MCCスポーツpresents
2024年度第73回
全日本大学サッカー選手権大会

強化ラウンド
グループステージ準決勝
対東海大学

(2024年12月19日木曜日)
京産大1(1-0)0東海大
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【スターティングメンバー】
GK 31 徳若碧都(3年=高川学園高)
DF 4 小野成夢(2年=愛媛U18)
DF 6 大串昇平(4年=ガンバ大阪Y)
DF 5 横窪皇太(4年=金光大阪高)
DF 30 逵村健斗(3年=三重高)
MF 3 田代鉱(2年=ヴィッセル神戸U18)
MF 15 末谷誓梧(2年=セレッソ大阪U18)
MF 22 松浦蒼波(4年=京都橘高)
MF 23山村朔冬(1年=帝京長岡高)
MF 24 皿良立輝(1年=セレッソ大阪U18)
FW 9 菅野翔斗(4年=サンフレッチェ広島Y)
【サブメンバー】
GK 1 林憲太朗(4年=滝川第二高)
DF 2 楠瀬海(4年=高知高)
MF 8 城水晃太(4年=サンフレッチェ広島Y)
MF 18 梅原樹(4年=大阪桐蔭高)
MF 27 福永裕也(1年=京都橘高)
MF 29 田中寿宗(3年=東山高)
FW 11 中田樹音(4年=岡山学芸館高)
FW 17 妹尾颯斗(2年=サンフレッチェ広島Y)
FW 19 岩村匠馬(4年=東山高)
【選手交代】
後半26分
IN 城水晃太 OUT末谷誓梧
後半32分
IN 中田樹音 OUT山村朔冬
後半38分
IN 妹尾颯斗 OUT菅野翔斗
後半41分
IN 福永裕也 OUT 皿良立輝
後半45分
IN 楠瀬海 OUT 松浦蒼波

【スコア】
32分 菅野翔斗(AS:山村朔冬)

【コメント】
◯吉川監督
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◯主将・菅野選手による先制点
ーリーグ終盤からなかなか取れてなかったところで、翔斗が1-0の1っていう大事な得点を取り始めてるのは、年間通してもうちょっと早くっていうところはあるんですけど、ただ年間通してほんとに苦しい時期でも、めげずにやり続けた結果が、最近の得点に繋がってるかなと思うので。体張るところ守備で頑張るところ、この献身性はしっかりとやってくれてるんで、そのプラスアルファは得点といって、チームを引き上げるプレーをしてくれたので、すごくチームにとっても大きかったなと思います。

◯1-0で後半の戦いへ
ーこの前のゲームで言うと、3-0、4-0でしっかりとゲームをクローズしないといけないところだったんですけど、ひっくり返されて、なんとかつないで今日のゲームっていうところがあったんですけど。ただ、もっともっと上を目指していく中では、やっぱり3失点で一時ひっくり返されるっていう状況は、自分たちにとっては良くない状況っていうのはみんなにも伝えたので。前半からしっかりとワンプレー、ワンプレー、1分、1分、しっかりと時間を積み重ねながながら90分プラス5分までプレーできたので、中1日でトレーニングも、昨日リカバリー組とトレーニングっていうところで、本当に少ししかトレーニングできてない中で、意識の部分でしっかりと変えれて、東海大っていう相手に対して0で抑えたのは、しっかりと意識した結果かなと思うんですけど。ただ、これをしっかりと継続して、毎試合毎試合、次の試合、来年積み上げていくことが大事かなと思います。

◯セットプレーに関して
ー守れてた部分もあるし、時久さんとも話してたんですけど、徳若のところで、もっと勇気持って出てきてほしいなっていう部分もあるし。ただ、それは彼の伸びしろと、自信をつけていく。ゲームに出て、いろんなシチュエーションを経て自信をつかんでいくんだろうなっていうポジティブな明るい兆しっていうのも見えてる部分もあるので。サイズ感があるので、徳若がまずしっかりとプレーして、キャッチして終わらせるっていうとこがまず第一だと思います。
その中でフィールドがどういう風に守るか、セカンドボールどういう対応するか、しっかりとセットプレーを切りきるかっていうところが大事になってくると思うんで、ほんとに1つ1つ、まず今日はそういうセットプレーより、失点がなかったっていうとこがよかったかなと思います。

◯最後は守りを固める5バック
ー選手交代今回のレギュレーション上、5回回数使えるので、その5回をうまく使いながら1分1分時間を進めるっていうところと、今シーズンずっと5枚で最後逃げ切るっていう準備はしてきた中で、なかなかそういうゲーム展開にならずに、5枚にしようかなと思ったら1くらったりとか、5枚にしたけど結局同点されたりっていうところが結構あった。なので、こういう5枚にして0で抑えて、実力で勝てたっていうところは、プラン通りに進めれたゲームかなと思います。

