■2024年度関西学生バスケットボールリーグ戦
2024.10.26(土)

順位決定戦 1回戦 対天理大学
@京都産業大学体育館


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■試合結果
京産大72-64天理大
第1Q 13-11
第2Q 26-22
第3Q 11-9
第4Q 22-22


■試合内容
第1Q序盤は取って取られての展開になったが、終盤にかけて流れが変わる。武本拓真(4)の中に切り込んでのシュートでファールを誘う。1本目は確実に決め、こぼした2本目を繋いで太田凜(1)がスリーポイントを決める。同点だった点差が一気に9点リードに。その後、太田のパスカットから速攻レイアップもあったが、相手も徐々に点差を縮め、4点リードで第2Qに入る。逆転される場面もあったが、終盤の森本凜(4)のスリーもあってリードを保ったまま後半戦を迎える。

第3Q序盤は、片原飛斗(2)の速攻やヒシグバータル・オーギル(3)のスリーもあったが、中盤からリズムが崩れ相手に流れがうつる。しかし、主将・宇都宮陸(4)が反撃を始める。3人のディフェンスをその巧妙なドライブで難なくすり抜けそのままレイアップ。さらに、続けて6得点で、1人で8連続得点をゴールに収めた。

勝負の最終Q。太田、片原のスリーで点差を広げ、相手もスリーを決めるが、すぐにまた太田がスリーを確実に収める。太田はこの試合計4本のスリーポイントを記録し、総得点もチームトップタイの17得点となった。その後は、相手にシュートを簡単に打たせない守りと、宇都宮の2人同時にかわすシュート、最後は森本の華麗なスリーで試合を締めくくる。

2024.10.27(日)
順位決定戦 2回戦 対関西学院大学
@京都産業大学体育館


■試合結果
京産大72-64関学大
第1Q 17-14
第2Q 24-19
第3Q 15-5
第4Q 12-23


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■試合内容
順位決定戦2回戦で対戦したのは、1次で敗北を喫した関学大。たくさんの応援が駆けつけたホームでリベンジマッチを制し熱気と歓喜に包んだ。

序盤から白熱した戦いを見せた。第1Qは中井柾希(3)、森本(4)のスリーポイントシュートもあり、17-14で終えた。第2Q前半には、連続7得点で逆転される場面もあったが、宇都宮陸(4)のエンドワンから流れが変わる。終了間際には落合(4)の体を張ったオフェンスリバウンドで会場が沸いた。第3Qは堅いディフェンスから5失点に抑える。最終Qでは相手の怒涛の巻き返しがあったが、68-61でリベンジを果たした。

主将・宇都宮は最終戦(神戸医療未来大戦)に向けて、「一勝している相手ですけど、リーグでトップだと思うので、似たようなタイプだと思うんですけど、絶対に勝ちたいと思います」と意気込みを語った。

【京産大が優勝を得られる条件】
神医療に勝利
▶勝ち点数により優勝
神医療に敗北
▶1次の試合結果も含め、得失点差の大なる方が優勝
つまり、1次で11点差で神医療に勝利している京産大は
・ 11点差未満で敗北▶京産大優勝
・ 11点より多く差をつけられ敗北▶神医療優勝

【撮影・取材 大道莉和】