京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

男子ラクロス部

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【男子ラクロス部】見どころ満載の最終決戦!会場沸かせたプレーとは...

【男子ラクロス部】
渡辺パイプpresents 第34回関西学生ラクロスリーグ1部2部入れ替え戦 
vs大阪経済大学 @鶴見緑地スタジアム 11月3日(日)

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【試合結果】
京産大 1-5 大経大  lose...
1Q 0-1
2Q 0-2
3Q 1-3
4Q 1-5
【得点者】
3Q 柴崎想楽(営4)

【試合内容】
待ちわびた1部リーグ昇格が目の前に迫る入れ替え戦の舞台。立ちはだかるは過去に入れ替え戦で敗れた因縁の相手、大阪経済大学。
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試合開始のフェイスオフに勝利し、京産大のオフェンスからスタート。ショット本数を着実に重ねていく。その後ディフェンスが続き相手に先制点を許す。その後も積極的にショットを打つ京産大。両者ジャッカルを仕掛けた後、大経大がタイムアウトを申請。するとDFリーダーの岸田崇(国4)からDFメンバーへ「ゆっくりやろう」という声がかかる。
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ディフェンスからスタートした2Qは両チームへフラッグが飛び交うクォーターとなった。残り時間9分で相手に追加点を許し2点差を追いかける苦しい展開が続く中、タイムアウトを申請。タイムアウトが明けると川西虹輝(営4)、小田泰輝(現4)をはじめとしたオフェンス陣が立て続けにショットを放つ。惜しくも得点には繋がらなかったものの、攻めの姿勢をみせた。
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3Qは序盤に3点目を決められ0-3となるも、柴崎の得点により下がりつつあった士気が復活。DF山田悠心(法4)のライドでオフェンスへ移ると京産大のオフェンス時間となる。残り時間1分半で開主悠大(外3)がショット。惜しくもゴーリーセーブとなる。
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3Qから継続して始まった4Qは9秒のマンダウンでスタート。前半はオフェンスが続くが、その後ディフェンスへ移ると相手がショットを打つも枠外。その後京産大のタイムアウトが明けるとオフェンスとディフェンスを行き来する。その間に2得点され、1-5。相手ゴーリーが長距離パスを出したが、山田がハーフ付近でキャッチ。更に鈴木啓介(営4)がゴーリーながらショットを試みる。惜しくもセーブされるも会場を沸かせた。
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最後は相手フラッグにより相手が2人少ない状態の2マンダウンで試合が終了。
目標とした1部昇格は叶わなかったものの、応援に駆け付けた人々を大いに盛り上げた京産大。4年次生は引退となり山本龍央新主将の下、新体制チームが始動する。

【インタビュー】
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川西虹輝主将
―今日の試合を振り返って
7年ぶりの1部昇格がかかった入れ替え戦ということで、勝ちたいという思いは非常にあって、準備もしてきましたが相手が格上だったなというのが素直な感想です。でもやりきれたというところも多々あるので悔いはないです。
―この4年間を振り返って思うことは
僕が入学した年に3部リーグに降格して、翌年入れ替え戦に出て今日と同じ大経にサドンデスまで行って負けてしまい、3部残留。昨年は3部首位で自動昇格という形で2部に上がってきたので、新顔としてこの2部リーグで戦ってきました。光栄なことに2位という好成績を収めることができてチームとしての手ごたえを感じていました。そんな中での入れ替え戦で、本当に勝ちたいという思いは相手以上に持っていました。でもスポーツなので勝ち負けはついてしまうし、相手も負けたくない気持ちは強かったと思います。
また、今日の観客席を見ていただいたらわかると思うんですけど、OB・OGの方たちや部員の家族など、応援に駆けつけてくれた関係者の方々は京産が圧勝していたと思います。3部リーグに落ちてしまったとき、チーム理念を作成してこういったチーム作りに力を入れ、大切にしてきたので、そういった部分が今日成果として表れていたことに嬉しさを感じました。
―チームを託す後輩へメッセージ
勝ち負けで言えば、絶対に来年度1部リーグに昇格してほしいですが、ミーティングでも言ったように関係者を最も大事にしてほしいということを伝えたいです。
3部に落ちてしまったとき、どんなチームでありたいかと考えたときに“みんなから応援されるチームでありたい”という意見が多かったです。そこでSNSでの情報発信や関係者との繋がりを持つきっかけを増やしてきました。そういった成果として今日、多くの人が応援してくれました。これからもそれらを大切にしてもらいたいですし、京産大男子ラクロス部の魅力であり、よさであってほしいと思います。
―応援してくれる関係者へメッセージ
本日は夜遅くまで応援してくれたこと、本当に感謝します。まず、結果として勝利して終われなかったことを申し訳なく思います。ただ、チームを率いる主将として関係者の皆様を大切にすること、道具の取り扱いや挨拶などの当たり前のことを当たり前にやるということが最後までできたのはよかったところだと思います。強さも含めそういった部分にも引き続き注目していただければと思います。今後ともよろしくお願いします。
―同期について
4回生は本当に個性が強くて、人それぞれいいところも悪いところもあります。メンバーと対話を通してチーム内での発信としてプラスの声掛けをしていこうとコミュニケーションを取りました。同期たちはやろう!となったらとことんやってくれるメンバーばかりなので多少の苦戦はしましたが、最後まで僕についてきてくれて感謝しています。
―4年間のラクロス人生を一言で表すなら
“感謝”です。まずはラクロスを通じて出会えた人たち、ヘッドコーチやコーチ、アスレチック(体育会本部編集局)の方や多くの関係者、僕も知らなかったたくさんの人との出会いがありました。そこで新たな考え方など多くのことを学んだので感謝したい思いがあります。それからラクロスをできる環境にも感謝しています。当たり前のように二軒茶屋で練習して試合に出て、今日はこの入れ替え戦の舞台を迎えることができました。こういった環境を作ってサポートしてくれる学校やラクロスの運営のおかげで今があると思います。様々なことを通して自分の成長やチームの成長があったので、感謝しています。ありがとうございました。

