自分が仕事できなかったんで、悔しさが残ってます
―1試合勝った後の気持ち
次は取ろうかなと思ってたんですけどなかなかうまいこといかなかったです。
―岡山商科大とは夏にも試合をしていた
そんなに差はなかったんですけど、勝負所で相手の方が強かったんで、そこが課題です。
―これから新キャプテンになる
今よりもっと、今以上に結果残せるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。
―具体的な目標は
やっぱり2日目に残るのが目標で、関西でも一人でも多くが全国に行けるように練習していきたいと思います。
京産大柔道部は体重別団体へと挑み、目標としてきた2日目進出は達成できなかったが、7度目の挑戦で初戦を突破を果たした。
【試合結果】
1回戦 対駒澤大学
京産大 2-1 駒澤大
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先鋒 60kg級 田村壮志〇ー△
次鋒 100kg超級 平田遼弥×ー×
五将 66㎏級 深田大渡×ー×
中堅 73kg級 薮井雷土×ー×
三将 81kg級 川北遥路×ー×
副将 100kg級 山本玄祥△ー〇
大将 90kg級 芦苅慶人×ー×
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2回戦 対岡山商科大学
京産大 1-4 岡商大
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先鋒 60kg級 田村壮志〇ー△
次鋒 100kg超級 浦井康成△ー〇
五将 66㎏級 深田大渡△ー〇
中堅 73kg級 薮井雷土△ー〇
三将 81kg級 川北遥路×ー×
副将 100kg級 山本玄祥×ー×
大将 90kg級 芦苅慶人△ー〇
※柔道における表記より〇→勝、×→引分、△→負
【試合内容】
全7つの階級にそれぞれ分かれ、勝ち数で競う今回の団体戦。試合順はくじ引きで体重別に決められ、それに沿って試合を行う。京産大柔道部は7年連続出場となった。その戦績はすべて初戦敗退となっているため、初戦突破、そして2勝で訪れる2日目の道へ。個人戦で全国を経験した100kg超級の平田などを筆頭に挑んだ。
1回戦の相手は、駒澤大。先鋒を務めるのは60kg級の田村壮。「自分がポイントを取って流れを作ろう」と積極的な姿勢を見せ、勝利をあげ幸先の良いスタートを切る。次鋒は100kg超級の平田。個人戦で全国を戦った経験を活かして試合に臨むを相手も譲らず引分。その後もしばらく引分が続き膠着状態となっていたが、副将戦で山本がポイントを取られ同点に追いつかれる。大将戦の芦苅で勝敗が決まると思われた。「今までで一番緊張した」と語る勝負は4分間で終わらず。代表戦(勝敗で並んだ際、引き分けた階級の中から抽選が引かれ、その階級の試合を決着がつくまで行う)へと突入した。選ばれたのは66㎏級の深田。同じ66㎏級を一番手として戦っていた西村の怪我により、大会2日前に出場が決まった。その中で人生初めてという代表戦まで託された。試合は一進一退の攻防が続く。4分間が過ぎ、延長戦へと入る。指導を2つもらい後がなくなりながらも最後には技ありを奪いチームを1回戦突破へ導いた。雰囲気は最高潮。深田は「最後まで自分の柔道を見せられた」と振り返り、監督も「全体が感動した部分があった」と勝利を喜んだ。
この勢いのまま2日目をかけた岡山商科大学との対戦へ進む。岡山商科大学とは夏合宿で対峙していた。相手のことを知っている中での一戦。初戦と同じく田村が先陣を行く。「自分のできることに集中」と挑むと抑え込みで一本。またも勝利をもたらす。しかし、その後は岡山商大のペース。次鋒の浦井が敗戦を喫すると、先ほど劇的な試合を繰り広げた深田は先に技ありを奪ったものの、その後指導が重なり反則負け。その後も勝ちをあげることが出来ずに1-4で2回戦敗退となった。
今大会が終わりを告げた。それは4年生の引退を表す。ここまで一年間主将として部を引っ張ってきた鵜澤は「良いチームだった」と笑顔で振り返った。2日目進出の目標を達成することはできなかったが、ここ6年勝てなかった初戦の壁を破り、また一つチームの成長を見せた。監督も「4年生というのは表に出ない中での重みというのを持っているんで。そういう意味でも最後に力を発揮してチームをまとめてくれました」と今大会の成長に4年生の影の支えをあげた。11年ぶりの無差別級団体での全国、体重別団体の初戦突破。今までの歴史をこのチームで塗り替えてきた。次からは薮井雷土新主将が率いる新チームへ。「今以上に結果残せるようにチーム一丸となって頑張りたい」と薮井。新たに踏み出す一歩は、また新たな歴史を創り出す。
【選手インタビュー】
足達監督
―今日の試合を振り返って
