京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

女子バレーボール部

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【女子バレーボール部】涙の引退!3選手に最後のインタビュー

第71回 秩父宮妃陽杯全日本バレーボール大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2024

2024.11.26~2024.11.29


【試合結果】
1回戦(11/26)vs金沢学院大学
セットカウント 3−0(25-10,25-9,25-13)
2回戦(11/27)vs尚絅学院大学
セットカウント 3-0(25-23,25-18,25-17)
3回戦(11/28)vs中京大学
セットカウント 2-3(25-21,16-25,14-25,25-16,8-15)

今大会を持って4回生は引退となった。試合後、1年間チームを牽引し続けた3選手に話を伺った。やり切った笑顔で答えてくれる方、声を振るわせ涙ながらに語る方と様々だったが、3人とも後悔はないと口を揃えた。
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Q今日の試合について
キャプテン高澤理子(現4・OH)
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勝てる相手だっただけに、やっぱり悔しい結果にはなったけど、フルセットまで戦って良いプレーは確実にあった。自分はブロックが付かれてても、もうちょっと打ち切れたのかなって思うと、そういう部分で後悔が残った試合にはなりました。

副キャプテン大賀みるく(現4・L)
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チーム全体のことで言うと、雰囲気が良かったし、全員の「勝ちたいな」って思ってくれてる気持ちがすごい伝わった。それが終わってから言える印象だったかなって。ゲームの中身では、やっぱりもうちょっと粘れたし、勝てる相手に負けてしまったのは、悔いはないけど、結果として残ってる。もっとできることがあった。けどそれは1年通して詰めてこなかった部分もあるし、練習したことが全てだったかなって感じました。

髙田帆花(営4・MB)
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負けるとは思ってなかったから、2セット目やってみても、「全然勝てる相手やな」っていうのが、第一印象だった。それだけに2セット目・3セット目で自分らの力を出し切れずに試合が進んでしまったのは、すごい悔しいなって思う。でも、それ以降はすごい楽しんでできた。一緒に戦ってくれたメンバーや、ずっと応援に来てくれた親とかに「ありがとう」って思う気持ちで、今はいっぱいです。

Q4年間ふりかえってみて
高澤
1年生の頃から試合に出させてもらっていたので、チームの中では一番経験してきてるし、プレーの面では一番引っ張っていかないといけないとすごく自覚はしていました。負けた試合は「自分の責任」って感じることもすごいあったし、責任感が年々重くなっていった。でも、責任感を持つことでプレーも成長できていった部分もあった。学生主体でやるバレーも難しかったけど、自分たちがプレーする分、何が足りてなくて何ができてるとかも把握しないといけなかった。そう言う経験は、どこのチームよりもいい経験ができたと思っています。その経験を自分は次のステージで生かしていきたいなって思います。
大賀
この1年間、練習の内容だったりチームの意識の高さ、同じ気持ちでやるっていう部分に関してはこの1年が一番濃かったなって思った。この大学に来て、4年間この同期で同じ気持ちで理解してもらえるこの環境だったことが一番嬉しかった。同じ気持ちでやるからもっともっと意識上げてやれたし、それでもついてきてくれて言ったことを理解してくれる同期がいたからもっと勝ちたいと思えた。このチームで最後この同期でいい結果で終わりたいと思えてバレーができた。「悔いなく」って言うけど、結果を残すことで嬉しい気持ちも出るし、結果を残すっていうのが大事なこと。ベスト16だけどこの同期でやれたことが一番良かった。
髙田
4年間振り返ったら、しんどいことが多かったけど、そのたびに同期が話を聞いてくれて、一緒に怒ってくれたり一緒に泣いてくれたりしたこともあった。試合でも頼りにになるのが同期だったから一緒にバレーできて良かったなって思います。

Q後輩たちに向けて
高澤
特に3年生は、3年間ずっと関わってきたし、一番上になるのは大変なことだと思う。学生主体のバレーとなると、もっと難しいことも増えてきて、うまくいかんことも、絶対あると思うんけど、それでも自信を持ってバレーボールやってくれたら、今日みたいに良い試合、良いプレーが出せると思う。だから3年生は絶対、3年生にやっぱり頑張ってほしい部分がたくさんあって、自分らもたくさん言ってきた。3年生は、まず自覚を持って、責任感を持ってチームを引っ張っていってほしいなって思う。下級生が来年も多くなると思うけど、実際に2年生もコートに立ってプレーしてきた選手がいるので、2年生も3年生を支えてあげれるような存在になっていってほしいなって思います。
大賀
上級生になって甘さだけじゃなくて、厳しさがすごい大事やなっていうことを分かって。チームとして優しく、これやろうあれやろうっていうことがその人に対する優しさじゃないなってすごい思った。だから来年4年生が3人しかいないけど、軸だけはぶらさずに厳しくやれるだけやって欲しいし、その厳しさについてきてくれる振る舞いを上級生がしないと誰もついてこないと思う。全カレに向かっていくにつれて、少しずつ自覚が出てきたのは見えてたから、代わった時にもっと自覚持って、厳しくチームをまとめられたらいいかな。それが試合の1点1本につながると思うから、甘さじゃなくて厳しくやれたらいいかなと思います。
髙田
来年は4年生が人数少ないっていうのもそうだし、レギュラーに新しく入る後輩が増えるっていう面でもすっごいしんどい年になると思うんです。辛いこともたくさんあると思うし、頑張らなといけないと思うけど、それを乗り越えて自分の悔しさを晴らしてほしい。頼りたい時は、いっぱい頼ってくれたらいいかな卒業しても、と思います。
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左上から山本麻生(理4)高澤理子(現4)髙田帆花(営4)梅本綾也華(現4)大賀みるく(現4)梅本沙也華(現4)


