第9回全日本学生選手権オムニアム大会
2025年6月8日
TIPSTAR DOME CHIBA
【試合結果】
▼ケイリン
田村一暉 9位
▼オムニアムB
稲吉一生 2位
▼オムニアム本選
原田應佑 7位(学連2位)

前日にオムニアム予選敗退となった稲吉は、2日目、オムニアムB(ポイントレース)に出場。レース開始から前方で走る稲吉。最初のポイント獲得周回から積極的な走りを見せ、連続でポイントを獲得。残り30周回を切ると、先頭が1ラップし、集団にいた稲吉へ先頭が移る。そのまま稲吉は集団のトップを譲らない。後半に入り、レースは動いた。集団から飛び出し先行する選手らの中に稲吉も参入。最終周回を迎えると、稲吉はさらにスピードを上げ、残り半周で集団を率いる。見事な走りでゴールし、最後の10ポイントを獲得。稲吉は合計24ポイントで2位となった。

ケイリン予選の4組目に出場したのは田村。スタートは4番目の位置。ペーサーが抜けた後、田村は後方で残り2周を迎える。各選手が狙いを定めスピードを上げていく。運命の最終周回、第3コーナーを回り田村が前に出た。さらに、最終コーナーで前の選手らを追い抜くと、ラストのスプリント勝負に勝ち、1着でゴール。予選1位で1/2決勝へ進んだ。迎えた1/2決勝は、予選と同じ位置でスタート。注目選手の後ろにつき、田村は戦略を練る。しかし、思うように動くことができず、無念の5位となった。そして、最後に挑むのは順位決定戦。1/2決勝で対戦した選手をマークしながら、前に出ようとするも、阻まれ、後方のままゴールし、9位で終えた。
オムニアムの第1種目、スクラッチは、ゴールした順で順位が決まるレース。集団は大きく分かれることなく、選手たちは隊列を作った。残り20周回時点、5番手で走る原田。しかし、後半に入り、原田は集団の後方に回った。1着を目指して集団は加速する。緊迫するレースを最後まで走り抜き、原田は8位で終えた。

第2種目のテンポレースは、毎周回の1着に加点される。途中、先頭が集団から半周ほど離れる展開。多くの選手たちがラップを重ねる。集団で2番手の原田は後を追う選手を見ながら進む。そして、原田は3着でゴールし、16ポイントを獲得。2種目を終え、原田は10位。第3種目はエリミネーション。2周回ごとに1番後ろがDNFになっていくという、生き残りをかけたレース。原田は外側に回り、中央付近の位置で安定した走り。しかし、集団の後方に回ると追いつけず、レース前半で離脱した。13位で迎えた最終種目はポイントレース。10周回ごとのポイント獲得周回で獲得したポイントの合計を競う。原田は、序盤からポイント獲得を目指し、前に出る。2回目のポイント獲得周回で5ポイントを獲得すると、崩さず集団前方をキープ。世界で活躍する選手たちを相手に積極的に前へ走る。1ラップを挟みながら合計31ポイント獲得。順位は13位から7位まで上がり、学連の中では2位という結果を残した。大会初出場ながら、表彰台入りを果たし、京産大の名を轟かせた。
【執筆:久野可南子】
【コメント】
田村一暉
ー振り返り
1回戦目は僕の前がトラブルがあったりして、こけちゃったんですけど、それもしっかり見えていたので避けることもできて、後は後ろでペースを見ながらタイミングを見て、最後のゴールラインに抜けて、引っ張ることができたので勝ち進むことができて、そこは良かったです。次2回戦目は、明らかに一番強い人がいたので、9秒5とかハロンで出ていたので、その人が僕の後ろについていたので、この人につけば3位以内に上がれるだろうと考えていたんですけど、その人は意外と外で粘っていたんですけど、まくりきれなかったので、そのまま僕もまくりきれないという形になったので、
今日のそこの反省点は、自分から動けなかったから、そういう後ろで行っちゃったというのになったので、そこは反省点かなと思います。最後の7位、12位は、その人もさっきやらかしちゃっているから、もっと踏んでくるだろうなと思っていたので、前々で行こうと思って、強いからその人はとりあえず後ろにいたんですけど、でも、もっと車間切りながら、詰めながら行っていたら、まくりきれるかなという感じだったので、まだまだ行けるかなという感じだったので、次はこういう大きい大会は自信を持っていきたいなと思います。
ー海外選手との対戦について
今回はオーストラリアとか世界で結構活躍している選手が来ていたので、
ケイリンもペースがめちゃくちゃ速くて、
なので僕も結構ギア、いつもより重めで行ったんですけど、
そこは正解で、やっぱり、このぐらいのギアじゃないと、
彼らについていくのが、ついていくってだけでも、無理だなと。
筋力をもっと増やしていかないと、そもそもダメだなって分かっているので、頑張ります。

稲吉一生
ー振り返り
ポイントレースでは優勝を狙っていたんですけど、まだまだ程遠かったです。結構、もがいてポイントを取るというよりは、逃げで行こうかなと思ったんですけど、あまり逃げが決まらなくて、何回も行っているうちに足がなくなって、1位の人も逃がしちゃって、逃げたので、まだまだ何回も努力、力をつけないとなと思いました。
ー1着でのゴールについて
やっぱり最後は、一番自分の得意なスプリントなので、ここでは負けたらダメだなと思って、全力でもがきました。

原田應佑
ー振り返り
3種目がうまくいかなくて自分で弱気になっていたんですけど、ラストのポイントレースが正念場だと思って。マークしていた選手うまく抜け出せて集団でラップもできて、そこからも学連の中でポイントを取っている注目選手をマークして、ラストのスプリントもポイントには入れなかったんですけど、もがけたので自信になりました。