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山本龍央選手
―今日の試合を振り返って
絶対に勝たないといけない試合だったんですけど、4回生中心のチームでリーグ戦2回目のスタメン出場でした。ここで思うような結果を出せなかったというのが自分の責任を感じてしまって悔しいです。
―今日で4年次生が引退となるが
寂しい反面、今日の試合がやってやるぞっていう気持ちの変化に繋がったので、4回生にはまだまだ練習に参加してもらって、吸収できる部分は吸収して新しいチームを作っていけたらなと思います。
―新たにどのようなチームを形成していきたいか
僕が知っている主将たちから川西さんまで繋いできたいい伝統を引き継ぎつつ、新しい何か革新的なものも導入して、おもしろく強いチームで、プラス当たり前に周りから愛されるチームを作りたいです。
―応援に来てくれた方々へメッセージ
来年も必ず入れ替え戦まで上がるので、応援よろしくお願いします!
―4年次生へメッセージ
3年間一緒にラクロスをやってきて怒られたこともいっぱいありましたが、恩のほうが断然多いので、来年度の1部昇格という形で恩返しできたらなと思います。これからも応援よろしくお願いします。


【取材・撮影:荒脇 知歩】

【男子ラクロス部】どんでん返しでリーグ2位!1部昇格まであと1勝!

【男子ラクロス部】
渡辺パイプpresents 第34回関西学生ラクロスリーグ戦 vs関西大学 
@甲南大学六甲アイランド総合体育施設
10月13日(日)

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【試合結果】
京産大 8-4 関大  win!!!
1Q 1-1
2Q 3-2
3Q 4-2
4Q 8-4
【得点者】
1Q 川西虹輝(営4)
2Q 川西虹輝
   小寺洋平(外3)
3Q 小田泰輝(現4)
4Q 開主悠大(外3)
   柴崎想楽(営4)
   陶山貫汰(営4)
   山本龍央(済3)

【試合内容】
ついに迎えたリーグ最終戦。1部リーグ昇格を目指す京産大だったが、開幕からの2連敗で負けられない戦いが続いていた。連敗から一転して3連勝中の彼らは勝てば2位以上で入れ替え戦が確定する大一番、関大戦に臨んだ。
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先制点を奪ったのは京産大。試合開始のFO青木大知(営4)が勝利し、主将川西が得点。その後立て続けのマンダウンに見舞われるも流れを渡すことなく切り抜ける。1Q終了間際に得点を許し同点になると、2Qで相手のロングに得点され1-2と逆転される。しかし1点目に続いて川西が2得点目を決め、再度並ぶと小寺洋平が残り10秒を切ったところで得点し前半が終了。
後半では、鈴木啓介(営4)に代わって出場した田中海渡(現3)のセーブが光る。ディフェンスのピンチに見舞われるも、相手の厳しいショットをセーブ。更に3Qでは小田泰輝が得点し4-2と点差を広げる。
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4Qでも京産大の勢いは止まらない。開始直後に開主悠大が得点し5-2。何度目かのタイムアウトが明けると相手がジャッカルを仕掛ける。それを逆手にとりゴーリー不在の隙をついて柴崎想楽が得点。その直後に陶山貫汰が得点し7-4。その後相手からクロスチェックが要求されたが、継続中であったエキストラに加え相手がもう一人少なくなるという京産大有利の状況が展開される。そのチャンスに山本龍央が得点し8-4。ここで2回生FOerの武久昌睦(現2)が登場。フェイスオフに勝利し、最後は惜しくもゴーリーセーブとなったものの陶山のショットで試合終了。
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最終戦にも勝利した京産大は4勝2敗でリーグを終え、2部2位以上の好成績で入れ替え戦を確定させた。7年ぶりの1部昇格まで残り1勝。復活のときが目前に迫る。