🗣💭女バレ担当のひとりごと
2年間4回生中心のチームを取材させてもらいました。試合を重ねていく中で、「先週はやってなかったことしてる!」「今日はこの選手が出るんだ!」など、毎回チームの進化を感じられるのがとても楽しく感じていました。学生主体のバレーだからこそ、インタビュー時には皆さんの考えにたくさん触れることができ、記事執筆への大きな原動力になりました。私は京産大の元気で笑顔が輝くバレーが大好きです。これからも皆さんの笑顔が輝く瞬間をカメラに収め、1人でも多くの人にその魅力を届けていきたいなと思います。
改めまして4回生の皆さん、4年間お疲れ様でした。皆さんのバレーを応援できた2年間は私にとっても大切な思い出です。これから新たな道を歩む皆さんが、それぞれの場所でまた輝き続けることを心から願っています。これからも頑張ってください!
【記事・撮影 野々口菜月】

【女子バレーボール部】春季リーグ3日目!目指すは「私たちのバレー」

【女子バレーボール部】
RIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 女子1部 春季リーグ戦 3日目 
vs龍谷大 
@龍谷大学深草キャンパス


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【試合結果】 
セットカウント1-3
第1セット 16-25
第2セット 12-25
第3セット 25-22
第4セット22-25

【試合内容】
春季リーグ3日目の今日、龍谷大学との試合が行われた。第1セットは思うようなプレーができず、16-25でこのセットを落とす。第2セット序盤は一進一退の攻防を繰り広げた。しかし、徐々に相手のペースにのまれ12-25で落としてしまう。
後がなくなった京産大は第3セットに臨んだ。ここで京産大が強さをみせる。まず先制点を取り勢いづくと石塚日咲(現2)のサーブで相手を崩し、得点。この流れのまま9連続得点。これには相手もタイムアウトを申請した。相手が鋭いスパイクで左右に揺さぶりをかけるも、チーム一丸となって拾い繋げる場面が数多くみられた。一時2点差まで詰められるも25-22でこのセットを奪う。

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続く第4セットはまたも一進一退の攻防を繰り広げる。どちらも一歩も譲らず、1点取っては返されラリーも長く続き体力の消耗も激しいセットとなった。あと一歩及ばず22-25で落としてしまった。結果1-3と、敗れてしまったものの京産大の視野の広さと連携プレーからの粘り強さが冴えわたった。攻撃面で多く得点を重ねていたエース高澤理子(現4)がマークされ、サーブやスパイクで狙われるも、リベロ大賀みるく(現4)がサポートし、相手のパワーある球を粘り強く拾う。セッターの田中華(現2)が上げるトスも細やかなコントロールと正確性で相手ブロックを揺さぶった。春季リーグで関西優勝を目標とする彼女たちの戦いはまだ終わらない。明日は神戸新和大学との試合に臨む。

