第103回 関西学生サッカーリーグ(後期)
第2節vs桃山大 三木総合防災公園陸上競技場(2025年9月23日 14:00 KO)

【スターティングメンバー】
GK 1 (C)徳若碧都(4年=高川学園高)
DF 6 田代紘(3年=ヴィッセル神戸U-18)
DF 4 小野成夢(3年=愛媛FC U-18)
DF 5 逵村健斗(4年=三重高)
MF 3 滝口晴斗(3年=サンフレッチェ広島ユース)
MF 23 大倉慎平(1年=ガンバ大阪ユース)
MF 10 伊藤翼(3年=セレッソ大阪U-18)
MF 8 末谷誓梧(3年=セレッソ大阪U-18)
MF 7 皿良立輝(2年=セレッソ大阪U-18)
MF 26 高川諒希(1年=カターレ富山U-18)
FW 9 妹尾颯斗(3年=サンフレッチェ広島ユース)
(フォーメーション 1-3-4-2-1)

【サブメンバー】
GK 12 中原碧琉(3年=サンフレッチェ広島ユース)
DF 35 夘田大揮(4年=東山高)
DF 28 吉井泰生(1年=ガイナーレ鳥取U-18)
MF 38 福島健太(2年=青森山田高)
MF 14 長谷川裟恭(4年=京都橘高)
MF 13 山村朔冬(2年=帝京長岡高)
MF 17 福永裕也(2年=京都橘高)
FW 11 小濵弘貴(4年=東海大福岡高)
FW 29 太仁紫音(1年=大谷高)

【選手交代】
61分
IN 長谷川裟恭 OUT 妹尾颯斗
70分
IN 福永裕也 OUT 末谷誓梧
IN 山村朔冬 OUT 皿良立輝
IN 太仁紫音 OUT 高川諒希
83分
IN 福島健太 OUT 田代紘
【スコア】
京産大3-4桃山大
得点
24分 高川諒希(1年)
35分 妹尾颯斗(3年)
88分 長谷川裟恭(4年) AS 福永裕也(2年)
失点
37分 原田幹太 AS 厚地陽賢、辻颯人
45+2分 藤枝康佑 AS 辻颯人
76分 李隆志
87分 李隆志
【試合内容】
昨年王者・阪南大に勝利した勢いで連勝したい第2節は中2日で桃山大との対戦となった。今日も立ち上がりからペースを握る。24分、高川がGKへのプレスからボールを奪うと、1人ゴールへ向かって運び、公式戦3試合連続となる得点で先制点をあげる。

35分、小野が左足のロングパスで大倉を狙うと、このボールに相手GKが大倉と重なるような形で飛び出していく。このこぼれ球を拾った妹尾が、無人のゴールを狙い右足で華麗なコントロールシュートを決め、今日も序盤から2点リードとした。