まあ1回戦で東京の大学に勝ったっていうのは一歩前進ですし、岡山商大はこの夏に合宿でお世話になってるんです。それでお互いに手の内を知ってる中で、練習試合では互角にしてた分ちょっとね、このちょっとの差が結果的に負けてしまったんでね。おそらく今の3年生以下の子は今年の合宿の経験もあるし、いろんなことを経験している中でまた来年に活かしてくれると思うんで。4年生は4年生で頑張ったんだけども、まあ3年生以下もいろいろ勉強になったと思うので、そういう意味で非常に良かったと思います。
―1回戦では深田選手が代表戦を戦った
4年生の子が怪我して、自分が出なあかんという風に決まったんが丁度試合の2日前だったんですよ。そこから今まで恐らく、俺二番手やからでなくていいやろう、と思っていたところからいきなり試合に出て尚且つ代表戦なんかあって。かなり緊張したところもあったと思うんですけど。特にゴールデンスコアの代表戦の延長なったところで少し弱気になったかなというところで、そこで持ち直して最終的に勝ったんでね。あれは本人にとってはすごく自信につながると思います。まあ我々のチーム全体があれで一つ感動した部分があった。そこは非常に良かった。
―関西では81kg級で出ていた芦苅選手が90kg級で出場
今回。一つ上の階級でエントリーもできたりする。そして芦苅はもともと90kg級の選手なんですよ。それで今まで減量してたんだけども怪我とかで減量させると負担が大きいと思ったので90kg級に藤田を含めた2人エントリーしていた。この辺りは下の81kg級の二人が揃っていたので90kg級が京産1人しかエントリー出来てなかったのでそこにいれといて、まあ1試合目なんか特に。あれで負けてたら1回戦敗退なんでよく頑張ってくれた。。こればっかりは4年生頑張ってくれた。
―4年生を4年間見ていて
今は学年ごとに雰囲気があるんですね。2年生は結構元気で春の大会でも2年生頑張ってくれて。そこで4年生は影に隠れやすいんですけどそれでも最後の最後までずっと4年生がきちんと影の力で引っ張ってきて。それで最終的にこう体重別の大会で頑張った、だからそこは4年生というのは表に出ない中での重みというのを持っているんで。そういう意味でも最後に力を発揮してチームをまとめてくれました。良かったです。
―これからは新チーム
今年何とかね、春は(無差別級で)全国大会に出れて、でチャンスがあればいきなりベスト8以上に入れる可能性がある。だから来年はいきなりベスト8以上に勝ち進みたいですし、秋は今回は結構3年生以下も頑張っているんでね。2日目以降に。この2つを目標に頑張っていきたいですね。
深田選手
大会前どのような準備、調整をしてきたか。
―西村先輩が熱で欠場してしまって補欠で出ることになったんですけど、それでもチームに迷惑をかけたくないという思いがあったので全力で挑みました。
出場が決まったときにプレッシャーがあったか。
―そうですね、ありました。
一試合目を振り返って。
―一試合目は内容が、すごい濃くて人生初めての代表戦ですごい緊張したんですけど最後まで自分の柔道を見せれたかなと思います。
二試合目を振り返って。
―岡山商科大学とは、合宿とかでお世話になってて相手の技とかわかってたんですけど、やっぱり団体戦にある流れとか雰囲気で変わって、流れに飲まれてしまったというのが敗因です。これから先の課題になっていくと思います。
新チームにむけて。
―三年生は、みんな一生懸命柔道に励んでいるのであと一年間みんなでやっていきたいですね。
今後の目標。
―今後の目標は、関西学生でベスト8に入って全日本学生に出場することです。
鵜澤選手
―今日を振り返って
もういいチームで。最後勝とうという気持ちが見えて、いいチームになったなと思いました。
―代表戦で深田選手が戦った
練習皆でちゃんとやってきましたし、しっかり皆も応援してた中での代表戦だったのでチーム一丸となって戦えてたなと。その結果勝てたと思います。
―今日で引退。自身の4年間は
とても充実した4年間になってたなと思います。自分自身としてはすごく良い4年間を過ごして、チームとしても1年間良い思いをできたと思います。
―次のチームへの期待
それぞれ主将が中心となって目標決めると思うので、その目標をしっかり達成できるようにチーム一丸となって頑張ってほしいなって思います。
山本選手
今日の一回戦、二回戦を振り返って
→一回戦はチーム全体が良い雰囲気で試合に臨めていた。自分自身としては、ポイントを取られて負けてしまったので、悔しかったが、チームとしては、代表戦で深田選手が勝ち、良い雰囲気、良い内容で勝つことができたので嬉しい。二回戦では、前の選手がポイントを取って、後ろの選手が引き上げるという作戦だったが、あまりかみ合わなかった。しかし、全員が自分の仕事を果たそうと精一杯頑張っていたので、内容は良かったと思う。
一回戦、代表戦で深田選手が勝利を決めた時、チーム内の雰囲気はどうだった?