【インタビュー】
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高澤理子選手
-今日のコンディションは
試合に入るまでの一週間、状態は悪くなくて、気持ち的にも気合が入っていたので良いプレーが出るかなと思っていたんですけど所々で力が入ってしまったので良くも悪くもって感じです。
-今日の試合を振り返って
自分たちは1セット目2セット目が苦手で、前回の試合も今回の試合も出だしが悪い状態でした。後半は自分たちのバレーができていた分、前半で思うようにできずに崩れていったのがもったいない試合やったなと思います。
-相手からマークされていたが
自分はエースというポジションで、相手にとっては一番崩したいところなので、狙われるという覚悟は持っています。でも狙われることによって力が入ってしまうこともあるので改善していきたい部分ではあります。後ろにリベロの大賀さん(大賀みるく=現4)がいて、すごくカバーしてくれるので安心してプレーできています。
-視野を広く持っているようにみえたが
スパイクを一つのコースに絞らずに打つことと、フェイントやプッシュで細かく調節するのが得意で決まっているところもあります。競ったときにもうちょっと余裕を持って狙っていけたらよかったかなとは思います。
-今日の試合に向けての対策はあったか
今日戦った龍谷大はライトから売ってくるクロスのコースが一番強いっていうのを話してて、それを上げていかないと絶対に勝てないですしセットも取れないという認識が全員にあったんですけど、もっともっと上げられるボールがあったし、もうちょっと粘っていけたらよかったかなとは思います。
-新体制となったチームについて
新入生たちも明るい子が多くて声出しとかで盛り上げてくれるので、環境も整っていると思うしみんながもっともっとやらないとっていう気持ちでやっているのでいいチームになっていると思います。
-注目の選手は
同期以外だったら、1番の松下すずほ(営2)ですね。スタメンでは最初から行かないことが多いんですけど、インパクトのあるスパイクと他にはない攻撃を持っているので途中から入ってくると相手は嫌だろうし、難しい選手なので私の中では秘密兵器だと思っています。ぜひ注目してほしいです。
-明日の試合について
相手の神戸親和大学は粘ってくるチームで、今日と同じくライトからの攻撃が強いチームなのでそこを潰していけたら自分たちも楽になると思います。まずは、ライトからの攻撃を抑えて、ミスを減らして、自分たちらしいバレーができるように頑張ります。
-春季リーグへの意気込み
今日は負けてしまったけど、今日負けたからすべてが終わるわけじゃないしこれからの試合で全勝できたらまだまだ優勝の可能性もあると思うので、ここからいい試合できるように頑張ります!絶対優勝します!
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大賀みるく選手
-今日の試合を振り返って
相手にやられて負けたというよりかは私たちのミスが多くて負けている、もったいない試合だったなと思います。悔しいし不完全燃焼、やり切ってないなって感じがします。
-今日のコンディションは
全体的には悪くないけど、微妙な調整がずれたのが多かったなと感じます。そこはやっぱりボールの触り方なのかなと思います。
-高澤選手をサポートしていたが
向こうも強いスパイカーに打たれたくないのは分かっているから、なるべく理子(高澤理子=現4)に取らせないようにとは思っていたんですけど、やっぱり狙われていたので取れる分は取ってもらってそれ以外は私が行くようにしていました。
-コート外に弾かれた球に飛びつく場面が多く見られたが
やっぱり弾いたボールとか、コートの外に行ったボールが繋がってそれが決まれば、普通に取ったものとは1点の重みが違うと思うから、そういうボールを拾っていかないといけないし、そうじゃないと勝てないと思いながらやっていました。
-接戦の苦しい場面で明るく声をかける場面が見られたが
自分が一番上の学年っていうのもあるし、リベロというポジションは声を出して誰かを動かしていかないといけないので、そういう責任感を持って意識して声をかけています。そうすることでチームが勝てる状況が作れると思うのでやっています。
-明日の試合について
親和は、粘り強さとかレシーブがいいチームだから、私たちがそれに負けてレシーブ拾えないと負けちゃうので、相手よりも粘って相手よりも繋いで打てるところまで持っていけたら勝てると思うのでそういった面を頑張りたいです。
-新体制のチームについて
私たちがしっかりしないと、1年生もどういう風にバレーをしていいのかわからないと思うから、まずは私たちの軸をしっかり持って、ついてきてもらえる振る舞いとか発言を意識して、試合に出ている出ていない関係なく全員でバレーができる、そして勝てるようなチームになるようにっていうのはずっと思いながらやっています。
-普段から心掛けていることは
私は初心を忘れないようにしていて、自分が4回生だからとかレギュラーでコートに入っているからとかは関係なく、みんながやっていることは平等にやるし、できなかったことは反省して謙虚にっていうのは意識しています。
-春季リーグの目標
目標は関西優勝です。今日龍大落としてしまったけど、完全に優勝への道が断たれたわけじゃないので残りの試合を落とさないように頑張ります!
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田中華選手
-今日の試合を振り返って
途中から雰囲気よくなったけど、自分たちのバレーっていうのがあまりできていなかったから、出だしから雰囲気よくいけたらもっとセットも取れて勝てたのかなと思います。
-相手が攻撃で左右に揺さぶってきていたが
相手がコートをめいっぱい使っていたのに対して、自分たちは同じ攻撃ばっかりになっていたので、そういうところは真似できるようにしていきたいと思います。
-第3セットの9連続得点について
やっぱり連続で得点できるとこっちに流れが来るから、そういう連続得点を1セット1セットで出せていけたらいいなと思います。
-セッターとして
パス力がないので、遠いところっていうのを意識して上げていて、あとは相手のセンターブロックをみて動きを予想して判断しています。
-自分が上げたトスで決まったときは
自分が決めたわけじゃないけど、自分が決めたみたいな感じがしてめっちゃ嬉しいです。
-後輩が入ってきているが心境は
先輩として責任を持っていかないといけないから、コートの内外に関係なく先輩らしいことができたらいいなと思います。
-注目の選手は
みんなすごいので悩むけど、やっぱり高澤理子さん。大事な場面で絶対に決めてくれるし、持ってこいっていう意思が強いから注目してほしいです。
-明日の試合について
また龍谷とはタイプの違うチームなんですけど、今日の3セット目みたいな試合を1セット目から展開してストレートで勝ちたいなと思います。
-春季リーグへの意気込み
今日は負けちゃったんですけど、他は全勝したいと思います!
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石塚日咲選手
-今日のコンディションは
最初からというよりは、段々とブロックタッチが取れたりブロックが決まったりしてきたので徐々にコンディションを整えていけたのかなという感じです。自分はスパイクよりもブロックでタッチをとってレシーブを拾いやすくして得点に貢献するポジションで入っていたんですけど、中盤からはブロックでタッチ取れたりブロックが決まったりしたのでその部分に関してはよかったかなと思います。
-今日の試合を振り返って
龍大はスパイクもレシーブも力があって、自分たちはそれに劣らないくらい決めていかないといけなかったのに、今日は途中であわてた場面とかがあって自分たちのバレーっていうのが負けていたセットでは特に出せていなかったです。相手に攻められている場面でサーブカットとかレシーブとかスパイクが自分たちの力が出せたらよかったと思いました。
-普段の練習で心掛けていることは
今年は練習の形を今までと変えて一人一人がそのことだけに集中して取り組めるようにしています。中でもレシーブを強化してきたので今までよりはレシーブ力も上がってきていると思います。
-第3ゲームの9連続得点について
京産はいい流れが来ているときはみんな決めるし、みんな拾うからそこが強さだと思うし、楽しかったです。
-チームとしての団結力は
上下関係は常識的な所ではしっかりあるけど、先輩後輩関係なくみんな仲良いのでチーム力っていうのが京産大は1部リーグの中でも特にあると思います。
-上回生になって意識していることは
1人に背負わせないように、普段から意識して声をかけてチーム力に繋げられるようにしています。
-1年間で成長を感じることは
ブロックは去年も決めることはあったんですけど、最近はいい場面でも決めることができていて、それは成長かなって感じます。
-明日の試合について
京産のバレーが出し切れるようにしたいです。流れが来たら絶対に勝てると思うので、いい流れを持ってこられるようにまずは声出しからしっかりしていきたいと思います。
-春季リーグの目標
目標はリーグ優勝です。今日は負けてしまったんですけど、まだ優勝の可能性はあるので明日からの試合は全勝を目指してチームで戦っていきたいです!