しかし直後の37分、右サイドのクロスからフリーになっていた原田に頭で合わせられ、1点を返される。3試合続けて、得点直後の失点に、「ゲームマネジメントというのはしっかりやらないといけない」(小野)と、課題を口にした。前半ATには、CKから得点ランキングトップを走る藤枝にヘディングで決められ、2-2の同点でハーフタイムへ。「前半のうちに少なくとも3-0、4-0くらいにしなければいけないゲーム」(吉川監督)と、前半のシュート数は11本と、チャンスは多くあっただけに、惜しい結果となった。
後半は相手の割り切った守備に攻めあぐねる。すると76分、相手DFのロングパスに対し、田代が相手FWと入れ替わられる。すぐさまGK徳若が飛び出していくも、クリアボールが藤枝に当たり、これを李に回収され逆転となるゴールを許した。87分には、右サイドから連係で崩されクロスを上げられる。徳若が弾いたところを再び李に反応され痛恨の4失点目を喫した。直後の88分に、福永のロングスローから長谷川が柔らかいヘディングで1点を返す。最後は3バックの一角である田代に代えて福島を投入し攻撃への比重を上げたが、及ばなかった。
「あらゆる甘さや隙などこのチームにあるものが全て今日出た」(吉川監督)、目に見えない緩みを締め直し、中3日で続く第3節へと備える。
【試合後のインタビュー】
小野成夢選手
ー試合を振り返って
単純に4失点というところでその責任は感じていますし、こういうゲームを持ってこれなかったことも責任を感じています。
ー試合の入りは前回同様良かった
前の試合も前半は良い形でできたので続けようということで、2点先制出来て、そこまでは良かったのですが、そこのゲームのマネジメントということで、1失点してから前半終わりにもう1点喰らって、2-0のリードを活かせずに2-2で折り返して相手が勢い持った状態で後半入るのは、90分通してこういう戦いになるので、そこのマネジメントというのはしっかりやらないといけないと思います。
ー失点はクロスやセットプレーから
やはりセットプレーの練習も積んできている部分もありますが、キーパーとか後ろの3バックだけでなく、11人全員で守る意識を持っていかないと、チーム全体でゾーンを守るということになった時に、やはり弱さが出てくるのだと思いました。
ーハーフタイムはどういう話を
ポジティブな声としては問題ないという声があった中で、もっと失点のシーンや決め切るシーンはもっとやっていかないと、ポジティブな声だけでは後半こういう展開になるのとは身に沁みて感じたので、そこは普段からもっとやっていかないといけないと思います。
ー最後は選手も変わって形も変わった
変えて、福永とか前に前にプレーしてくれる中で、ああいう交代カード切ってさらに1個というところで、2点差に広げられるのはプランとしても崩れると思うし、そこの集中力とか最後の1個自分が当てるというのはもっとやっていければ、残り9試合もやっていけると思います。
ー今日はどこが一番たりなかったか
全体としては単純に戦うということはもっとやれると思いますし、そこが出てなかったからこそこのようなスコアになったと思いますし、逆に前線で言えばチャンスあった中でそこを決めきるというのは、相手が少ないチャンスを活かしていた中で、俺たちは多く使った中で決めきれずに、少ないチャンスで4失点喰らったのは、どう見ても勝っていけるチームじゃないので、そこはもっと個人の向上とチーム力の向上というのは、もっとやれるしやっていかないといかないと思います。
ー次戦に向けて
順位も順位でやっぱこの負けは返ってきませんし、でもこの後も試合が続く中で勝ちを積み上げていくしかないので、一個一個全員でもう一回締め直して戦っていければと思います。

吉川監督
ー試合を振り返って
あらゆる甘さや隙などこのチームにあるものが全て今日出たかなと。特に得点取って2-0にした後に、まさに目に見えてなかった隙とかそういうものが出たかなと。逆にそういう状況で変に勝ってそれが見えなくなるよりも、もう一回積みながらやるきっかけにするしかないかなと思います。
ー前線は得点を取った
前半のうちに少なくとも3-0、4-0くらいのゲームで、シュート数も前半10本くらい打ってて、相手も2,3本ってことで。ゲームの内容を見ても相手もどうして守れるのという感じの中で、3点目や4点目を取るチャンスがあって、前半のうちにゲームを終わらすという状況だったのに、2-2で折り返したというところが、今日のゲームというか2-0になった後からの全てかなと思います。
ーハーフタイムではどのような声かけをしたか
前線がどうというのは、ボールの動かしとか配置とか狙ってる場所とかというのは、ピッチでしっかり表現を全員がしていたので、その辺りを修正するところは無いという話をしたのですが、ただ単純にヘディング競り合うとかセカンドボールを拾って身体をつけて対応するとか、最後まで対応して最後まで離さないとかいう当たり前にやらないといけない部分が、やはり出来ていなかったので、そういった所はやらないとゲームを落とすって話。逆にこのゲームを獲って勝ち点3を積んで一つでも順位を上げないと、正直力の差はこっちの方が優位であったので、その辺は結果に結びつけられなかったのは僕の責任かなと思います。
ー交代後の選手同士の連係
相手がというところで言うと、割り切って守ってきた中でと言うと難しい展開になったので、そういったところでは目線が合ってないというよりかは、相手の守り方にやりづらさがあったかなと。
ー田代を交代して形を変えた
もう点を取りに行くしかなかったので。リスクを負ってでもというところと、田代の所が少し上手く配球出来ていなかったので、より前線に前にということで人を溜めるという意識でやりました。
ー大事なところでのミスが出た
そうですね。本当に負ける時というのはこういうのが何個も積み重なって出てというのがあったと思うので、残り2試合で出るよりも残り9試合あるので、巻き返しは十分効くタイミングかなと思うので。と言うと、もう一度自分たちがやらないといけないことを突きつけられているという部分もあるので、本当にちゃんとそういうところを積まないとゲームキーというのは持ってこれないねということを経験出来たので、そこは敗戦からですが、一つポジティブな要素かなと思います。
ー次戦に向けて
もう本当に次切り替えて。次獲るしかないので、もう落ち込んでいる暇もないので、どんどん次が来るので、次に向けて準備していきたいと思います。

