MCCスポーツpresents
2024年度第73回
全日本大学サッカー選手権大会

強化ラウンド
グループステージ第3節
対新潟経営大学

(2024年12月17日火曜日)
京産大3(2-0)3新潟経営大


S__2146314


【スターティングメンバー】
GK 1 林憲太朗(4年=滝川第二高)
DF 2 楠瀬海(4年=高知高)
DF 5 横窪皇太(4年=金光大阪高)
DF 13滝口晴斗(2年=愛媛U18)
DF 30 逵村健斗(3年=三重高)
MF 3 田代鉱(2年=ヴィッセル神戸U18)
MF 8 城水晃太(4年=サンフレッチェ広島Y)
MF 10 伊藤翼(2年=セレッソ大阪U18)
MF 15 末谷誓梧(2年=セレッソ大阪U18)
MF 23山村朔冬(1年=帝京長岡高)
FW 11 中田樹音(4年=岡山学芸館高)
【サブメンバー】
GK 31 徳若碧都(3年=高川学園高)
DF 6 大串昇平(4年=ガンバ大阪Y)
DF 16 前原慶維(3年=神村学園高)
DF25 西村想大(1年=近江高)
MF 24 皿良立輝(1年=セレッソ大阪U18)
MF 27 福永裕也(1年=京都橘高)
MF 29 田中寿宗(3年=東山高)
FW 9 菅野翔斗(4年=サンフレッチェ広島Y)
FW 19 岩村匠馬(4年=東山高)
【選手交代】
前半14分
IN 岩村匠馬 OUT伊藤翼
後半20分
IN皿良立輝 OUT城水晃太
IN福永裕也 OUT末谷誓梧
後半35分
IN菅野翔斗 OUT中田樹音
IN 田中寿宗 OUT岩村匠馬

【スコア】
1分 山村朔冬
31分 横窪皇太
75分 失点
85分 失点
88分 失点
90+5分 田中寿宗(AS:菅野翔斗)

【コメント】
◯吉川監督
◯開始早々にアクシデント

ー今日正直ボランチ入れてなかったんで、サブに。なので、ボランチをそのまま入れ替えるっていうよりも、最後5枚とかもちょっと想定してやりたいなと思ってた中での早々のアクシデントだったので、もう単純に4-4-2に変えるかっていうところで、守備の時は4-4-2で、攻撃の時は3-1-4-2みたいな感じで、ちょっと立ち位置しっかり決めてプレーさせたっていうところもあったんですけど、ほんとにアクシデントへの対応っていうところで、前半から後半の15分、20分ぐらいですね、もうもうほんとにしっかりと対応しながら、やるべきこと整理して、攻守でしっかりと振る舞ってたっていうところはあったので。ただ、そこからですね。連続失点であったりとか、失点の仕方であったりっていうところは、やっぱり本当に継続的な課題だなっていう。ただこのリーグ戦、ほんとに最後もぎ取って上に進めたのがもう1番の目的やし、1番の目標なんで、しっかりと最後よくもぎとったなっていうところです。

◯前半を振り返って
ー自分たちの狙い通りに攻守のところはできてたと思いますし、得点もPKもありましたけど、しっかりと2点取って、ハーフタイムのところで言うと、3点目どうやって取りに行くか、そこはもう3点目が1番大事やでっていう話もしながらだったんで、前半の内容、スコアともにしっかりとできたと。それをもう45分できるかどうかっていうところがやっぱり課題だなっていうところは、継続してる課題が年間通して出てるなっていうところですね。

◯前線から積極的なプレス
ー匠馬も樹音もハイプレスのところは後半入ってからもしっかりとやれたと思うんで。ただ25分過ぎぐらい、残り15分ぐらいのところが、ちょっと疲弊してるな、2人がっていうところもあったんで、ツートップ変えてっていうところで、まあまあ想定内は想定内だったんですけど、スコアのマネジメントがちょっと難しかったなっていうところはあります。

◯DFも前線へプレスする場面も
ー相手のビルドアップに対しては、オールコートマンツーマンぐらいの勢いを持って、しっかりと個人で守るっていうところで、チームであんまりぼかさないっていうところを言ってたので、あの辺りは横窪がしっかり自分のポジション外して相手に捕まえに行くっていうところは、 ハーフタイムでの修正というか、予定通りのプランだったので、その辺りはうまくやれてたかな。25分、30分までは、ほんとに自分たちの狙い通りの展開、かつハーフタイムでの修正加えたところでのプレーっていうところでは、しっかりできてると思うんで、 ラストの15分のところの部分をやっぱり次はしっかりと修正していかないと、ノックアウトステージになると、よりシビアな戦いになると思うので、そこは中1日でしっかりと意識をみんなに持ちながらやりたいなと思います。

◯全てセットプレーから失点
ー継続的にセットプレーっていうところはね、やっぱり言ってるのは言ってるんですけど、そこを自分たちでどういう風に改善していくのか、中でどういう風に空気感作るのかっていうところは、やっぱり課題かなって思うんで。今シーズンでいうと、やっぱり同じような課題が、潰していって新たな課題が出てるっていうよりも、継続して同じような課題がずっと続いてるっていうところが、失点の時間帯もそうやし、連続失点もそうで、失点のパターンっていうところも、セットプレーが多かったりっていうところが改善されてない部分があると思う。なので、4年生にはあとの2試合しっかりと戦ってもらうってとこあるんで、3年生以下はそこは大きく自分たちの課題だと思って捉えてやらないと、来シーズンのところで言うと、ほんとに1個1個の大会だったり試合だったり、やっぱ落としていく。自分たちのステージがなかなか上がっていかないで、自分の個人の選手として評価が上がっていかないっていうことに繋がるので、本当に3年生以下はこの経験をしっかりと、本当に真剣に考えて、ゲームに入っていかないといけないと思います。