【取材・撮影 荒脇知歩】

【女子バレーボール部】春季リーグ開幕直前!!新4年次生対談!

209号に掲載されていた対談企画の完全版を公開します!

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ー自己紹介からお願いします
高澤:4回生キャプテンの高澤理子です。ポジションはレフトです。
大賀:副キャプテンの大賀みるくです。4回生です。好きな食べ物は海老です。好きな言葉は「関西一位」です。
高田:主務の高田帆花です。好きなことはME:Iを応援することです。好きな言葉は「努力に勝る天才なし」です。

ーお互いの人柄紹介をお願いします
高澤選手
高田:理子はお人好しです。いい意味で人に優しい。みんなに優しい。
大賀:あと、ムードメーカーっぽいところがあって、変なことよくしてくれるからみんな笑えて盛り上がれます。
高澤:負けず嫌いです。
大賀:それみるくらが言うやつ笑
大賀選手
高田:みるくは自分に厳しい。ストイックで絵が上手い。字が綺麗。
高澤:話すのが上手。人に伝わりやすく話してくれる。自分がキャプテンとしているけど、二人ともいつも話してくれる。
高田:それにみるくも負けず嫌い。あと優しい。厳しいけど悩みとかあった時に寄り添ってくれる。前向きにしてくれるから助かってます。
高田選手
大賀:帆花は頭の回転が早い。先が見えててそれが全部に繋がってるなと思います。バレーも主務の仕事もそうやし人のことも先を見据えてるから言えることがあるし筋が通ってるなと思います。
高澤:バレーのこと以外でも気づくことが多いなって思います。帆花もすごい自分に厳しいなって思います。一番思ったんが全カレの時にそこまで悪くなかったのに、めっちゃ悔しがってて。は?って思って笑
大賀:バレーに対しての考え方が三人とも一緒やから、過程が違っても根っこの部分が一緒やから揉めるはない。ぶつかってもいいぶつかり方。
高澤:最終一致する。

ー試合中のお互いの印象をお願いします
高澤:特に去年だったらここの学年が多く入っていたからこそ自分がダメでも、同期の二人とかはやってくれるだろうって思える存在。試合の時はすごい頼りにしてた。
高田:理子は一年の時からずっと試合に出てたから、私の中ではずっと目標だったし、チームをプレーで引っ張ってくれてた。一緒にコート入るようになってからも理子がいれば大丈夫って思わしてくれるエースで、それを見て私も頑張らないとって思わしてくれる存在。みるくは一昨年はピンサやったけど試合に入りたいってすごい出してたからそれにすごく感化された部分がすごくあって。私もセンターやから試合の半分しか出ないからわかる部分がある。試合に出たいっていう気持ちをプレーと態度で共有してもらえたしみるくがリベロになってからはすごく声かけをしてくれる。試合をしながらマイナスになる時間がない。これは二人ともやけどマイナスにならないように声をかけてくれる。常に前向きでいられるような存在です。
大賀:コートに入ってミスしても、落ちて行ってもやってくれる。どれだけしんどいボールを上げたとしてもカバーしてくれるっていう信頼できる部分がすごくある。絶対最後理子にトス持っていったら決めてくれる、3枚あって理子いなかったら絶対帆花やなって思えるのは今までの練習でそれだけの信頼を培ってるし、バレーに対する考え方が一緒なのもわかってるからコートの中にいてくれるだけで頼れる。どうにかしてくれるって思うし、ミスしてもこの子がミスするなら仕方ないって思える存在だなって思ってます。

