京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

剣道部

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【剣道部】新体制で挑み男女ともにベスト8入り さらなるレベルアップを図る

第4回若木杯関西学生剣道大会
@おおきにアリーナ舞洲
2024.11.17(日)
見出し

 10月に行われた、全日本学生剣道優勝大会で引退した4回生。また、女子の方も9月の関西女子学生剣道優勝大会後から代替わりしている。したがって、この若木杯は新体制で挑む大会となる。新チームの力が試されるなか、果たして昨年の男子3位、女子ベスト8という結果を超えることはできたのか。

【試合結果】
〈男子〉
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1回戦 VS.大手前大 
◯5(9)ー1(2)

2回戦 VS.神戸大
◯2(4)ー2(3)

3回戦 VS.近畿大
⚫️1(1)ー2(4)

〈女子〉
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※1回戦はシード

2回戦 VS.関福大
◯3(3)ー0(0)

3回戦 VS.立命大
⚫️0(1)ー4(5)

 以上の通り、男女ともにベスト8という結果で大会は終幕となった。男子は、準優勝をした近畿大学を相手に3回戦で惜しくも敗戦。しかし、大将戦まで持ち込む熱戦を繰り広げた。
 また、女子も同じく今大会で準優勝をした立命館大学に敗れ、準決勝進出とはならなかった。

【試合後のインタビュー】
西谷 海翔 主将(3回生=倉敷青陵)
西谷さん
○大会を振り返って
→「4回生が5人ともレギュラーから抜けて新チームがガラッと変わってしまったので、選手も期待と不安でいっぱいだったと思います。でも、その中で一人一人が繋いで1回戦、2回戦と勝ち進むことができました。3回戦は負けてしまったんですけど、大将戦まで持ち込むことができたので、良かったです。一方で上位に入賞したチームに勝つためには足りない部分がたくさんあったので、春までに一人一人が一つづつレベルアップしていく必要があると感じました。次の関西個人では、良い結果を出したいです。」
○昨年と同じ舞台、心境的に変化した部分は
→「去年は3位だったので、その結果を超えるつもりで挑んだんですけど、ベスト8に留まってしまったので次に向けて頑張ろうとチームで話し合いました。」
○新チームでは、どのような形でチームに貢献していきたい?
→「僕の部の立ち位置的にいじられるキャラなので、みんなと楽しくやっていって、やるときはしっかりと僕が指示を出して1人ずつみんながレベルアップしていけるように、主将としてメリハリをつけていきたいです。」

平松 未早 主将(3回生=日本航空)
平松
○大会を振り返って
→「新チームだったので来年の関西大会の準備として出た試合だったので、自分の役割をしっかり達成できた試合でした。」
○今日の大会から見えた収穫、課題
→「チームの課題は、勝ち進んでいくこと。その部分を冬の期間に鍛えていきたい。収穫としては、一人一人伸びてきた部分を見ることができたところ。」
○新体制として始動し始めて、部の雰囲気は
→「すごく明るい。後輩たちも良い子なので、問題も起きずにやりやすいです。」
○新チームでは、どのような形でチームに貢献していきたい?
→「頼ってもらえるようにしっかりしていきたい。行動や態度も踏まえてできたら良いなと思っています。」

【取材、撮影:村上暁】

【剣道部】男子チーム 2年ぶりの全国の舞台で大会王者へ果敢に挑む

第72回全日本学生剣道優勝大会

10月14日(月) 於 Asueアリーナ(大阪市中央体育館)

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🔢結果
1回戦
京産大1(2)ー5(9)国士舘大
柴田  ーメメ 久保
大町 メー   児玉
石畝  ーメド 留場
野田  ー反  濱田
鳥濱  ーメ  池田
福島メ ーコ  久米田
福長  ーメド 中田 


2年ぶりの全日本へ出場した京産大男子。5人の4年生全員と1年生もメンバーに入れた24年度チームの集大成となった。

初戦の相手、優勝候補の一角である国士舘大に対し引くことなく果敢に攻める京産大。先鋒は国士舘に軍配が上がったが、次鋒の大町拓海(2年=育英)は、相手が引き技で下がったところを瞬時に間合いを詰めて合い面を誘い、見事メンを決め一本勝ち。しかし、続く全国屈指の剣士たちを前に一歩及ばず、1-5で初戦敗退となった。