→最高超だった。全員が立ち上がって盛り上がっていた。チーム内の雰囲気もとても良かった。
二回戦では、山本選手は1勝3敗1引き分けで回ってきたが、どんな気持ちで挑んだ?
→僕合わせて後ろが2人しか残っていなかったので、その2人が一本勝ちを決めないと、チームが勝てなかった。だから、何がなんでも勝ちに行く姿勢で臨んだ。しかし、あと一歩届かなかった。
4回生にとっても、現チームとしても最後のこの大会だったが、大学での柔道人生を振り返ってどうか。
→長く感じたことはなかった。あっという間に、4年間が流れるように過ぎ去っていったように感じる。
最後の大会なので、平常心を保つのは難しかったと思うが、この大会を前にメンタル的な部分で意識したことは?
→4回生なので、最後の試合だったから何を考えてもやるしかないという気持ちだった。自分が今までやってきたことを出すしかないと思っていたので、逆に気楽に臨めた。
次のチームへ一言
→年下の代のレベルが結構上がってきている。今年よりも上のレベルを目指せるメンバーだと思うので、ベスト16、ベスト8それ以上を目指して頑張ってほしい。
芦苅選手
―今日の試合振り返って
もうバテバテです。本当は出る予定なかったんですけど思い出作りにもなりました。
―その中で1試合目が勝敗決まる場面
危なかったですね。今までで一番緊張しました。大きいミス自分がしなくてよかったです。
―自身の4年間を振り返って
今日が一番試合楽しかったです。今までも結構楽しくできてたんですけど、楽しいで終われてよかったです。
―新チームへの期待
2年生がデカいし強いので楽しみです。
田村壮志選手
―今日の試合を振り返って
前個人戦の時にふがいない試合をしたので、少しでも力になろうと思って。自分が最初に先鋒として流れ作れると思ったので最初飛ばして、ポイント取って帰ってきて流れ作ろうと思って。なので最初からガンガンせめてという意識をもってやりました。
―2回戦で連勝。1回戦後からの気持ちなどは
そんなに何か特別なこと考えてたわけじゃないんですけど、個人戦の時に、集中が途切れて負けることがあったので、しっかりと自分がやることに集中したら負けないというのは自分の中では思っていたので。だからとりあえず自分のできることに集中しようという風に2回戦も頑張ってやりました。
―先鋒として出るやりやすさ難しさは
トップバッターで最初の2,3人の流れって出てくると思うんですけど、自分のチームは最初の3人ぐらいでポイント取るっていうのを意識していた。そういう勝ち方をしようと話してたので、一人目が取れたら次の2人目3人目と続いていけると思ったので、とにかく自分がポイント取って流れを作ることを意識してました。
―自身の4年間はどうだったか
まあ嬉しいこともあったんですけど、やっぱりずっと悩み続けた4年間やったなというのはあって。でもその悩みが今振り返って、精神的にも肉体的にも成長につながっているかなと思います。
―新チームへの期待
今の三年生は一人ひとりのポテンシャルがもともと高くて、全員が気持ちをもってやれたら絶対に自分たちの学年とかそれ以上を出せると思っているんで、今の三年生には勝てる気持ちをしっかりもってやっていってほしいなと思います。
薮井選手
―今日の試合を振り返って
自分が仕事できなかったんで、悔しさが残ってます
―1試合勝った後の気持ち
次は取ろうかなと思ってたんですけどなかなかうまいこといかなかったです。
―岡山商科大とは夏にも試合をしていた
そんなに差はなかったんですけど、勝負所で相手の方が強かったんで、そこが課題です。
―これから新キャプテンになる
今よりもっと、今以上に結果残せるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。
―具体的な目標は
やっぱり2日目に残るのが目標で、関西でも一人でも多くが全国に行けるように練習していきたいと思います。
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