ーお互いの第一印象はどうですか
大賀:理子は大人しいなって
高田:一番最初に会ったのが採寸の時で、存在は知ってたけどちゃんと対面したのがその時で静かだった。静かで大人しそう。金蘭会かあ、、、って笑みるくは高校の時に練習試合をしててキャプテンをしてたから見てたけどめっちゃ怖かった。厳しい。この人はすごい言うんです。今の感じとは全然違う。
高澤:みるくは中学の時は頑張ってみたいな笑応援したくなる感じで、高校の時は走るのはやって体力バケモンやなって思ってた。帆花はちょっと怖そう。
大賀:私も怖かったよ
高澤:あと大人しいんかなとも思ったよ。仲良くなれるんかなって。
大賀:(帆花は)不思議な子なんかなって思ってた。物静かではないんやけど元気な時と元気じゃない時があって、プレースタイルがクールやなって。でもそれ以外の部分ではテンション高かったりもして。
ー今とは全然印象違いますか
3人:全然違う!
高澤:蓋開けたらえぇ?って笑
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ー去年どんな一年でしたか
高澤:春季で勝つイメージができてた分リーグ終わって勝てなくなって、一気にどん底に落ちたこともあったし。だからすごい嬉しい気持ちもあったしどうしていいか分からんくなったりもした。
大賀:勝ち方が分からんくって。どうやって勝ってたっけって。また負けるんかなぁっていう雰囲気しかなかった。秋季リーグの途中まではずっとそんなんで。なんとも言えん。全カレで結果が出たけどそれもなんでやろって。
高田:結果は嬉しいけど
大賀:過程がないから。やってきた感じはなかった。やってきたから結果出た感じはなくて。
高澤:個々って感じ
大賀:その時だけの一時的なもので勝ったかな。
高田:いい年ではなかったと思う。二年生の時は4人くらいコートに四年生が入ってたから、マインドは勝ちたい。勝つためにやるだったけどやっぱり上回生に助けてもらった部分が沢山あった。去年は三年生が主体になったから後輩に対しても弱音は吐けないし、責任が何倍もあって上に相談できるかっていってもコートに入ってないしやるのは自分らやから。重圧とか責任とかあったけど、この3人がやらないと、やらなだめっ思ってやってたけどあんまり形にならなかった。着いてこさせるにしても、上がいたから出るわけにもいかないし悩んで。
大賀:悩んでも解決せずにそのまま行ったからなんでだろうって。
高田:でも全カレの試合は良かったよね。
高澤:全カレの終わり方で、あの勝ち進んだ終わり方のお陰で欲は出たかなって
大賀:スタートは良く切れたかなって思う。
高田:ほぼ三年で出たから戦えるんやって感じた。だからもっとやりきった、だから勝てたって一年にしたいなって。

ー去年印象に残った試合はありますか
高澤:姫路ビクトリーナとやらしてもらった試合とかは経験になったかなって。すごい良い試合やったんちゃうかなって思います。
大賀:プレーがいきなり変わったとかではなく私らがずっと下の子に頼るしかなかったから、盛り上げるのは一年生の仕事だよとかミスをするのが悪いことじゃないよとかそういう話をその時からしてて。ベンチで一年生が声出してるのを全カレの時にすごいわかって一緒に戦えてるなって思った。頑張れるなって思ったしその子らが出れない分頑張らないとダメだなって思った。
高田:私は春リーグの帝塚山戦。普段のメンバーと違って不安に思ってる子もいたと思う。体格も身長も全然違う相手にレシーブで粘って京産のスタイル的にはやるべきことが帝塚山戦ではできたしみんなで勝てた。粘って最後勝ち切れるのが大事やと思うし帝塚山戦が印象深い。
高澤:全カレやったら嘉悦戦かな。関東の一部に勝ったていうだけですごい自信になった。しかも負けてるとこからの逆転勝ちが多かったしそこは成長したかなって。

ー全カレベスト16。周りの反応はどうしでしたか
高田:でも正直初戦嘉悦って言われた時に厳しいでって言われてたからそこに勝てたことが一番大きかったかも。嘉悦に勝ったことを一番言われた。
高澤:それは関東の先輩にも言われた。
高田:どっちかというと誉められるよりはこの代本当に頑張れよみたいな笑今年あのメンバーで行けたならもっといけるでしょって。
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ー今年のチームについて
高澤:まず今年のチームで沢山練習してるのはレシーブ。粘り負けしないチームにしたいっていうのが全一致であって、そこの部分でレシーブ練習メインで新チームなってから今もずっとやるようにしてます。
大賀:雰囲気的なことで言ったら今までよりも全員が同じ気持ちでバレーができる環境だから、そこが結果として今までなかった全員でと勝利を掴めるようになればいいなって。試合に出る人も出ない人も全員が京産が勝つために何か貢献できてる状況やったり何かしなきゃって思えたりするのがすごく素敵なことだと思うから、それが今年はできるしできる人がいるなって思う。それにそういう雰囲気にさせなきゃいけないなって思う。
高田:やっぱり新しい一年生をどうやって巻き込むかが重要になってくると思う。これから試合に出れる子出れない子が出てくるから、その子たちのやる気をずっと継続してできるようなやり方を考えないと行けないなって思います。