【取材:細井雅貴、川瀬正浩】
第2節vs桃山大 三木総合防災公園陸上競技場(2025年9月23日 14:00 KO)

【スターティングメンバー】
GK 1 (C)徳若碧都(4年=高川学園高)
DF 6 田代紘(3年=ヴィッセル神戸U-18)
DF 4 小野成夢(3年=愛媛FC U-18)
DF 5 逵村健斗(4年=三重高)
MF 3 滝口晴斗(3年=サンフレッチェ広島ユース)
MF 23 大倉慎平(1年=ガンバ大阪ユース)
MF 10 伊藤翼(3年=セレッソ大阪U-18)
MF 8 末谷誓梧(3年=セレッソ大阪U-18)
MF 7 皿良立輝(2年=セレッソ大阪U-18)
MF 26 高川諒希(1年=カターレ富山U-18)
FW 9 妹尾颯斗(3年=サンフレッチェ広島ユース)
(フォーメーション 1-3-4-2-1)

【サブメンバー】
GK 12 中原碧琉(3年=サンフレッチェ広島ユース)
DF 35 夘田大揮(4年=東山高)
DF 28 吉井泰生(1年=ガイナーレ鳥取U-18)
MF 38 福島健太(2年=青森山田高)
MF 14 長谷川裟恭(4年=京都橘高)
MF 13 山村朔冬(2年=帝京長岡高)
MF 17 福永裕也(2年=京都橘高)
FW 11 小濵弘貴(4年=東海大福岡高)
FW 29 太仁紫音(1年=大谷高)

【選手交代】
61分
IN 長谷川裟恭 OUT 妹尾颯斗
70分
IN 福永裕也 OUT 末谷誓梧
IN 山村朔冬 OUT 皿良立輝
IN 太仁紫音 OUT 高川諒希
83分
IN 福島健太 OUT 田代紘
【スコア】
京産大3-4桃山大
得点
24分 高川諒希(1年)
35分 妹尾颯斗(3年)
88分 長谷川裟恭(4年) AS 福永裕也(2年)
失点
37分 原田幹太 AS 厚地陽賢、辻颯人
45+2分 藤枝康佑 AS 辻颯人
76分 李隆志
87分 李隆志
【試合内容】
昨年王者・阪南大に勝利した勢いで連勝したい第2節は中2日で桃山大との対戦となった。今日も立ち上がりからペースを握る。24分、高川がGKへのプレスからボールを奪うと、1人ゴールへ向かって運び、公式戦3試合連続となる得点で先制点をあげる。

35分、小野が左足のロングパスで大倉を狙うと、このボールに相手GKが大倉と重なるような形で飛び出していく。このこぼれ球を拾った妹尾が、無人のゴールを狙い右足で華麗なコントロールシュートを決め、今日も序盤から2点リードとした。