【大会結果】
優勝:国士舘大学(12年ぶり15回目)
準優勝:鹿屋体育大学
3位:中央大学、日本体育大学

鳥浜慎キャプテンインタビュー
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ー試合を振り返って
 僕ら4回生は5人選手に入っていてその中きらメンバーに3人選出した中で、後輩と試合に出た中で1番感じたのは体の違い、体幹の違いでした。

ー池田選手との試合、どのようなことを意識して対戦しましたか。
 池田選手とは全日本の個人で1回当たって勝ってたので、そこで気負ってしまったら次は負けると思ったので、チャレンジャーの気持ちで、勝ちに行く気持ちで行ったんですけど足が止まったところを惜しくも打たれてしまいました。

ー全日本に向けてどのような目標で頑張ってきましたか。
 1年生も1人メンバーに入ってて、僕ら4年生は学生生活最後の試合になるので、やり切れなかったなと思って終わるのが嫌だから思い切って行こうというテーマで今日までやってきました。

ー今年はどのような4年生を中心としたチームでしたか。
 4年生は5人いるんですけど、その5人が色んな個性があって1人1人違うところもあったけど、僕がキャプテンでやろう!と言ったらみんなついてきてくれる頼もしい人たちでした。

ー来年はどのようなチームになってほしいですか。
 今回のチームに後輩が4人入っていたので、その4人を主力として僕たちが残してきたことに新しい色を加えながら頑張っていってもらいたいです。

取材・写真:大谷賢之介

~写真ギャラリー~
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【剣道部】男子2年ぶりの全日本を決める 女子は昨年に続く出場はならず

関西学生剣道優勝大会
関西女子学生剣道優勝大会
@エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館) 
2024.09.08

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 団体での全国舞台への出場を懸けて関西の大学が大阪のエディオンアリーナに集った。限られた大学にのみ、全国切符は与えられる。昨年、男子はその切符をつかむことはできなかったが、女子は見事2年連続出場を果たす結果となった。果たして、今年はどんな結果となったのか。

【試合結果】
~男子~
1回戦 vs甲南大
⚪️京産大 5(9)-1(1) 大阪大
先鋒:大町 メ    玉田
次鋒:柴田 メ    竹知
五将:福長 × 鳩山
中堅:野田 × 平山
三将:鳥濱 ドコ   田中
副将:石畝 メメ  メ 緒方
大将:福島 メメ   長浜

2回戦 vs同志社大
⚫️京産大 1(2)-3(3) 同志社大
先鋒:大町   × 橋本
次鋒:中嶋   × 北川
五将:福長 × 渡邉
中堅:野田 メ小倉
三将:鳥濱 メ手島
副将:石畝 メ 加藤
大将:福島 コメ 渡會

敗者復活戦 vs追手門学院大
⚪️京産大 4(7)-0(1) 追手門学院大
先鋒:大町 メメ    三津谷
次鋒:中嶋 メ  ×  ド 北邑
五将:福長 ×  西尾
中堅:野田 メ  中尾
三将:福島 ×  浦部
副将:石畝 メメ  山綛
大将:鳥濱 コ  小林

~女子~ 
1回戦 vs甲南大
⚪️京産大 3(3)-1(1) 甲南大
先鋒:平松 メ 若林
次鋒:山本 メ 中野
中堅:滝本 × 武田
副将:赤穂 メ 望月
大将:川合 メ 油座

2回戦 vs大体大
⚫️京産大 0(1)-2(3)大体大
先鋒:平松 メ 湯川
次鋒:山本 コ × メ 水野
中堅:滝本 × 久保
副将:赤穂 × 山下
大将:川合 コ 井上

 以上の結果により、男子は2回戦で強豪の同志社大学に敗れるも、敗者復活戦で勝利。昨年は叶わなかった第72回関西学生剣道優勝大会への出場を果たした。
 一方、女子は2回戦の大阪体育大学に敗れ、昨年に続く第48回関西女子学生剣道優勝大会への出場はならず。

【試合後のインタビュー】
鳥濱 慎(4回生=久御山)
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○試合を振り返って
→「一回戦は立ち上がりが良かったんですけど、二回戦の全日を懸けた試合で僕ら上級生が負けてしまったというところで、そこに懸けていた気持ちが大きくて結構落ち込んでしまいました。ただ、敗者復活戦では、切り替えて最後全日の切符を掴むことができたので良かったと思います。」

○敗者復活戦の前で、チーム内で共有していたことは?