ー四年生から見た三年生はどうですか
高田:バレーに対してみんな全力。あの子たちを見て頑張ろうって思えることももちろんあるし、頼ろうって思えることもしてくれるし助けられてるところもあると思います。
高澤:もう三年生になるし次は上級生の立ち回りをしてくれたらいいなっていう期待はある。
大賀:ひとつ学年が上がったからそれなりに役割も変わってくるからそこをちゃんと理解してできるのかどうかかなって思う。やっぱり下の子に信頼されるにはやらないといけないことがあると思います。

ー四年生から見た二年生
高田:人数多いけどバラバラじゃないしそれがバレーにも出てる。ほんとにすごい頑張ってるし私たちも感化されてやらないとって思うこともある。それはプレーの上手とか下手とか関係なくて
大賀:そうだね。声の出し方とか
高澤:いい意味で気も強いしな。
大賀:いい方向に引っ張られるし、私たちが言わなくてもやってることがある。だからそれ以上のことを求めてしまう。トレーニングとかでもしんどいからって言わないししんどいけど頑張ろうって言えるあの子たちがすごいなって思う。いい学年です。

ー最後の一年どんな年にしたいか
高田:結果的にもちろん勝つこと、負けることはもちろん考えてないけどどんな結果になってもやりきった頑張って良かったって思えるような一年にしたい。去年も結果は残せたけど過程が良かったとは言えないと思うから頑張ってきたから結果がついてきたってはっきり言えるような一年にしたい。
大賀:中身かなって思う。結果も大事なんだけど勝つためにやるから勝つためのことをやる。口だけじゃなくて練習が全てやと思うからちゃんと詰めてそれで結果が出ないのなら仕方がないって思えるくらい練習して勝ちたい。
高澤:この同期とやりきりたい。このメンバーとやったら絶対に勝ちたいって思える感じが今すごいあってそれこそ後悔したくないし絶対悔いのないようにやりきって終わりたい。絶対勝ちたい。結果を残したい。
大賀:頑張ったっていう結果を残したい。
高田:後輩たちがこの先輩方のために頑張るって言ってもらえるような先輩であるべきだなって思う。
大賀:そういう人でありたい。
高田:この先輩方のために頑張りたいと思ってもらえるような学年でないとダメだと思うし。そういう姿を見せたいし頑張る。
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ー春季リーグの目標について
高田:優勝。絶対に優勝。
高澤:突っ走って行きたいなって。最初から。
高田:今の実力がどうであれ優勝を目標にしていたらやるべきことがある。優勝です。
高澤:絶対に優勝。全勝優勝で。

ー春季に向けて強化していること
高澤:レシーブと今トレーニングを毎日やってる。レシーブは拾い負けないように強化のためにやってて、スパイクもパワーをつけないとあかんっていうのを去年の試合やってて感じて、その部分をいっぱい練習してる。あとトレーニングで毎日走ったりウエイトしたり体幹したり色々みんなで頑張ってます。練習試合も多く入れてて
高田:めっちゃ入れてるんで。
高澤:経験をやっぱ積まなあかんなって。
高田:実戦が大事やから。
高澤:これだけやっていけるやろっていう状態で試合に行きたいなって思ってる。

ー個人賞とかは考えてるか
大賀:全然狙ってない
高澤:なんかなんでもいい笑
高田:自分のプライドは低くて笑チームが勝ったらいい。
高澤:それはそう。勝つことに必死やな。
高田:あんまり個人のことは考えてない。元々その自分がチームにどういう影響を与えるかとかチームが勝つためにどうするべきかを先に考えちゃうから
大賀:自分がうまくやろうとかじゃないもんね。
高田:チームのために自分がうまくならないとって感じやから結果としてもらえたら嬉しい。
高澤:初めての頃はそんなんあるんやって思ってたけど。上になってきたら
大賀:下の子にあげる。
高田:もらったことないのに下の子にあげるとか笑笑理子が言うならまだわかるけど笑

ー春季に向けて意気込み
高澤:まずは出だしを勝ち切ること。最終的に優勝に全員で向かって行きたいなって思います。
大賀:全員で戦う。みんなで勝ちたいから。全員で優勝したいです。
高田:全員目標は一緒やと思うからみんなで勝つ。今やってることが間違いじゃないって証明ができたらいいな。結果がついてきて。頑張ってるので今。勝つ。優勝。


【女子バレーボール部】春季リーグ最終日 勝利で幕を閉じる。

2023年度 関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ
第11日(2023.5.21)VS千里金蘭大学

約1ヶ月間続いた春季リーグも遂に最終日を迎えた。ひとつでも順位をあげることを目標に挑んだ。ゲームは京産大の流れを崩すことなく進みストレートで勝利した。昨年の秋季から順位をひとつ挙げ4位で春季大会を終えた。あと一歩のところで表彰を逃したが、確実に成長の兆しを見せている。これからの活躍に期待だ。
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【試合結果】
京産大金蘭大
セットカウント3ー0
第1セット25ー23
第2セット25ー16
第3セット25ー21