【インタビュー】
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川西虹輝選手
―今日の試合を振り返って
今日は負けたら4回生は引退の可能性もあったので、絶対に負けられない試合でした。前回のリーグ戦から2週間くらい今日の試合に賭けて練習やアップを雰囲気よくやってきて、出だしあやしいところもあったんですけど、なんとか勝ち切れてよかったと思います。
―8月からやってきたリーグ戦が終わったが
そうですね。2連敗してしまったときは目標にしている1部リーグ昇格をかけた入れ替え戦に出られないんじゃないかという思いが正直あったんですが、2戦目終えたあと4回生でミーティングを開きました。僕たち4回生が背中をみせないといけないんじゃないかという話になって、アップや整備、ボール探しやダウンといったプレー以外の細かいところにこだわってやってきました。今日も道具を並べたり、声を出したりがしっかりできていました。こういったところからチームの一体感もより強化できて、絶対にもう負けられないという気持ちから粘りをみせられたと思います。
―今日先制点を決めたが
実は先制点の場面で相手がゾーンディフェンスっていう僕らが想定していたものと違うディフェンスを展開していたので、内心焦りがありました。でも自分の得意とする右ミドルを決められて、チームとしても流れに乗れたのでよかったなと思います。
―入れ替え戦進出が確定したが
僕が1回生のときは2部リーグに所属していて、入れ替え戦で負けて3部降格。2回生のときは3部で1位になったんですけど、次回の入れ替え戦でも当たる予定の大阪経済大学に負けてしまい、3部残留。昨年、3回生のときは入れ替え戦がなくて自動昇格という形で2部に上がってきました。なのでまだ入れ替え戦で勝ったことがないんですけど、特別な試合だからこそ、挨拶をしっかりしたり、道具並べたりといった基本のところをしっかりやっていきたいと思います。
―接戦の試合展開から最終8得点で勝利
本当に粘り強い試合ができたと思います。半ば逆転されるシーンがあって内心焦りはありました。やっぱり直接的に勝利に繋がるわけじゃないけど、プレーに関係ない細かな部分までこだわれるチームは本当に最後まで粘り強いし、隙がないと思うのでそれが今日の結果に形として出てすごくよかったと思います。入れ替え戦に向けてもそういう細かな部分を見失わずにやっていきたいです。
―最近の試合は1人が何得点もするのではなく多くの選手が得点している印象を受けるが
僕らのチームは特別すごい選手がいるのではなく、みんなの力を合わせたチームです。個人技ではなくて、みんなで協力して勝利するところが強みだと思っているので、練習中から一人一人役割を与えて、どうやったら活躍できるのか、それをどうやったら活かせるのかともにコミュニケーションを取りながらやっています。そういったところから、メンバーの強みを活かせていて、この結果に結びついているのではないかと思います。
―最近の試合では相手の得点を大きく抑えているが
本当にディフェンスをみていると心強いなと思います。やっぱり1部リーグに昇格しようと思うと、1部に対応したフィジカルやチェックの強さが必要になってきます。その力がないと2部で勝てても、入れ替え戦で負けてしまうっていうのはここ数年でみんな十分理解しているので、常に1部のレベルっていうのを想定して、それに負けないチェック、プッシュ、ゴーリーセーブを日頃から練習しています。
―次回目標の入れ替え戦に臨むが
勝てば7年ぶりの1部リーグ昇格というところで、本当にここまで長かったなという思いが強いです。過去の京産大は関西優勝経験があり、ファイナル3など関西のトップを走っていたチームだったので、OB・OGの方々にやっと強い京産をみせられると思ってワクワクしています。先ほども言ったように、挨拶をしっかりしたり道具を並べたりするプレー以外の細かなところまでこだわれるチームになったというのを、次回の入れ替え戦でみてもらいたいと思います!

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山田悠心選手
―今日の試合を振り返って
今日は入りと、最後までしっかりやりきるっていうのを課題にしていたんですけど、まず入りで先制点を決められたっていうのが大きかったです。途中、1点ビハインドの苦しい展開があったんですけど、逆転して最後勝ち切れたっていうのが成長できたかなと思います。
―今日一番のシーンは
ディフェンスでいうと、エキストラで相手のキーマン(キャプテン)、からショット打たれたんですけど、しっかりゴーリーセーブしてオフェンスに繋げられた場面ですね。
―今日のゴーリーセーブについて
相手のキャプテンにすごくショットの脅威があったんですけど、今日はゴーリーがそこをしっかりセーブしてくれたので勝ちに繋がったんじゃないかと思います。
―2連敗から始まったリーグだったが
開幕から2連敗して、やっぱり焦る気持ちが大きかったです。次はもう負けられないっていう状態が続いたんですけど、残りの試合全部勝ち切ることができて、入れ替え戦進出を決められてよかったです。そこはみんなが日頃の練習の成果を出せたからだと思います。
―プレーで意識していることは
1試合目と2試合目は相手オフェンス有利の形で試合が進んで、好き放題やられてしまったところがありました。ロング陣でしっかり抑えていこう、相手の手元を制限するディフェンスを意識していこうっていうのを徹底して、相手の嫌がるプレーができたんじゃないかなと思います。
―フルフィールドをよく展開している印象を受けるが
そうですね。フルフィールドオフェンスはもう2年前からやっています。ロングでアシストしたり得点したりっていうのをしっかり意識して、日頃から練習しています。今日はフルフィールドでの得点はなかったんですけど、上がる意識っていうのはしっかり持って試合に臨んでいたので、入れ替え戦では決められるんじゃないかと思います。
―昨年1部リーグ所属の関大に大一番の最終戦で勝利したが
自分たちは3部から上がってきて、初めて2部でプレーする状態だったんですけど、相手は1部も経験しているっていう意味では経験値の差を感じます。そんなチームに勝てたっていうのは本当に嬉しく思います。
―リーグ全6試合を振り返っての名場面は
自分のプレーでいうと、甲南戦でずっと練習してきたフルフィールドで自分がアシストした場面です。アシストにはなっていしまったんですけど、何度も練習してきたプレーが1つフルフィールドで実践できたっていうのが自分の中での名シーンかなと思います。
―次回入れ替えへ向けて
初めての1部入れ替え戦で、苦しい戦いにはなると思うんですけど、いつも通りのプレーで最後までやり切って、絶対に1部昇格したいと思います!