→「同志社戦は負けたけど、この負けは一旦置いといて後から悔しんで、ここは敗者復活戦に気持ちを切り替えて勝ちに行こう、と声をかけました。」

○全日本への出場が決定したが、そこに向けて徹底していきたい部分は?
→「負けた要因は、優勝したところや上位に上がっているところと比べると、徹底力に欠けている部分があるので、手元を浮かさないように全日でリベンジしたいと思います。」
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川合 夏央(4回生=奈良大附属)
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○この大会に向けては、どのような部分に重点を置いて練習してきた?
→「今までやってきたことを出すだけだったので、調子の上げ下げの調整はしつつ準備してきました。チームとしては、夏合宿もあり、みんなでキツイ練習も乗り越えてきたので良い雰囲気良いチームでできていたので、1週間前にはこの調子のまま本番を迎えられるようにくらいの感じでした。」

○試合を振り返って
→「後輩がみんな前で繋いでくれて、私まで回ってきたので私がどうにかしないといけない展開だったので負けた責任は全て私にあります。ただ、悔いは一切なくてこのチームでこの7人で戦えたことが本当に幸せで負けて悔しいというよりは、楽しかったという感じです。」

○後輩たちへ
→「私しかチームを抜けないので、今まで一緒に戦ってくれた子達がほとんど残る。このまま良いチームになれると思うし、結果も残せると思うので、頑張っていって欲しいです。」

【取材・撮影 村上暁】

【剣道部】京滋大会、男女ともに表彰入り 団体戦で魅せた!

第 66 回京滋学生剣道大会

@京都市武道センター(7月6日)
川合さん ブログ


 京都と滋賀の大学が参加するこの京滋大会。各大学が個人戦と団体戦で優勝を競い合うなか、京産大は昨年見事、個人、団体ともに表彰台に上った。今年はどんな闘いを見せてくれるのか。

【試合結果】
 男子団体戦 3位
 女子団体戦 準優勝

【試合内容】
 個人戦は、男女共に昨年に続く表彰入りは果たせなかった。しかし、団体戦で魅せた。男子団体が昨年に続く優勝はならずとも、3位として表彰入りを果たした。女子団体は堂々の準優勝。昨年負けた因縁の相手、花園大を準々決勝で破り、昨年を上回る活躍を見せた。「チームのために勝ちたいという一心で戦った」と代表戦で見事、相手から一本を勝ち取った川合(4回生=奈良大附属)は言う。
 京産大はこの結果に慢心せず、団体としての全国の舞台を目指し着々と準備を進めている。

【大会写真】
【女子】
準決勝前に円陣を組む女子団体
〈準決勝前に円陣を組む女子団体〉

女子団体、次鋒を務めた1回生の山本も準優勝という結果に貢献した
〈女子団体、次鋒を務めた1回生の山本も準優勝という結果に貢献した〉

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〈大将を務めた川合〉


【男子】
男子団体戦
〈男子団体戦〉

先鋒を務めた1回生の柴田
〈先鋒を務めた1回生の柴田〉

団体戦 北林に声をかける福島
〈団体戦 北林に声をかける福島〉


【試合後のインタビュー】
〈川合 夏央選手〉(4回生=奈良大付属)

・準優勝という昨年越えの結果について
→「去年はチームが私のせいで負けていたので、相手が同じ花園大学ということで、半分トラウマみたいなものもあった。このチームは、このチームと割り切って考えていた。とにかく、補欠合わせて7人で戦うことを意識していた」
・準決勝では、勝者数、取得本数ともに同数で迎えた、大将戦だったが、その時に考えていたことは?
→「私が行っていいのかなと思う部分もあったが、後輩たちの顔を見て『夏央さんしかいない』と言ってくれたから、チームのために勝ちたいという一心で戦った」
・決勝戦前に何かチーム内で共有していたことは?
→「『いつも通りの剣道をしよう』ということを全員と共通していた」