【スターティングメンバー】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
第1セットからゲームは接戦だった。両者一歩も譲らない展開となったが自分たちのペースを守り抜き確実に点数を重ねていった。20−20から2連続得点を挙げるとその2点差のままこのセットを取った。
続く第2セットは立ち上がりに苦戦し追いかける形となった。しかし相手の流れに巻き込まれることなく粘り続け12−13から4連続得点を挙げ逆転に成功した。そのまま9点差をつけて勝利した。このセットは粘り強く戦う京産大の長所が余すことなく発揮されたセットとなった。
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ストレートで勝利したい第3セットは終始京産のペースで進んでいった。攻めの姿勢を貫き相手を崩すサーブはもちろんのこと、相手のブロックを利用したスパイクも決まった。またレシーブも繋がり長いラリーを取り点数を重ねていき勝利した。終始雰囲気よく京産大のカラーが出た試合となった。
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春季リーグは4位で幕を閉じた。昨年度の春は10位、秋は5位と確実に順位を上げてきている。表彰台ももうそこまで来ている。これからの京産大の成長に期待だ。

【コメント】
高澤選手
ー今日の振り返り
相手が速い攻撃してくるチームだったのででもその練習をしてきたので速い攻撃に対してのブロックのタイミングとかレシーブの位置とかをしっかりできてたと思うので楽しくバレーできたので良かったと思います。
ー春季リーグ全体を振り返って
今年度初の大会で最初は不安もあったんですけど、試合重ねていくごとにだんだんチームができあがってきて雰囲気とかもそうですけど今年からコートに入る子が半分くらいいたんですけどその子達も後半に向けて思い切ったプレーして、点の取り方みんなしっかりわかってできたので良かったです。
ー今季自身のプレーについて
ちょっとブロック2枚ついて苦しくなる部分が結構あったんですけど調子のムラが無くプレーできたのは今までのリーグに比べて成長したとこだと思います。
ー京都選手権に向けて
龍大とか春リーグで負けてしまった相手もいるのでそこではこの前はレシーブ面でやられてしまってたのでしっかり練習して龍大とまたできる機会があると思うので勝てたらいいなと思います。
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不破選手
ー今日の感想
今日はその最後のリーグってことで、全員で盛り上がって、どこよりも楽しく京産らしいバレーをするっていうのを決めて、全員でスタートを切ったので、繋ぎ負けしなかったり、攻撃が強気で進められたり、盛り上がるっていうところがすごいできてたので、勝ちに繋がったんだと思います。
ースパイクやサーブで意識したこと
スパイクとか攻撃面はレフトの方にエースの方に2枚ブロックって言ってたんで、1枚ブロックになったりノーブロックになったときにしっかり決め切るってことをしないといけないっていうのは思ってたんで、強気で攻めることができました。
ー春季リーグ全体を通しての感想
初レギュラーで、不安なこととか、足引っ張ることも多かったと思うんですけど、それ以上に、先輩方がその声かけてくださったり、プレーで引っ張ってくださったおかげで、自分も思い切って最後までやりきることができたので、楽しく終わることできました。
ー次の試合の意気込み
今回のリーグ以上にまた技術面でもメンタル面でもレベルアップしてチームに貢献できるように頑張ります。
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【記事 撮影 取材 野々口菜月 取材 出口莉帆】

【女子バレーボール部】2日間のホームゲーム 最終試合へ勢い繋ぐ

2023年度 関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ
第9日(2023.5.13) VS園田学園女子大学
第10日(2023.5.14) VS関西福祉大学



ホームでの開催となった2日間。多くの人が応援に駆けつけた。初日は相手のペースで進み悔しいゲームとなった。2日目は前日の雰囲気と打って変わり京産大らしいプレーが見られた。今季初のストレートで勝利を収めた。21日の最終日に向けて良いスタートを切った。
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第9日
【試合結果】
京産大園女大
セットカウント 0ー3
第1セット 21ー25
第2セット 22ー25
第3セット 18ー25