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都合田晴介選手
―今日の試合を振り返って
今日は入りから雰囲気はよかったです。序盤シーソーゲームだったんですけど、いつもならズルズルと点取って取られてってなるところを小田くんが3点目を決めてくれて、そこから4-2と突き放せました。その後、ディフェンスの失点から1点差まで迫られてしまって、流れを持っていかれそうなところを耐えて、相手がクロスチェックしてくれて、追加得点。今日はいつもなら流れを持っていかれそうな場面をチーム一丸となって協力して耐えられたので、そういったところが今日の勝因かなと思います。
―マンダウン中のディフェンスシーンがあったが
そうですね。今日はマンダウンが多くて苦しい部分はあったんですけど、普段の練習から打たせていいところと悪いところをしっかりコミュニケーション取っているのであのエキストラも守り切れたのかなと思います。
―今日の守備陣のプレーについて
ゴーリーのそれ取れるんや、ありがとうみたいなゴーリーセーブはスカウティングで何番が打ってくるっていう話からできたのかなと思います。ディフェンスで守れたところは、キーマンを決めて気持ち良く打たせないっていうのを意識していたので、今日は声を繋いでスカウティング通りにできたと思います。
―早い試合展開の中でどのようにコミュニケーションを取っているのか
初めは岸田くん(岸田崇=国4)から誰につくとか、マークマン声出してくれてそこから繋げてどんどん声を出していってっていう形を取っています。今日はそこができたかなっていうのと、ゴーリーの存在っていうのが結構大きかったなと思います。
―桃山学院戦での得点シーンについて
フルフィールドでブレイクするっていうところでボールをもらって、2Qの残り時間が少なかったのもあって、最後決めようと思ってああいう形の得点になりました。
―応援の声はどうか
みんないつも応援してくれてとても力になっています。1回生2回生としっかりコミュニケーションを取って応援されるような存在を目指していますし、みんなの応援の声もしっかり届いています。
―崖っぷちからスタートしたリーグ戦だったが
2連敗してから何が悪かったのかっていうのを4回生中心に話し合って、練習から雰囲気変えていこうってやってきたので、こういった取り組みが結果に繋がって嬉しいです。
―関大に勝利して入れ替え戦進出を決めたが
やっぱり自分たちは初めての2部の舞台で、相手は1部から下がってきたチームなので経験豊富ではあると思うんですけど、そこは気負わずにやっていました。チャレンジ精神で挑んだので、練習でやってきたことをやるだけっていうのを意識しました。
―リーグ戦での名場面は
難しいんですけど、今日の3Q、小田くんが4点目決めたシーンですかね。彼は2Qまで全然だったんですけど、あの得点で4-2と点差をつけられたので本当によかったですね。あの1点っていうのは小田くんにとってもチームにとっても大きかったと思います。
―今日のMVPは
今日は全員よかったので一人選ぶのが難しいんですけど、やっぱりポゼッションも大事だったのでFOerのなかず(青木大知)ですね。
―自身もFOerやウィングをされているが
そうですね、試合前とかは相手FOerの弱点などを分析してグラボ勝負を意識しているので、今日も何個かグラボ取れてよかったです。フェイスオフも準備はしていたんですけど、今日は出番がなかったです。自分がFOerとして出るときもウィングとの連携が重要になってくるので常に意識はしています。
―入れ替え戦へ向けての意気込み
何年振りかの入れ替え戦っていうところで、自分たち本当に入れ替え戦弱いので、気持ち的にも練習からしっかり上げていって次回もチャレンジャーとして挑みたいと思います。相手も大経大なので、入れ替え戦に弱いっていうイメージを払拭して、チャレンジ精神を持って勝ちたいと思います!