◯今季最後の試合に向けて
ー今日も結果によってはっていうところはあったと思うんですけど、正真正銘、次の試合が今シーズンの、この4年生のチームのラストなんで、そういったところまで持ってこれたのは、負けたら今日がラストやなっていう状況で試合が終わるのと、ほんとにラストゲームっていうところでは、みんなの気持ちの高ぶりもまた変わってくると思うんで、本当に悔いなく、もうできれば120分やりたいなぐらいの思い、延長も戦いたいなっていうぐらいの思いでラストの試合を迎えるので。学院戦から苦しいチーム状況というか、みんなのメンタル状況の中、最大限の自分たちが今あるべき、今ある中で最大限の場所まで来れてると思うんで、しっかりとラストを楽しみたいなっていうところと、今年のチームで言うと、こういうあと1歩が取れずに全て終わってる部分もあるので、ラストのゲームでこのシーズン最後は取れたよねっていうところに持ってこれるように、しっかりと明日準備してラストゲームを迎えたいなと思います。

◯菅野翔斗選手
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◯前の試合を踏まえて
ーほんとにあと2試合やるために、最大5試合やるために自分たちはこの大会に臨んでるし、4年が下に残せるものって言ったら、関西1枠取るっていうこと と、インカレっていう大会で勝ち癖つけるっていうのは、今後のチームにとっても大切なことだと思うんで、今日はもう確実に勝つ気持ちで挑みました。

◯ゴールを振り返って
ークロスからの得点っていうのは、自分1番得意で、あのシーンもやっぱりここに来るなっていうのは、すごい思って、相手の前に入り込んでっていう得点だったと思うんですけど、あんまり自分が決めよう決めようじゃなくて、でも自分が勝たせるっていう気持ちはあって、力入りすぎずできた結果がゴールに繋がったかなと思います。

◯後半の守り
ーああいう試合した後に、中1日でも修正できるっていうのが、このチームの良さやと思うんで、そこは今年のチームが残せるものとしてあると思うし、これを2試合、3試合続けていかないといけないんで、次の試合もう1回戻ってしまったら、同じだと思うんで、そこはしっかり修正した部分を次の週でも活かして、1-0でもなんでも相手より1点多く取ったら勝ちだと思うんで、粘り強くやっていきたいなと思ってます。

◯最後の決勝戦に向けて
ー本当にこのメンバーで、1番この強化ラウンドで長くできるのは自分らと中央だけなんで、自分たちがもう楽しむのと、来年のインカレの関西枠とるっていうことを第1の目標として戦いたいと思います。

◯田代紘選手
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◯試合前の対策
ーやっぱり関東ってことで、前に早かったり、強さがあったりで、僕ら大院大に負けたみたいに前に強い相手とかには結構弱いんで、まずは入りの締め方とどういう戦い方するかっていうのは、みんなで合わせて試合に臨みました。

◯自身のプレーを振り返って
ーまず攻撃では蒼波くんとボールを繋ぎながら前進していくっていう役割があった中で、あんまり後半は繋がった攻撃っていうのはできなかったんですけど、守備で僕の特徴である刈り取ったり、相手の攻撃の芽を潰すっていうところでは、前半より後半の方が良さが出たのかなと思います。

◯最後は5バック
ー勝ってる時のそのプランは全員が共通意識を持ってるんで、誰も慌てることなくしっかり最後いい締め方はできたなと思います。

◯課題だったセットプレー
ー試合前に吉川さんも言ってたんですけど、全員で声出して足動かして締めていこうっていう話はしてたんで、前半も後半も全てのセットプレーにおいて、後ろ中心にしっかり声出して、いい守備ができたかなと思います。

◯次は4年生と試合ができる最後
ー最高の4回生できるのもあと多くて1試合なんで、4年生が残してくれたものを来年に引き継げるようにやっていくのと、最後しっかり勝って関西の来年のインカレ1枠増やせるように頑張っていきたいと思います。

◯徳若碧都選手
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◯試合への臨み方
ー前の2-0で勝っててそこからのゲームコントロールみたいなのは、吉川さんからも今日の試合に向けて自分が課せられた課題みたいなところがあったんで、ディフェンス陣を中心に、今日の試合もですけど、来年に向けて下級生とも話しながら、難しいゲームになるんやったらはっきりするところ、はっきりしてみたいな。上に上がっていく上で、結果が1番大事なんで割り切るってところは、今日は結構こだわってやったかなと思います。

◯後半の戦い
ーやっぱり1-0は難しい時間多かったですけど、もうほんまにみんなよく頑張って守ってくれたっす。味方がコース制限してくれてみたいな感じだったんで、ホンマに全部のセーブが味方とうまく連携しながらのセーブかなと思います。

◯セットプレーに関して
ーセットプレーは今日試合に入る前にいつも集中してるけどやられるみたいな、今年ずっと課題だったんで、手叩くだったり、鼓舞する声を全員がいつもより多くっていうところで、緊迫した中でできたかなと思います。

◯次の試合が今季ラスト
ー今までずっと4回生に引っ張ってきてもらったんで、ラストは僕たち3回生以下が4回生勝たせてあげれるように頑張りたいと思います。

◯来季は最高学年に
ー正直4回生抜けて不安な部分もあるんですけど、やっぱ自分たちの代なんで、楽しみが大きいんで、下はいい子多いんで、自分たちがやってる姿とか、頑張ればついてきてくれると思うんで、4か月に渡ってひたすら頑張るだけです。

【取材 細井雅貴、川瀬正浩】