しかし直後の37分、右サイドのクロスからフリーになっていた原田に頭で合わせられ、1点を返される。3試合続けて、得点直後の失点に、「ゲームマネジメントというのはしっかりやらないといけない」(小野)と、課題を口にした。前半ATには、CKから得点ランキングトップを走る藤枝にヘディングで決められ、2-2の同点でハーフタイムへ。「前半のうちに少なくとも3-0、4-0くらいにしなければいけないゲーム」(吉川監督)と、前半のシュート数は11本と、チャンスは多くあっただけに、惜しい結果となった。
後半は相手の割り切った守備に攻めあぐねる。すると76分、相手DFのロングパスに対し、田代が相手FWと入れ替わられる。すぐさまGK徳若が飛び出していくも、クリアボールが藤枝に当たり、これを李に回収され逆転となるゴールを許した。87分には、右サイドから連係で崩されクロスを上げられる。徳若が弾いたところを再び李に反応され痛恨の4失点目を喫した。直後の88分に、福永のロングスローから長谷川が柔らかいヘディングで1点を返す。最後は3バックの一角である田代に代えて福島を投入し攻撃への比重を上げたが、及ばなかった。
「あらゆる甘さや隙などこのチームにあるものが全て今日出た」(吉川監督)、目に見えない緩みを締め直し、中3日で続く第3節へと備える。
【試合後のインタビュー】
小野成夢選手
ー試合を振り返って
単純に4失点というところでその責任は感じていますし、こういうゲームを持ってこれなかったことも責任を感じています。
ー試合の入りは前回同様良かった
前の試合も前半は良い形でできたので続けようということで、2点先制出来て、そこまでは良かったのですが、そこのゲームのマネジメントということで、1失点してから前半終わりにもう1点喰らって、2-0のリードを活かせずに2-2で折り返して相手が勢い持った状態で後半入るのは、90分通してこういう戦いになるので、そこのマネジメントというのはしっかりやらないといけないと思います。
ー失点はクロスやセットプレーから
やはりセットプレーの練習も積んできている部分もありますが、キーパーとか後ろの3バックだけでなく、11人全員で守る意識を持っていかないと、チーム全体でゾーンを守るということになった時に、やはり弱さが出てくるのだと思いました。
ーハーフタイムはどういう話を
ポジティブな声としては問題ないという声があった中で、もっと失点のシーンや決め切るシーンはもっとやっていかないと、ポジティブな声だけでは後半こういう展開になるのとは身に沁みて感じたので、そこは普段からもっとやっていかないといけないと思います。
ー最後は選手も変わって形も変わった
変えて、福永とか前に前にプレーしてくれる中で、ああいう交代カード切ってさらに1個というところで、2点差に広げられるのはプランとしても崩れると思うし、そこの集中力とか最後の1個自分が当てるというのはもっとやっていければ、残り9試合もやっていけると思います。
ー今日はどこが一番たりなかったか
全体としては単純に戦うということはもっとやれると思いますし、そこが出てなかったからこそこのようなスコアになったと思いますし、逆に前線で言えばチャンスあった中でそこを決めきるというのは、相手が少ないチャンスを活かしていた中で、俺たちは多く使った中で決めきれずに、少ないチャンスで4失点喰らったのは、どう見ても勝っていけるチームじゃないので、そこはもっと個人の向上とチーム力の向上というのは、もっとやれるしやっていかないといかないと思います。
ー次戦に向けて
順位も順位でやっぱこの負けは返ってきませんし、でもこの後も試合が続く中で勝ちを積み上げていくしかないので、一個一個全員でもう一回締め直して戦っていければと思います。

吉川監督
ー試合を振り返って
あらゆる甘さや隙などこのチームにあるものが全て今日出たかなと。特に得点取って2-0にした後に、まさに目に見えてなかった隙とかそういうものが出たかなと。逆にそういう状況で変に勝ってそれが見えなくなるよりも、もう一回積みながらやるきっかけにするしかないかなと思います。
ー前線は得点を取った
前半のうちに少なくとも3-0、4-0くらいのゲームで、シュート数も前半10本くらい打ってて、相手も2,3本ってことで。ゲームの内容を見ても相手もどうして守れるのという感じの中で、3点目や4点目を取るチャンスがあって、前半のうちにゲームを終わらすという状況だったのに、2-2で折り返したというところが、今日のゲームというか2-0になった後からの全てかなと思います。
ーハーフタイムではどのような声かけをしたか
前線がどうというのは、ボールの動かしとか配置とか狙ってる場所とかというのは、ピッチでしっかり表現を全員がしていたので、その辺りを修正するところは無いという話をしたのですが、ただ単純にヘディング競り合うとかセカンドボールを拾って身体をつけて対応するとか、最後まで対応して最後まで離さないとかいう当たり前にやらないといけない部分が、やはり出来ていなかったので、そういった所はやらないとゲームを落とすって話。逆にこのゲームを獲って勝ち点3を積んで一つでも順位を上げないと、正直力の差はこっちの方が優位であったので、その辺は結果に結びつけられなかったのは僕の責任かなと思います。
ー交代後の選手同士の連係
相手がというところで言うと、割り切って守ってきた中でと言うと難しい展開になったので、そういったところでは目線が合ってないというよりかは、相手の守り方にやりづらさがあったかなと。
ー田代を交代して形を変えた
もう点を取りに行くしかなかったので。リスクを負ってでもというところと、田代の所が少し上手く配球出来ていなかったので、より前線に前にということで人を溜めるという意識でやりました。
ー大事なところでのミスが出た
そうですね。本当に負ける時というのはこういうのが何個も積み重なって出てというのがあったと思うので、残り2試合で出るよりも残り9試合あるので、巻き返しは十分効くタイミングかなと思うので。と言うと、もう一度自分たちがやらないといけないことを突きつけられているという部分もあるので、本当にちゃんとそういうところを積まないとゲームキーというのは持ってこれないねということを経験出来たので、そこは敗戦からですが、一つポジティブな要素かなと思います。
ー次戦に向けて
もう本当に次切り替えて。次獲るしかないので、もう落ち込んでいる暇もないので、どんどん次が来るので、次に向けて準備していきたいと思います。

【取材:細井雅貴、川瀬正浩】











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