【取材・撮影 荒脇知歩】

【男子ラクロス部】3連勝でスコア勝ち越しの3勝2敗‼最終戦が命運を分ける

男子ラクロス部】
渡辺パイプpresents 第34回関西学生ラクロスリーグ戦 vs甲南大 
@鶴見緑地第2球戯場
9月22日(日)

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【試合結果】
京産大 7-5 甲南大  win!!!
1Q 1-1
2Q 4-1
3Q 7-2
4Q 7-5
【得点者】
1Q 陶山貫汰(営4)
2Q 陶山貫汰
山本龍央(済3)
  川西虹輝(営4)
3Q 山本龍央
   川西虹輝
   小寺洋平(外3)

【試合内容】
リーグ終盤を迎え、未だ崖っぷちの京産大。5戦目の相手は甲南大学。1部入れ替え戦のため負けられない一戦となった。
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雨が降りしきるなか始まった試合は甲南大に先制点を奪われてしまう。その後陶山貫汰が得点し、1-1と同点に追いつくと一気に京産大に流れがやってくる。
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2Q開始から間もなくして再度陶山が得点。どんどんショットを打ち積極的な攻めの姿勢をみせる京産大。山本龍央・川西虹輝も得点し4-1と相手を突き放す。オフェンスエリアで落としたボールを一瞬の隙に奪われ、相手に得点のチャンスを与えるも岸田崇(国4)の厳しいチェックで窮地を切り抜ける。
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続く3Qでもテンポよく得点を重ね、一時7-1まで点差を広げる。しかし一転して4Qでは失速。このクォーターは得点ならず、ミスが重なり2点差まで迫られる。なんとか逃げ切った京産大。7-5で試合終了。見事勝利をつかんだ。
これで3勝2敗と勝ち越した京産大は10月13日にリーグ最終戦関大との試合を行う。この一戦が彼らの命運を分ける。

【インタビュー】
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小田泰輝選手
-今日の試合を振り返って
先制されてしまったんですけど、課題だったビハインドもチームで乗り越えて立て直せたのが良かったです。中盤、しっかりと自分たちの流れを持ってこられたのが大きかったし勝利に繋がったのかなと思います。
-4Qで失速してしまったが
本当に3Qまでは自分たちのいい流れがあったのですが、4Qでは自分たちのミスから相手に得点を許してしまったので次戦に向けてしっかり修正していかないといけない部分です。
-ディフェンス陣の鋭いチェックが目立っていたが
最後ショットを打たれるまでの粘りがとてもよかったと思います。危ないシーン何度かあったんですけど、これで防げたところも多かったので助かりました。
-常に意識していることは
そうですね。常にゴールへ向かうことと、オンボーラーなので外の意識を持つようにしていることですね。あとはオフェンスで声の繋ぎを意識していて、試合展開のなかでチャンスがあればボールに向かうようにしています。
-悪天候での試合となったが影響は
雨での芝で、経験は薄いんですけどみんなアップのときからしっかり調整していたので、滑りやすさはあったもののほとんど問題なく試合に入れたと思います。
-5試合終えて3勝2敗という結果を受けて
最初2連敗からのスタートで本当に崖っぷちだったんですけど、1からチームを見つめ直して今チームの雰囲気から4回生中心で取り組んでいるところです。段々と浸透してきていい流れでここ3戦来ているのでこの調子で残りもやっていきたいです。
-大量得点の秘訣は
オフェンスとしては4点、5点の壁があるので、入りの1Q2Qでどんどんショット本数を増やしていこうっていうのは練習からずっとやっています。これを続けていけば、4点、5点の壁を突破して大量得点に繋がると思っています。
-次戦の相手関西大学について
関大は昨年1部リーグでプレーしていた強いチームです。でも練習試合では自分たちの流れをつかんで勝っているので、本当に強い相手ですけど次も序盤で自分たちの流れを持ってこられるようにやっていきたいと思います。
-残りの試合への意気込み
リーグ戦は自分の活躍でチームの勝利に貢献することがあまりできていないので、先制点や試合の命運を決める1点を決めてチームを勝利に導きたいと思います!

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柴崎想楽選手
-今日の試合を振り返って
最初は僕らオフェンスのミスで上手いこといかなかったんですけど、エビ(陶山貫汰)が得点してくれたところから一気に流れがきて乗っていけたのは結構よかったかなと思います。後半で失速してしまったのは次の関大に向けても終盤の集中力が必要になってくるので意識してやっていきたいと思います。
-悪天候での試合となったが影響は
雨になるとパスが抜けたり、雨に濡れて重くなったりしていつも通りの動きはできなくなりますけどそれは相手も同じなので、ひるまず自分からガツガツいけたのはよかったと思います。
-ここ最近のショット本数について
そうですね。練習中もワンオフェンスにつきショット3本打つっていう具体的な数字を掲げてやっています。普段から練習でやってきた成果が最近の試合で出てきてショット本数が増えているので継続していきたいと思います。
-5試合終えて3勝2敗という結果を受けて
ギリ耐えているって感じですね。最初の2戦が上手いこといかなかったっているのはあるんですけど、ここ3戦追い上げてきて次も買ったら入れ替え戦っていう状況なので気を引き締めてやっていきたいです。
-相手DFについて
相手DFも結構上手かったんですけど、その分僕らもしっかりスカウティングして、相手の弱いところや苦手なプレーっていうのを頭に入れていたので、正直そこに怖さはなかったです。逆に相手を知っていたからこそいいオフェンスができたかなと思います。
-次戦の相手関西大学について
関大はオフェンスとディフェンス上手い選手が何人もいて、ロングも守備が堅いんですけど、同い年なのでビビらずしっかり点取っていきたいと思います。
-次戦に向けての意気込み
裏ワン仕掛けて3点まくって点を決めたいと思います!

