関西学生柔道優勝大会/5月26日(日)/@ベイコム総合体育館

武道館で行われる無差別級での全国大会への10枠の切符をかけた、関西学生柔道優勝大会が明日、開催される。前年、11年ぶりの出場で新たな扉を開いた京産大は2年連続の出場を目指す。
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【試合予定】
1回戦 立命館大戦
2回戦 天理大戦

2回戦勝利→全国決定、準々決勝へ
2回戦敗戦→出場決定戦へと移動
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【試合展望】
5月初旬に行われた前大会の京都学生柔道大会で2位を獲得し、好スタートを切った京産大。そこから1、2年生は京都ジュニアで個人戦をはさみ、いよいよ大一番の試合となる。昨年は2回戦からの組み合わせであったが、今年は1回戦から戦うこととなった。その相手は昨年のこの大会で最後の一枠をかけた試合を演じた立命館大学。2-1で勝利したものの、出場を争う力を持っている大学だけに、初戦から厳しい組み合わせとなる。一方で、5月の京都大会でも対戦機会がありこちらも京産大が2-1で勝利している。負ければ即終了の初戦、前回のように勝利を獲得して全国へ近づきたい。
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そして、勝利した際に迎える2回戦、勝てば全国が決定する試合の相手は第一シードの絶対王者、天理大学。同大会で現在2連覇中で、全国屈指の名門校である。足達監督も「対等にやるとなった場合、今の自分たちではかなり厳しいね」と苦笑を浮かべた。もちろん勝負である以上、ここで大金星を奪って全国を決めたい戦い。チームに歴史が刻まれる場面が生まれるか。
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2回戦に勝利すれば、そこからは全国切符獲得という名目から優勝を目指す戦いへと変わるが、負けた場合には2回戦敗退の8校で、残り2枠をかけた出場決定戦へと移る。トーナメント状に配置され。2勝した時点で全国が決定する。昨年はこれで出場を決めた。「(出場決定戦は)精神力に忍耐力、持久力が必要」と語るように求められることは多いが、負けた場面からの切り替えも、一度経験している選手も多い分、有利に働くか。
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柔道部は京都大会のメンバーからの怪我人が無く、順調に調整している。監督も「けが人が出てないことが一番。いい感じに来ているからそこそこやってくれると思う」とここまでの練習過程には満足の言葉、そして期待の言葉を述べた。チームとしても目標へまずは全国切符、そして武道館での勝利へ向けての戦い。昨年は柔道部復活の大会。そして、今年からは全国常連校を目指す戦いへと変わる。前回の経験、新入生の新たな風、今年の勢い。全て併せて、全力で、全員で、”獲”りにいく。
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【大会結果】
また、5月11日に行われた全日本ジュニア京都府予選では1,2年生の計15人が7階級に出場し、3位入賞を果たした7選手が、近畿予選へと駒を進めた。

・60kg級
佐土嶋(2年) 優勝🥇
小坂(1年) 準優勝🥈

・66kg級
矢部(2年) ベスト8
和田(1年) 初戦敗退

・73kg級
垣谷(2年) 準優勝🥈
福田(1年) ベスト8

・81kg級
松下(2年) 準優勝🥈
今津(1年) 3位🥉

・90kg級
伊藤(1年) 4位
芳野(2年) ベスト8
能勢(2年) ベスト8
所(1年) ベスト8
小島(2年) 初戦敗退

・100kg級
須磨(2年) 3位🥉
小林(2年) 4位

・100kg超級
尚(1年) 準優勝