◯同点弾を決めた田中寿宗選手について
ー彼はBでずっとやってた中で少しずつ本当に上手くなってきた選手、努力を積み重ねてやり続けてた選手っていうところもあるので、昇平入れたりとか、翔斗入れたりとか、そういったところのメンツを入れるところも1つのプランではあったんですけど、 でもトシがこういう舞台でしっかりとプレーをするっていうところとか、来年のっていうとこを見た時には、彼の努力してきた1年がどういう風に身を結ぶかなと。本当に簡単なゴールではあったと思うんですけど、やっぱりあそこにいることが大事だと思うんで、彼のこの1年の取り組みが、この大事な一点っていうところに現れたかなと思います。

◯ノックアウトステージ準決勝に向けて
ー札幌大から11人のメンバーを変えて、フレッシュなメンバーで今日臨んだので、また中1日でフレッシュなメンバーも入れながら、自分たちは1番いい状態で臨めるメンバーを組みたいなと思いますし、とにかくアグレッシブに自分たちがやってきたサッカーを表現するためのメンバー編成をしっかりとして、残り2つしっかりと勝って、駒をしっかり進めて最終目標を取りたいなと思います。

◯田中寿宗選手
◯同点弾を決めた瞬間の気持ち

ーなんか我を忘れるぐらい嬉しかったです。

◯得点シーンでの狙いは
ー翔斗くんが競り合い勝ったところのこぼれっていうのは、全体的に狙ってたんで、こぼれてくる可能性が高いところにいました。ワンタッチでシュートっていうのと、翔斗くんの近くっていうところ言われたんで、そこはしっかりできたかなと思います。

◯守備に関して
ー守備は試合前から全員で正面からプレスをかけていくっていうのを、昨日の分析からしてくれてた部分もあったんで、そこは全員が意思を共有してやれたかなって思います。

◯インカレで掴んだチャンス
ー僕は今シーズンずっとBチームでプレーしてて、それで連れてきてもらってるっていうところも、しっかり自分の中でも意識しながら、ここでどうやって短い時間でアピールできるのかっていうのを、自分の中でも課題としてやってきたので、そこで今日結果として出たのは嬉しいなと思います。

◯残り試合に向けて
ーこのチームであと2試合して、強化ラウンド優勝っていうところをできるように頑張りたいと思います。

◯岩村匠馬選手
◯守備の面では積極的に攻めていたが
ーチームでフォワードは、ああいう前プレの強度は結構大事にしてる部分でもあるんで、翔斗とか、今日で言ったらトシ(田中)とか、いい選手がいっぱい待ってるんで、インアウトとかでもいいから、とりあえず前からしっかり圧力かけて行けるとこまで行こうと思ってたんで、ああいう強度はチームとしても大事にしてるとこなんで、いいプレスになってるのかなと思います。

◯攻撃の面
ー樹音が結構見てくれてるんで、僕が繋ぎ役っていうか、よく喋るタイプなんで、リアクションとりながらやることで樹音の良さも引き立てられるのかなと思ってるんで、その辺は自分の良さも出しつつなんで、いいようにチームに貢献できてるのかなと思います。

◯後半の戦い
ー僕たちのフォワード陣の課題でもあると思うんですけども、ああいう最後の決定力っていうのはもっともっと、僕が4回生なんでこっから上手くなるってないんですけど、こういう(横にいた)颯斗とかに頑張ってもらいたいなと思います。

◯準決勝にむけて
ー僕自身もこれがサッカーするのも最後の大会なんで、最後までやりたいっていう気持ちはあるんですけど、1個1個の試合ちゃんと向き合って、いい準備して 勝てるように、チームでも、ももっともっといい準備できて勝てるようにこれからやっていきたいなと思います。

◯楠瀬海選手
◯久しぶりのスタメン

ー公式戦で言うと甲南戦以来だったんですけど、自分も4回生としてっていうのは数年やってきたことで、どんな立場に立ってもチームに何を還元するか、何を起こすかっていうのを考えて行動してた。悔しい気持ちはありますけど、チームにいろんな形で関わっていくっていう部分を意識して取り組んでたんで、今日はスタートっていう立場をもらった中で、しっかり勝利を持ってくることができてよかったです。

◯前半から攻撃で貢献
ー3分とか2分ぐらいでもう取ってくれたんで、DF陣としてもそれはすごい気持ち的にも楽ですし、あれでチームが勢いに乗ったっていう部分で、前半はいい形で、サイドの誓梧とも上手く関係作りながらできたかなと思います。

◯2-0で折り返した後半戦
ー自分らはずっと課題にしてる部分で、セットプレーとかこういう2-0の雰囲気の中で、結果的に上がりましたけど。まだまだこの最後の最後でもやっぱり課題は見えてくる部分はあったんで、もう1回そこは4年生中心に改善して、あと2試合しっかり17位を取りにいきたいなと思ってます。

◯このチームも残りわずか
ー4年生の昇平、ヨコ以外の人間はほぼほぼもうサッカーがここで終わってしまうっていう立場なので、そういう人も含め全員4回生として、学生でのサッカーは最後なんで、やっぱり真剣にできるこのサッカーをあと2試合しっかり楽しんで、みんなで笑顔で終われればいいかなと思います。

【取材 細井雅貴、川瀬正浩】