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鈴木啓介選手
-今日の試合を振り返って
出だし1失点、相手キーマンに決められたんですけどそんなに焦りはなかったです。そこからもう1失点したんですけど、しっかり立て直して後輩に繋げられたのはよかったです。
スカウティングの感じだと上からショット打ってきてセーブできると思っていたんですけど、うちのディフェンスが頑張ってくれてショットすら打たせない守備だったので楽に守れました。
-悪天候での試合となったが影響は
ボールは見えていました。でもシャフトが滑って1回パスミスしてしまって、その後テーピングをしっかり巻き直して持ち直しました。
-練習での様子は
ディフェンスがしっかり取ってくれるので、僕はこぼれ球取ったりショットをしっかり止めてオフェンスに繋いだりするのが仕事なので、そういったところを練習で意識してやっています。
今日もブレイクの場面を何回か作れたので、練習の成果が出せたかなと思います。あとは、ハーフ上がってタイムアウトを取ってマイボールから始めるっていうのをリーグ通して5回くらいやっているので、それも練習の成果かなと思います。
-5試合終えて3勝2敗という結果を受けて
立命と追手門っていうライバルを倒せなかったんですけど、そこからの追い上げで3連勝っていうのは大きいし残り1戦、関大だけなので勝ちたいです。
-最近のコンディションは
練習から試合だと思ってやっているので、試合本番も普段と変わらないと思って緊張せずに自分のプレーができていると思います。最初の2戦はミスもあったんですけど、最近の失点の少なさはそういったところが関係しているのかなと思います。
-次戦の相手関西大学について
関大は4回生が多くて、オフェンスほとんどキーマンみたいな感じなんですけど、試合までの1か月しっかりスカウティングして試合に臨みたいです。
-現時点で入れ替え戦の可能性は
次の試合次第ですね。関大戦に勝ったらなんとか3位に食い込めるんじゃないかと思います。1部5位めっちゃ強いと思うんですけど頑張ります。
-今後の意気込み
入れ替え戦に進むためには関大に勝たないといけないので、関大のオフェンスは2部トップレベルに強いと思うんですけど、全部止めてしっかり味方のオフェンスに繋いで入れ替え戦に進みたいと思います!


【取材・撮影:荒脇知歩】

【男子ラクロス部】折り返しの4戦目17-0で完勝‼チームの垣根を越えたエール‼

【男子ラクロス部】
渡辺パイプpresents 第34回関西学生ラクロスリーグ戦 vs桃山学院大 
@洛西浄化センター
9月15日(日)

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【試合結果】
京産大 17-0 桃山学院大  win!!!
1Q 5-0
2Q 8-0
3Q 13-0
4Q 17-0
【得点者】
1Q 山本龍央(済3)
  川西虹輝(営4)
   小田泰輝(現4)
   中野景太(現4)
   都合田晴介(済4)
2Q 開主悠大(外3)
   小林将大(法4)
   川西虹輝
3Q 小寺洋平(外3)
   インホーム
   岸田崇(国4)
   中野景太
   小幡颯太郎(現3)
4Q 小幡颯太郎
   前田聡大(現2)
   小田泰輝
   岩井亮典(現4)

【試合内容】
リーグ戦を半分終え、1勝2敗の京産大が4戦目桃山学院大との一戦で完勝した。スコアは17-0と稀にみる大量得点でありながら無失点という好成績。
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試合は1Qから大きく動く。ハイペースで攻める京産大は試合開始から間もなくして山本龍央が得点。先制点を奪った。その後も4年次生による連続得点で5-0まで得点を伸ばす。
続く2Qでも勢いは止まらず、開主悠大・小林将大・川西虹輝が得点し3点を追加する。3Qは開始早々に小寺洋平が得点。その後神谷尚輝のショットを相手ゴーリーがセーブするもミスにより思いがけず京産大に1点が入る。この時点で10点を突破した。
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直後、京産大にフラッグが飛び、1分間のマンダウンになるも相手の隙をついてDF岸田崇が得点。3Q終了間際も得点を重ねる京産大。残り30秒で中野景太が得点。その後のフェイスオフで勝利した青木大知から前田聡大へパスされたボールを小幡颯太郎が受け取り、1点を追加。13-0で3Qが終了。
4Qでも快調に得点する京産大。このクォーターではDF陣のアシストが光る。山田悠心(法4)や阿部友哉(営4)を筆頭に積極的なクリアをみせオフェンス陣の得点をアシスト。ここでも4点を追加し17-0で快勝した。
リーグ戦を2試合残し2勝2敗となった京産大。1部リーグ昇格へ向けて突き進む。
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一方のフィールドの外では、部員たちが試合の応援をしていた。そこには人数が少なく苦しい展開が続く桃山学院大にエールを送るチームの垣根を越えたスポーツマンシップがあった。