【取材・撮影:久野可南子】
2025年6月8日
TIPSTAR DOME CHIBA
【試合結果】
▼ケイリン
田村一暉 9位
▼オムニアムB
稲吉一生 2位
▼オムニアム本選
原田應佑 7位(学連2位)

前日にオムニアム予選敗退となった稲吉は、2日目、オムニアムB(ポイントレース)に出場。レース開始から前方で走る稲吉。最初のポイント獲得周回から積極的な走りを見せ、連続でポイントを獲得。残り30周回を切ると、先頭が1ラップし、集団にいた稲吉へ先頭が移る。そのまま稲吉は集団のトップを譲らない。後半に入り、レースは動いた。集団から飛び出し先行する選手らの中に稲吉も参入。最終周回を迎えると、稲吉はさらにスピードを上げ、残り半周で集団を率いる。見事な走りでゴールし、最後の10ポイントを獲得。稲吉は合計24ポイントで2位となった。

ケイリン予選の4組目に出場したのは田村。スタートは4番目の位置。ペーサーが抜けた後、田村は後方で残り2周を迎える。各選手が狙いを定めスピードを上げていく。運命の最終周回、第3コーナーを回り田村が前に出た。さらに、最終コーナーで前の選手らを追い抜くと、ラストのスプリント勝負に勝ち、1着でゴール。予選1位で1/2決勝へ進んだ。迎えた1/2決勝は、予選と同じ位置でスタート。注目選手の後ろにつき、田村は戦略を練る。しかし、思うように動くことができず、無念の5位となった。そして、最後に挑むのは順位決定戦。1/2決勝で対戦した選手をマークしながら、前に出ようとするも、阻まれ、後方のままゴールし、9位で終えた。
オムニアムの第1種目、スクラッチは、ゴールした順で順位が決まるレース。集団は大きく分かれることなく、選手たちは隊列を作った。残り20周回時点、5番手で走る原田。しかし、後半に入り、原田は集団の後方に回った。1着を目指して集団は加速する。緊迫するレースを最後まで走り抜き、原田は8位で終えた。

第2種目のテンポレースは、毎周回の1着に加点される。途中、先頭が集団から半周ほど離れる展開。多くの選手たちがラップを重ねる。集団で2番手の原田は後を追う選手を見ながら進む。そして、原田は3着でゴールし、16ポイントを獲得。2種目を終え、原田は10位。第3種目はエリミネーション。2周回ごとに1番後ろがDNFになっていくという、生き残りをかけたレース。原田は外側に回り、中央付近の位置で安定した走り。しかし、集団の後方に回ると追いつけず、レース前半で離脱した。13位で迎えた最終種目はポイントレース。10周回ごとのポイント獲得周回で獲得したポイントの合計を競う。原田は、序盤からポイント獲得を目指し、前に出る。2回目のポイント獲得周回で5ポイントを獲得すると、崩さず集団前方をキープ。世界で活躍する選手たちを相手に積極的に前へ走る。1ラップを挟みながら合計31ポイント獲得。順位は13位から7位まで上がり、学連の中では2位という結果を残した。大会初出場ながら、表彰台入りを果たし、京産大の名を轟かせた。
【執筆:久野可南子】
【コメント】
田村一暉
ー振り返り
1回戦目は僕の前がトラブルがあったりして、こけちゃったんですけど、それもしっかり見えていたので避けることもできて、後は後ろでペースを見ながらタイミングを見て、最後のゴールラインに抜けて、引っ張ることができたので勝ち進むことができて、そこは良かったです。次2回戦目は、明らかに一番強い人がいたので、9秒5とかハロンで出ていたので、その人が僕の後ろについていたので、この人につけば3位以内に上がれるだろうと考えていたんですけど、その人は意外と外で粘っていたんですけど、まくりきれなかったので、そのまま僕もまくりきれないという形になったので、
今日のそこの反省点は、自分から動けなかったから、そういう後ろで行っちゃったというのになったので、そこは反省点かなと思います。最後の7位、12位は、その人もさっきやらかしちゃっているから、もっと踏んでくるだろうなと思っていたので、前々で行こうと思って、強いからその人はとりあえず後ろにいたんですけど、でも、もっと車間切りながら、詰めながら行っていたら、まくりきれるかなという感じだったので、まだまだ行けるかなという感じだったので、次はこういう大きい大会は自信を持っていきたいなと思います。
ー海外選手との対戦について
今回はオーストラリアとか世界で結構活躍している選手が来ていたので、
ケイリンもペースがめちゃくちゃ速くて、
なので僕も結構ギア、いつもより重めで行ったんですけど、
そこは正解で、やっぱり、このぐらいのギアじゃないと、
彼らについていくのが、ついていくってだけでも、無理だなと。
筋力をもっと増やしていかないと、そもそもダメだなって分かっているので、頑張ります。

稲吉一生
ー振り返り
ポイントレースでは優勝を狙っていたんですけど、まだまだ程遠かったです。結構、もがいてポイントを取るというよりは、逃げで行こうかなと思ったんですけど、あまり逃げが決まらなくて、何回も行っているうちに足がなくなって、1位の人も逃がしちゃって、逃げたので、まだまだ何回も努力、力をつけないとなと思いました。
ー1着でのゴールについて
やっぱり最後は、一番自分の得意なスプリントなので、ここでは負けたらダメだなと思って、全力でもがきました。

原田應佑
ー振り返り
3種目がうまくいかなくて自分で弱気になっていたんですけど、ラストのポイントレースが正念場だと思って。マークしていた選手うまく抜け出せて集団でラップもできて、そこからも学連の中でポイントを取っている注目選手をマークして、ラストのスプリントもポイントには入れなかったんですけど、もがけたので自信になりました。

【取材・撮影:久野可南子】
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