【スターティングメンバー】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
ゲームは苦しい展開が続いた。終始相手のペースで進み京産大の流れを持ち込むことができなかった。第1セットから激しい点の取り合いとなりどちらがとってもおかしくない展開だった。しかし残り3点のところで4連続得点を許し嫌な流れでこのセットを落とした。切り替えてペースを掴みたいところだったが第2セットも常に追いかける形となってしまった。相手の高い位置からの攻撃やブロックに食らい付くが惜しくも負けてしまった。後がない第3セット。始まる前のチームの雰囲気は良いものだった。円陣で声を出しチーム一丸となって挑んだ。1点目を取ると連続で点数を取るといい流れでゲームを進めていった。しかし後半6連続失点から立ち直れず7点差で負けてしまった。
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【コメント】
高澤選手
ー今日の振り返り
練習してきた相手の対策に対して全てはまらなかったこと。相手よりも自分たちのミスが多くて簡単に相手に点を与えてしまったこと。相手の高いブロックに対してフォローの態勢や決め方をもっと工夫していかないといけなかったと思います。
ー自身のコンディション
自分的にはわりと攻撃も決まっていたしレシーブも途中少しダメだったけど、いつも以上には食らいついていたと思うんですけど、自分が良くてもチームが負けてしまったのでもっと決めきれたのかなと思います。
ー相手の高いブロックにどういった工夫の攻撃で
私自身ブロックを利用した攻撃が得意なので、ブロックの外を狙って打つとか、高さは気にせずブロックを利用することを意識しました。
ーチームの雰囲気
今までリーグをたくさん戦ってきたけど1番良くなかったです。苦しかった時にいつもなら楽しく元気にバレーできているところを下がっていってしまって上手く雰囲気を作れなかったと思います。
ー明日の試合の意気込み
せっかくホーム戦でたくさんの人が応援に来てくださっているのでもっと楽しいバレーでもっともっと応援してもらえるように、京産の持ち味である明るさを活かして頑張ります。
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不破選手
ー振り返り
トスが上がってきたときに決めきれないことが多くてブロックが高いチームに対して、普通に打つだけで、ブロックを利用したりあいているところに打つことができず、エースやセンターが打つときもフォローに入れなかった。そのフォローミスで流れが悪くなった。
ー流れを変えようと意識したこと
繋ぎ負けをしないように相手のスパイカーに対しての守備や、味方へのフォローの入り方などチーム内でのカバーを意識した。
ー今日の調子
何本かは決めることができたがエース頼りになって、ブロックが1枚になってても決めきれない場面があり、レフトが打ちやすいようにライトからももっと決めなきゃいけない。
ー明日の意気込み
京産の持ち味である元気のあるバレーを、たくさんの応援してくれる方たちの応援を力にして勝ちにいきます。
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第10日
【試合結果】
京産大関福大
セットカウント 3ー0
第1セット 26ー24
第2セット 25ー21
第3セット 25ー19

【スターティングメンバー】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
昨日の嫌な流れを打ち切り応援の声に応えたい京産大。第1セットから1点目をとり良いスタートを切った。接戦となるも自分たちのペースを崩さず点を重ねていった。デュースになるも第1セットを先取した。続く第2セットでは終始京産大のペースでゲームが進んでいった。攻めたサーブで相手を崩し、得意のブロックを利用したスパイクで点数を積み重ねこのセットも取る。最終第3セット。この試合初めて相手に1点目を取られると苦しい展開になった。しかし後半から連続得点を決め一気に逆転。そのまま京産大のペースゲームは進み今大会初めてストレートで勝利した。この勢いのまま最終試合も勝利で収めるためにチームは躍進する。
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【コメント】
高澤選手
ー昨日は3–0で負けてしまって、今日に持ち込まないようにまた悪くなってしまうのだけは避けたいと思っていました。出だしから雰囲気良くできて、いつもの試合に比べて出だしも良くて雰囲気も良くて自分達のプレーもできてたなって思います。
ー試合前に話したこと
昨日に続いてホームゲームで沢山応援に来てもらっているので昨日負けたからといって下に落ちてしまうとせっかく見に来て下さってる方に良いゲームを見せれないので、昨日は昨日今日は今日っていう風に声かけあってやりました。
ー接戦の中意識してプレーしたこと
自分らの得意なプレーがブロックを利用したプレーっていうところでみんなブロックにつけられたりとかでちょっと苦しいなってところはあったんですけど思い切ってブロック来ても開いてるとこ狙って打ち込むとか利用して点取るとかは意識してやりました。
ー自身の調子
最初はちょっとぐずっちゃったんですけど、冷静に見て開いてるとこについてプレーできたのは良かったと思います
ーどのように春季リーグ終わりたいか
昨年が5位で終わったので一個でも順位を上げれるように最終試合もストレートで勝って上の順位目指して頑張ります。
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大賀選手
ー今日の振り返り
今日はチームに波がなくてずっと、ミスしても切り替えて次は点を取れていたのでずっと良い状況でバレーができていたことがよかったと思います。
ー自身がリベロとして意識していること
リベロだからレシーブしかないし、レシーブするのは絶対なんですけど、チームの状況が1番見える後ろからどんなフォーメーションするかとか相手のレシーブ隊形をみたりして声かけをすることを意識しています。
ーチームを積極的に盛り上げている場面が目立ったが
盛り上がることでもらえる点数とか雰囲気が良くなってみんなのモチベーションが上がることで点が取れたりする、それだけでも1点になると思っているから、やっぱりそういう声かけ。自分は(リベロだから)点が取れないのでその分周りの子に決めてもらえる声かけをするように頑張っています。
ー難しい球も諦めず取りにいく理由
自分でいける!と思った球は絶対に落としたくないから。
自分が頑張ることで上げられるボールや落としたくないと思ったボールは絶対に上げよう!と思って頑張って足を動かしてます。
ー3ゲーム目序盤相手の流れになっていた場面で流れが変わった瞬間は
そうですね。連続得点が取れたところかなと思います。やっぱり相手がリードしている状況で私達が1点ずつしか取れなかったらずっと負けている状況が続いたので、そこを何点も連続で取れたことがよかったと思います。
ー春季リーグ1戦を残しての意気込み
リーグの最後の試合だし、最後は勝って終わりたいと思っているので頑張ります。
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【取材・撮影 野々口菜月 荒脇知歩】
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