【インタビュー】
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中野景太選手
-今日の試合を振り返って
絶対に負けられない状況だったんですけど、みんないいプレーができたと思います。
-自身の2得点について
2点とも同じパターンでの得点にはなったんですけど、しっかり練習してきたところでしたし、他のメンバーたちもみんな自分たちのパターンで得点できたと思います。
-17-0という結果を受けて
スコアはあまり意識していませんでした。しっかりと1点1点取っていくという感じで、みんなもその波に乗れたのかなと思います。
-前回に続く勝利となったが、チームのコンディションはどうか
あきらかに1戦目2戦目とはチームや練習の雰囲気もよくて、試合での士気も上がっているので後半戦も続けていきたいです。
-4戦を終えて2勝2敗だが
残り全勝しないといけないと思っているので、全部勝って入れ替え戦に進みたいと思います!
-今日のMVPは
MVPはフェイスオフのなかず(青木大知=営4)ですね。FOでラクロスは始まるので、FO取ってくれたなかずがMVPです。
-今後の意気込み
2か月くらいなんですけど、全力を注いで残りのリーグ戦でもしっかり点を取って頑張っていきたいと思います!

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岸田崇選手
-今日の試合を振り返って
リーグ戦3試合終えて負けられない戦いが続くなかで、今日の試合展開的に点を取っていかないといけなかったので、ディフェンスとしては無失点に抑えていこうというのは話していました。オフェンスにしっかり繋げば点を取ってくれるので、僕らはそれを信じて守るだけです。試合中も0に抑えていこうっていう声掛けはずっとしていたので、そういったところで今回のスコアに繋がったんじゃないかなと思います。
-実際に相手を0点に抑えたが
自分たちディフェンスのできることは、ファールやディフェンス時間を少なくしてできるだけオフェンスの時間を取って得点に繋げていくプレーをすることです。そしてフルフィールドというところに力を入れているんですが、今日はそれを意識してやっていくことができたかなと思います。
-DFというポジションながら得点したが
今季始動のときからずっと、フルフィールドオフェンスっていうのを目標にしてきて、今日はそれで2点3点と決まったので非常に嬉しく思います。残り2試合でも継続していきたいです。
-17-0という結果を受けて
僕たちは相手関係なく、自分たちのやるべきことをやっていこうと試合前から言われていたのでそれを達成できた結果かなと思います。得失点が大事だというのはもちろんなんですが、それ以上に自分たちが積み上げてきたオフェンスやディフェンスでやりたいことをやっていこうという気持ちでした。自分たちのやりたいことをやっていけば必然と得点に繋がるだろうと思ってプレーしていました。
-今日のMVPは
やっぱり2回生のピンガ(前田聡大=現2)です。普段の練習から練習にも真摯に取り組んでやってくれているので、そういうのが最後の得点に繋がったのかなと思います。これからも頑張って欲しいなと思います。
-4試合終えて2勝2敗だが
負けられない状況が続くっていうのは変わりないので、日頃の練習から心掛けてまずは残り2戦しっかりと勝って入れ替え戦に進みたいと思います。最終的には1部の相手にも勝たないといけないっていうのはみんなわかっていると思うので、そこを見据えて日頃から練習に励みたいと思います。
-今後の意気込み
ディフェンスとしては、シーズン当初から言っているフルフィールドっていうところに力を入れながら、開幕から2戦の失点が多かったのでそこをしっかり修正して最少失点で残り2戦を戦っていけたらなと思います!

