西都六大学リーグ新人戦

1回戦 vs.摂南大学
@摂南大学枚方キャンパス(2025年6月8日)

AAA_4137


【試合結果】
京産大120|030|10=
摂南大000|031|10=5

【スターティングメンバー】
1三        河合 隼太
2左        足立 晴汰
 左        村西 佑太
3遊        亀岡 大貴
 遊        中島 大翔
4二        石田 塁
 二        太田 龍之介
5指        山川 孟則
 打指       野崎 颯人
6右        角谷 亮輔
打右        曾根田 平樹
7捕        坂槙 洸栄
 捕        岡田 尚大
8一        瀬尾 昴太
 一        七里 航正       
9中        寺村 泰一
 中        長池 成樹

 投        岡崎 煌己
 投        竹内 悠翔
 投        桑俣 慶人
 投        清水 暁伍

【試合内容】
 曇天の中、始まった2試合目は新入生で組まれた京産大Bチームの試合。相手は、摂南大学だった。
初回、3番・亀岡の左適時打で早くも1点を先制すると、2回にも一死1、2塁から9番・寺村からも走者一掃の右適時三塁打が飛び出し、2得点。序盤から相手を突き放す京産大の新入生打線。
AAA_3609
◆適時三塁打を放った3番・亀岡

 しかし、4回、先発の岡崎が相手打線に捕まり3点を取り返されてしまう。同点に追いつかれた京産大は、5回。二死1、2塁で4番・石田が適時二塁打の活躍。チャンスに強い打撃を見せ、再び京産大が試合をリードする。6回からは、竹内がマウンドを任された。味方のエラーが重なり1点を失うも、攻撃陣がすぐさま取り返し、相手に試合の主導権を握らせなかった。
AAA_3646
◆先発の岡崎

 この試合を白星で飾った京産大Bチームは、次戦、京産大Aチームと対戦する。普段練習を共にするチームの先輩と戦うことに対して「引いていかずにどんどん攻めていこうと思う」と河合。果たして1,2年生対決を制するのはどちらなのか。

【試合後のインタビュー】
辻 舜也選手~この新人戦を采配した新キャプテン~
AAA_3898
〇1試合目の2回生が主体のAチームでは、采配するうえで意識していたことは
→「1年一緒に練習してきた子たちということで能力はある程度知っているので、その子たちが適材適所で活躍できるように寄り添いながら試合に出して、良い結果を出せるように使っていくことは工夫していました。」

〇相手の四死球で得点する場面が多かった、攻撃陣に対して声掛けは
→「基本的に声掛けは2回生のキャプテンの大角に任せていましたが、個人個人にはひと声アドバイスをかけていました。」

〇注目している2回生は
→「ピッチャーの岡村、藤原。去年と比べたら成長した姿を見せてくれたので楽しみしていました。」

〇2試合目のBチームは新入生チームだったが、今年の1回生はどんな特徴がある選手たちか
→「人数が多い分、すごくにぎやかで野球を楽しくやっているイメージは入部してきたときからすごく伝わってきます。」

〇4投手の継投、代えるタイミングは
→「今日勝てば、3試合できることが確定していました。新人戦ではとにかく試合数をこなすことが一番大事だと思っているので、勝つために全員でつなぐ継投を考えていました。」

〇新入生で注目している選手
→「ライトを守っていた角谷、セカンドの石田、サードの河合、野手はこの3選手。ピッチャーは、清水、岡崎。入部してきたときから実戦練習で結果を残していたので、頭角を現している部分があって今日もすごく期待していました。そのほかにも今日の試合で良い結果を残している選手もいて嬉しかったです。」

〇次戦は、京産大対決
→「采配面では、とにかくみんなを試合に出して経験をさせることが第一にしています。まず、今日は勝てたので学年ごとに仲を深めて、チームとしても一致団結できるような大会にしていきたいと思います。」

河合 隼太選手~リードオフマンとして勝利に貢献~
AAA_3855
〇新人戦に向けて準備していたこと
→「特に準備はしていませんが、勝ちを目指すために一人ひとりしっかり練習に取り組んで1か月間チームとしての絆を深めてきました。」

〇先頭打者として打席で意識していたこと
→「なんでもいいから出塁をすることを意識して打席に立っていました。」

〇この試合、打点がつく活躍。走者を置いた場面での打席で考えていたことは
→「自分が決めるとは思わずに後ろにつなげることを考えて、それだけを意識していました。」

〇この試合を通して見えた課題や収穫
→「一番の課題は内野の守備。チームの雰囲気としてはすごく良かったので、そこは継続してやっていきたいです。」

〇来週に向けて
→「勝ちたいという気持ちはあるので、引いていかずにどんどん攻めていこうと思います。」

岡崎 煌己投手~先発のマウンドを託された岡崎~
AAA_3796
〇この試合を振り返ってどう思いますか?
→「フォアボールとかで塁止めることがあって仲間のエラーをカバーすることができなかったのが悔しかったなと思います。」

〇この試合からみえた課題や収穫はありますか?
→「ランナーを背負った時に甘く行ったりすることが多かったのでそれを改善していきたいなと思います。」

〇先発ピッチャーだったと思うんですけど先発ということで意識することとはありましたか?
→「最初からイニングが決まっていたのでそれはしっかり投げ切ろうと思っていました。」

〇次戦にむけてなにかありますか?
→「来週は出番があれば同じチームの先輩なので特徴とかもわかると思うので点を抑えたいと思います。」

【次戦の試合予定】
準決勝 6/14(土) 京産大AチームVS.京産大Bチーム 10:00〜 @奈良教育大学

【取材・撮影:村上暁、岡杏梨、杉浦和香奈】