【取材、撮影者:村上暁】

【剣道部】個人戦での全国舞台、上位進出ならずとも団体戦でのリベンジを誓う

・第58回 全日本女子学生剣道選手権大会
・第18回 全日本女子学生剣道東西対抗試合

・第72回 全日本学生剣道選手権大会
・第71回 全日本学生剣道東西対抗試合

@武蔵野の森総合スポーツプラザ(2024年6月29日、30日)
見出し③


 4月末に行われた、関西選手権で京産大からは男子は石畝 周(現3)、福長 光矢(法3)、鳥濵 慎(現4)、女子からは川合 夏央(現4)の計4人が上位に入った。見事、全国切符をつかみ、乗り込んだこの全日本の舞台。大学剣道での個人戦での日本一を競うこの大会に4人の剣士が挑んだ。

ー試合結果(男子)ー

鳥濱 慎(4回生=久御山)
1回戦 ⚫️ ー メ 松尾(筑波大)

鳥濱 ブログ

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石畝周(3回生=水戸葵陵)
1回戦 ⚪️ メ ー 黒川(環太平洋大)
2回戦 ⚫️メ ー メメ 三宅(法大)

石畝 ブログ

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福長 光矢(3回生=岡山商大附属)
1回戦 ⚫️コ ー メメ 溝部(東海大)

福長 ブログ

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ー試合結果(女子)ー
川合 夏央(4回生=奈良大附属)
1回戦 ⚫️  ーメ 村田 (中央大)

川合 ブログ


【試合後のインタビュー】
〈鳥濱 慎選手〉
インタビュー 鳥濱さん

・全日本選手権を振り返って
→「一言でまとめると、4回生最後の個人戦、出し尽くしました」
・この大会にはどのような気持ちで臨んだ?
→「4回生、大学生活最後の個人戦ということで悔いの残らない、思い切った試合にしようと臨みました」
・優秀選手として選ばれた、東西対抗試合は?
→「東西対抗は、西軍を代表するという自覚を持ちつつ、楽しみながらドリームチームとして勝ちをもぎ取りに行きました」
・この大会を振り返って、感じた課題と収穫は?
→ 「やはり関東と関西は県風も違って関東の選手は試合が上手かったので、そういった選手を次の大会の団体戦では倒せるように、学んだことを部に持ち帰って一層士気を高めていきたいです」
・4回生ということでこれからの大会は全て大学最後になるが、それを踏まえて
これからの大会に向けて意気込み

→「最後の大会まで残り2ヶ月、関西大会に勝ったら3ヶ月ということで、残り月日も少ない、キャプテンとして自覚ある行動で部員をまとめ、絶対に全日本団体出場の切符をつかんで、全日本で京産大の名を轟かせられるように、より一層精進していきます」


〈川合 夏央選手〉
川合さん インタビュー

・この大会を振り返って
→「大きい舞台でしたが、緊張するよりは楽しく試合をすることができたと思います」
・1回戦の相手である村田さん(中央大)については、どのような印象を持っていた?
→「力のある選手ということは知っていたので、やっぱり強いなと感じました」
・試合中に工夫していたことや意識していたことは?
→「『いつも通り』ということを意識していました。相手が強い選手だからということは関係なく、普段のいつも通りの自分の試合をしようと思っていました」
・今日の試合を通して感じた課題や収穫は?
→「自分と今日対戦した相手の違いは、隙がないところ。今日は、5分の試合だったがその中で一瞬の隙を見せないという部分が大きな差でした。結局、最後もその部分で勝敗が決まったのかなと感じました」
・川合さんは4回生ということでこれからの大会は全て大学最後になる。それを踏まえて
これからの大会に向けての意気込み

→「今、4回生の女子は自分ひとり。その分、後輩が本当に支えてくれていると感じています。「次からはもう団体戦になってくると思うが、自分が『4回生だから』ということよりも『後輩たちと一緒に』関西でも結果を残して全国に一緒に行きたいです。このメンバーだからこそ一緒に行きたいと思います」


【取材・撮影 村上暁】
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