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青木大知選手
-今日の試合を振り返って
ここまでのリーグ戦をみてきて、相手の分析をしてはいたんですけど、やっぱり理想は100%取り切ることですし、そこに行くまでにもうちょっとやれることはあったかなと思います。
-相手FOerはロングだったが
ロングとショートではやってくることが違うので、そこを意識しつつ、僕も普段からロングフェイス対策で練習をしているのでいつもと違うからといって苦になることはなかったです。
-2年の武久昌睦選手も出ていたが
あいつはいい感じに伸びているので心配はしていません。あとはもう少し自分の実力を伸ばすのと視野を広く持つことができれば化けられる選手だと思うので、成長に繋げてもらえればなと思います。
-17-0という結果を受けて
一見17-0ってとんでもないスコアにみえるんですけど、1時間集中しきってやればもっと伸びたんじゃないかと思います。1Qで来たいい流れのまま2Q3Qで上がりきりたかったなっていうのと、2Qの1本目のフェイスが相手ポジションだったので、そこからちょっと流れが弱まってしまったところがあります。そこはフェイスオフユニットとしては制すべきポイントでしたし、自分と5本(武久昌睦=現2)の使い分けも考えながらやっていかないとなと思います。
-ウィングの小幡選手との連携プレーで1点追加した場面について
小幡はずっとウィング入ってくれていますし、信頼のおけるウィングメンバーのひとりです。フェイスオフのポジションも取りやすいですし、こっちの強みが出たのかなと思います。
-DFのクリアや得点も多くみられたが
行くってなったら全員が得点できるチームなので、オフェンスディフェンスに関係なく自分がゴールに向かうっていう意識を持ってやっています。それはチームの雰囲気かなと思いますね。
-4試合終えて2勝2敗の状況について
2連敗して崖っぷちの状態から1段階2段階ギア上げてきているんですけど、崖っぷちなのには変わりないし目の前の相手に勝つっていうことしか考える余裕はないので、1戦1戦やれることをしっかりやっていきたいと思います。
-自身のコンディションは
開幕試合だった立命戦を終えてから自分のフェイスオフを見失ってしまった時期があって、追手門戦では思うようなプレーができず悔しい結果になってしまいました。でも前向きに進むしかないので、やれることをしっかりやっていたら大阪公立大との試合くらいから徐々にですけど、感覚が戻ってきたのでだいぶいいところまで仕上がってきたんじゃないかなと思っています。
-今日のMVPは
直接的なスコアとは離れてしまうんですが、聖也(山本聖也=営3)がずっと声出して雰囲気を盛り上げてくれていたのでチームのギアを上げる役割を担ってくれた彼が今日のMVPだと思います。
-昨年のリーグ戦ではベストFOerに選ばれていたが
その賞に固執するわけじゃないんですけど、もし選ばれれば日頃から応援してくれている人たちへの感謝を示せるひとつの形になりますし、昨年取っている分今年もいただけるように努力したいと思います。
-今後の意気込み
崖っぷちなのは変わりないので、甲南と関大どちらもしっかり点を取って、守るべきところはしっかり守って勝ちたいと思います!
僕自身もしっかりポゼッションして後に繋げたいと思います。それがFOerとして最初で最大の仕事なので、まずはそこを一番に意識して頑張ります!


【取材・撮影:荒脇知歩】

【男子ラクロス部】リーグ戦初勝利!!7-1で大公大を下す

渡辺パイプpresents 第34回関西学生ラクロスリーグ戦
VS 大阪公立大学
@鶴見緑地スタジアム(2024年8月30日)
ブログ 見出し ラクロス


【試合結果】
京産大 7 ー 1 大公大 WIN ☆

【試合内容】
 リーグ戦が開幕し、ここまで2連敗の京産大。注目の3戦目の相手は、大阪公立大学だった。7年ぶりの1部昇格を目指すチームにとって落とすことのできない試合だ。果たして、試合はどちらに軍配が上がったのか。

21番さん
 

 第1Qでは、これまでの2戦とは異なり、両チームともに無得点の状態が続く。試合の主導権を握るためにも何とかして先制点が欲しい京産大。果敢にシュートを狙うも中々、得点に結びつかない。0-0で第1Qを終える。
 
30番さん

ゴーリー

 しかし、第2Qで試合が動く。京産大のAT・柴崎 想楽(営4)の放ったボールが相手ゴーリーのクロスを掻い潜り、シュート。リーグ戦を通じて初めて、京産大が、先制する試合展開となる。その後もMF・開主 悠大(外3)、同じくMF・小田 泰輝(現4)がシュートを決めるなど着実に得点を重ねていった、京産大。後半戦も相手に流れを渡さず、最終的には、7-1でリーグ戦初となる勝利を収めた。

【インタビュー】
ラクロス 主将
川西 虹輝 主将
○ここまでの2戦いずれも負けが続いているなか、試合前にチームではどんなことを話していた?
→「今日、負けてしまうと7年ぶりの一部昇格が途絶えてしまうという、崖っぷちの状態だったので、気持ちの面で負けないように挑戦者の気持ちでどんどん貪欲に攻めていくというところを先週の試合に負けてからこの1週間意識してきました。」

○京産大が先制する試合展開。これは作戦通りの試合運び?
→「ここ2試合を振り返ると、強気でオフェンスを攻められてない部分が多かったので、どんどんワンオーワンをかけていこうという話があって、そこから得点に結びつけることができました。流れを相手に渡さなかったことがこの試合で1番大きかったのかなと思います。」

○今日の試合から感じた課題と収穫
→「課題は、ゴール前の1対1を決め切ることができなかったところ。それをちゃんと決めていればあと4点くらい入れられていた場面もあったので、強いレベル、一部リーグに昇格するなら、その4点が大事になってきたりするので、その部分がまだまだ課題です。
収穫としては、リーグ戦での初勝利を取れたこと。残り3試合必ず全勝して、入れ替え戦に進みたいと思います。」

○次戦に向けて
→「ここから残り3試合、負けられないのは変わりないことなので、常に挑戦者の気持ちを忘れずにビビることなくどんどん相手に食らいついていきたいと思います。」

【取材・撮影:村上暁】
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